コーナーシェルフをおしゃれに 壁コーナーに使える木製収納のアイデア

部屋の隅にできるデッドスペースを有効活用できる「コーナーシェルフ」は、収納力をプラスしながら、おしゃれなインテリアとしても活躍するアイテムです。
しかし、そもそもコーナーシェルフを利用するメリットがあるのか、どんなコーナーシェルフがあるのか、そしてどのような製品を選べば良いか分からないという方も多いでしょう。

この記事では、コーナーシェルフを設置するメリットや具体的な種類、部屋別の活用アイデアなどについて、詳しく解説します。
また、記事の後半では、おしゃれなコーナーシェルフ製品も厳選してご紹介します。
おしゃれで実用的な収納を探している方は、ぜひ参考にしてください。

コーナーシェルフとは？

コーナーシェルフとは、部屋の角に設置する収納棚を意味します。
コーナーシェルフを設置すると、一般的な壁付けの棚や本棚とは異なり、デッドスペースになりがちな部屋の隅を有効活用できます。

出典：ベルメゾン 公式サイト https://www.bellemaison.jp/shop/commodity/0000/1106761

コーナーシェルフとひとくくりに言っても、その形状や設置方法はさまざまです。
たとえば、床に置くタイプや壁に取り付けるタイプ、立て掛けるタイプなどがあります。
また、シンプルなデザインのものから、アンティーク調や北欧風のおしゃれなデザインまで、インテリアのテイストに合わせて選べるのも大きな魅力でしょう。

コーナーシェルフを設置するメリット

部屋の角にコーナーシェルフを設置することには、多くのメリットがあります。
ここでは、代表的な4種類のメリットについて、詳細を確認していきましょう。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_491/

デッドスペースを有効活用できる

コーナーシェルフを設置する1つ目のメリットは、デッドスペースを有効活用できる点です。
部屋の隅は家具を置きにくく、デッドスペースになりがちですが、コーナーシェルフを設置すれば、無駄なスペースを有効活用できます。

たとえば、コーナーシェルフをリビングのコーナーに設置すれば、本や観葉植物をディスプレイするスペースとして活用できます。
特に、壁付けタイプや立て掛けタイプのコーナーシェルフなら、床を占有せずに収納を増やせるでしょう。

部屋が狭くても設置しやすい

コーナーシェルフを設置する2つ目のメリットは、部屋が狭くても設置しやすい点です。
一般的な収納家具は、設置するためにある程度のスペースが必要ですが、コーナーシェルフなら壁の角を活用するため、場所を取らずに収納を増やせます。

たとえば、ワンルームや賃貸の部屋でも、圧迫感を抑えながら収納力をアップできるため、限られた空間を有効に使いたい人におすすめです。

部屋の荷物を整理整頓しやすくなる

コーナーシェルフを設置する3つ目のメリットは、部屋の荷物を整理整頓しやすくなる点です。
コーナーシェルフを置くことで、部屋にある物の置き場所が明確になります。
そのため、小物類が散らかりがちなリビングや、調味料やキッチンツールが増えやすいキッチンでも、コーナーシェルフがあれば空間がすっきりするでしょう。

また、種類ごとに収納スペースを分けられるタイプであれば、必要なものをすぐに取り出せるメリットも得られます。

部屋をおしゃれに演出できる

コーナーシェルフを設置する4つ目のメリットは、部屋をおしゃれに演出できる点です。
コーナーシェルフは、置くことで収納アイテムとしてだけでなく、インテリアの一部としても存在感を発揮します。

特に、扉のないオープンシェルフのデザインなら、収納とディスプレイを兼ね備えたスタイリッシュな空間を作れます。
また、オープンタイプのコーナーシェルフは、観葉植物やアート作品を飾るディスプレイスペースとしても活用できます。

コーナーシェルフの種類

コーナーシェルフには、設置方法やデザインによってさまざまな種類があります。
ここでは、代表的な5種類のコーナーシェルフについて、特徴を確認していきましょう。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_753/

置き型タイプ

置き型タイプは、床に直接置いて使うコーナーシェルフです。
置き型タイプのコーナーシェルフは設置が簡単で、賃貸住宅でも気軽に導入できます。
また、底面にキャスターが付いて、移動ができる置き型タイプであれば、模様替えや掃除の際にも便利です。

壁付けタイプ

壁付けタイプは、壁に直接取り付けて設置するコーナーシェルフです。
壁付けタイプのコーナーシェルフは、床のスペースを取らずに収納力をアップできます。
本や小物を飾るディスプレイスペースとしても活躍し、ミニマルなインテリアにもマッチするでしょう。
ただし、壁付けタイプは耐荷重が低いことがあるので、重量物を収納する際は注意が必要です。

立て掛けタイプ

立て掛けタイプは、壁に寄せるだけで設置できる手軽さが魅力のコーナーシェルフです。
設置時に壁に穴を開ける必要がないため、賃貸でも安心して導入できます。
また、棚の上部と下部で重心位置が異なるので、重量物を載せても倒れる心配が低いです。
壁に立て掛かったデザインが、おしゃれな見た目と機能性を兼ね備えており、書斎やリビング、寝室など幅広い空間に馴染みます。

突っ張りタイプ

突っ張りタイプは、天井と床で固定するコーナーシェルフです。
突っ張ることで安定感が生まれ、地震などが発生した際にも倒れにくくなっています。
棚の高さを自由に調整できるモデルも多く、収納するアイテムに応じてカスタマイズできます。
ただし、突っ張り棒があることで、部屋のデザインに馴染まないこともあるので、インテリアとの相性には注意が必要です。

壁面収納タイプ

部屋のコーナーだけでなく、壁一面を収納スペースにする「壁面収納タイプ」のコーナーシェルフも人気です。
壁一面を活用することで、収納力が大幅にアップするため、リビングや書斎、寝室などで幅広く活用できます。

また、シンプルなデザインのものを選べば、インテリアに馴染みやすく、圧迫感を抑えつつ収納を増やせるのも魅力です。
たとえば、オープンシェルフを使ってディスプレイスペースを作ったり、扉付きの収納を組み合わせて生活感を抑えたりと、使い方次第でさまざまなアレンジができます。

【部屋別】コーナーシェルフをおしゃれに設置するアイデア

コーナーシェルフは、設置する部屋によって、色々な用途で役立てられます。
ここでは、部屋別にどのようにコーナーシェルフを役立てるか、アイデアを確認していきましょう。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_634/

リビングに設置するコーナーシェルフ

物が散らかりやすいリビングでは、コーナーシェルフが特に重宝します。
たとえば、木製のオープンシェルフを設置し、お気に入りの雑貨や観葉植物、本を飾れば、インテリアのアクセントになるでしょう。

また、立て掛けタイプのコーナーシェルフを設置すれば、インテリアの一部として、部屋のコーナーをおしゃれに活用できます。
収納だけでなく、空間演出の一部としてもコーナーシェルフを取り入れてみましょう。

キッチンに設置するコーナーシェルフ

キッチンは調理器具や調味料など収納するものが多いため、コーナーシェルフを活用すると機能的な空間にできます。
たとえば、壁付けタイプのシェルフを設置すれば、調味料やカトラリーをすっきり収納でき、より使いやすい動線が実現します。

また、狭いキッチンの場合は、移動可能なコーナーシェルフを設置すると、状況に応じて場所を変えられて便利です。

書斎に設置するコーナーシェルフ

書斎にコーナーシェルフを設置すると、本や文具をすっきり収納でき、作業スペースを広く確保できます。
たとえば、壁一面を活用した壁面収納タイプを取り入れれば、大量の本や書類を整理しやすくなります。

また、立て掛けタイプのシェルフは、壁に寄せるだけで設置できるため、手軽に収納を増やせて模様替えがしやすいのも魅力です。

L字型の収納で壁一面を収納にしてしまうアイデア

コーナーシェルフを設置する際は、L字型の収納で壁一面を収納にしてしまえば、コーナー部分を含めた壁一面を収納スペースとして活用できます。
たとえば、L字型の壁面本棚を設置すれば、リビングや書斎で大量の本や雑貨をスッキリ収納できます。

特に、シンプルなデザインのものを選べば、圧迫感を抑えつつ、部屋全体をすっきりとした印象にできるのが魅力です。
また、オープンシェルフを組み合わせたL字型収納なら、実用性とインテリア性を両立できます。
L字型の収納は、部屋の隅を最大限に活かせるだけでなく、収納スペースを増やしながらデザイン性も高められる便利なアイデアです。
書斎やリビングはもちろん、寝室や子ども部屋などにも応用できるので、空間を有効活用したい方におすすめです。

おすすめのコーナーシェルフ9選

ここでは、おすすめのコーナーシェルフ製品を厳選してご紹介します。
これからコーナーシェルフを購入予定の方は、ぜひ参考にしてください。

IKEA 北欧デザインの竹製コーナーシェルフ

こちらは、IKEAの竹製コーナーシェルフです。
シンプルなデザインなので、場所を問わずさまざまなシーンで活用できます。
天然の竹は耐摩耗性に優れ、耐水性も高いので、キッチンやバスルームなど水回りで特に重宝するでしょう。

出典：IKEA 公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/ragrund-corner-shelf-unit-bamboo-20253082/

ニトリ 薄型デザインのコーナーシェルフ

こちらは、ニトリのコンパクトなコーナーシェルフです。
木目調に仕上げた繊維板を使用しているため、ナチュラルな印象で、幅広いテイストのインテリアに馴染みます。
奥行22cmと非常に薄型なので、動線を妨げず、空間をおしゃれに彩ります。

出典：ニトリ 公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/5604022s/

和人 古材を使ったアンティーク・ビンテージデザインのコーナーシェルフ

こちらは、古材・古民具を使ってオリジナル家具を製作する「和人」のコーナーシェルフです。
建物の中で自然乾燥された古材を使うことで、アンティーク・ビンテージライクな味のある雰囲気に仕上がっています。
本物の古材ならではの高級感が味わえ、洋室にはもちろん、和室への設置もおすすめです。

出典：和人 楽天市場店 https://item.rakuten.co.jp/wajin/704/

無印良品 丈夫でしなやかな竹材を使用したコーナーシェルフ

こちらは、無印良品らしいミニマルデザインのコーナーラックです。
幅260×奥行260×高さ210mmという非常にコンパクトなサイズで、デッドスペースになりがちなコーナーを生かして、収納スペースを確保できます。
軽くて丈夫な竹材を使っているので、手軽に模様替えができ、持ち運びも簡単です。

出典：無印良品 公式サイト https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182995169

マルゲリータ オプション収納としても使えるスリム本棚

こちらは、マルゲリータのシンプルで丈夫なスリム本棚です。
既製品では珍しい約2.4mというトールサイズで、床から天井や梁下までを目一杯に有効活用できます。
狭い空間でも場所を取らないので、壁と壁の間にコーナーシェルフとして設置するのもおすすめです。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400.html

マルゲリータ 壁に立て掛ける移動可能な本棚

こちらは、マルゲリータの壁に立て掛ける本棚です。
高さ約1800mmのハイタイプで収納量が多く、持ち運びも可能なので幅広いニーズで活用できます。
荷物を載せるほどに荷重が真下にかかり、重心が壁側に来るため、見た目以上に高い安定性を備えています。
名称は本棚ですが、ディスプレーラックやナイトテーブルなど、アイデア次第でさまざまな用途で使える点も魅力です。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/cavalletto/bsl-01-h.html

マルゲリータ 観たいときにすぐ取り出せるシェルフ型DVDラック

こちらは、マルゲリータの立て掛け型DVDラックです。
素材には天然木集成材を使用し、オイル塗装を施しているので、どこかアンティークライクな印象を感じます。
約100枚のDVDを大容量に収納でき、アイデア次第でDVD以外にも色々な小物を収納可能なので、見せる収納として部屋をおしゃれに彩ります。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/ladder/m-dvd-02-s-ex.html

マルゲリータ 可動式のキャスター付き収納

こちらは、マルゲリータの可動式キャスター収納です。
底部にキャスターが付いていて、荷物を収納した状態でも移動可能なので、「何も置いていないコーナーだけど、何かを置くならたまに動かしたい」という場合にも重宝します。
こちらの組み合わせは一例で、構成ユニットを変えることで、ニーズに合わせてオーダーメイド感覚で作成できます。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/blc/blc-floor-set-02.html

マルゲリータ 収納物に合わせて選べるスリム収納

こちらは、収納したいものに合わせて選べる、マルゲリータのシンプルでスリムな収納棚です。
連続した棚板からなる究極にミニマルなデザインで、高さを段階的に選べるセミオーダータイプになっています。
CD、DVD、A4書類、A3書類の収納に合わせた棚サイズで展開され、部屋のコーナーに設置すれば、大量のメディアや書類をおしゃれに保管できます。

【CD収納棚】

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/piano/

【A4書類収納棚】

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/piano/

マルゲリータ L字型にも使える大容量の壁一面の本棚

こちらは、壁面一杯を有効活用できる、マルゲリータの壁面本棚です。
お部屋の形状に合わせてカット・オーダー加工が可能で、画像のようにL字に配置すれば、大容量のコーナーシェルフとしても活用できます。
他にも「梁の形状に合わせたい」「壁のエアコンや窓を避けたい」などの要望にも対応でき、オーダーメイド感覚でおしゃれな壁面収納を実現できるでしょう。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/customorder.html

まとめ

今回は、コーナーシェルフを設置するメリットや具体的な種類、活用アイデアなどについて、詳しく確認してきました。
コーナーシェルフは、部屋のデッドスペースを有効活用しながら、収納力とデザイン性を兼ね備えた便利な収納アイテムです。置き型・壁付け・立て掛け・突っ張りタイプなど、用途に応じた種類があり、リビング・キッチン・書斎などさまざまな空間で活躍します。
また、コーナーにL字型の収納や壁面収納を取り入れれば、大容量の収納スペースを確保して部屋をすっきり整理整頓できます。
今回ご紹介したことを参考に、機能性とインテリア性を両立させたおしゃれなコーナーシェルフを取り入れて、快適な空間を実現しましょう。

マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介した製品以外にも、色々なおしゃれインテリアを多数ラインナップしています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、おしゃれで実用的な家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。