在宅でのリモートワークが浸透してきている現在、自宅に書斎スペースをつくるご家庭が増えてきています。
その時、書斎のレイアウトはどのようにすればいいのか。また機能的で集中できて、おしゃれな書斎にするにはどうすればいいのか。という疑問をお持ちの方に、書斎のレイアウトについて解説していきます。
そして後半では、マルゲリータの収納、デスクを活用した多彩な書斎レイアウトの形をご紹介していきます!
ぜひ書斎レイアウトを考える際の参考にしてください。
Contents
書斎とは何か
そもそも書斎とは、自宅で読書や書き物をするための部屋、書室を指します。
趣味に打ち込むための場所を書斎と呼ぶこともあります。また、最近では作業をしたり仕事をするスペースを書斎と呼ぶことも増えています。
そのため、部屋、書室でなくても、もともとあった部屋の一部スペースを書斎として活用する例が増えてきています。
書斎スペースを設ける場所
リモートワーク、在宅ワークの増加に伴い、今まで自宅で仕事をしていなかった人が自宅に書斎を設けざるを得ないケースも増えてきています
しかし、専用の書斎もしくは仕事用の部屋がなかった方もいるのではないでしょうか。
その場合、以下のような場所で、レイアウトを工夫しながら書斎を設けることになります。
・リビングダイニング
・寝室
・廊下、階段下
こういった場所で、上手に空間を仕切って書斎スペースをつくり仕事をしている方もいらっしゃいます。今回の記事では、そうした事例もご紹介していきます。
書斎スペースの目的とは?
書斎レイアウトをどうするか決める際に、どういう目的で書斎スペースを利用するのかを考えましょう。
一般的には、以下のようなポイントを考慮して書斎のレイアウトが決まります。こういったポイントをしっかり検討してから書斎をつくっていきましょう。
・普段の生活と気持ちの切り替えができるレイアウトになるか。
・作業に集中できるレイアウトになるか。
・書類やツールなど、書斎に必要な多くのアイテムをおしゃれに収納できるか。
・室内の動線や作業効率性は確保されるか。
・プライベート空間として利用できるレイアウトか。
・家族の複数人が利用する場合、みんなが満足できるレイアウトか。
書斎レイアウトのタイプ
書斎の構成要素は、一般的にはデスクと収納になります。
この「デスクと収納の場所と関係性をどうするか」ということが、書斎のレイアウトを決めるポイントになります。
さらに、一人だけで利用するのか、複数人で利用するのかも検討要因になります。
それでは書斎のレイアウトには、どんなタイプがあるのでしょうか?
基本的にレイアウトの形は、デスクや収納を室内の壁に付けるのか、壁から離すのかの違いです。
書斎レイアウト:壁付け型
デスクや収納を、壁にピタリとくっつけるように配置するレイアウトです。
壁面のスペースを有効活用することにより、小さな空間や、細長い空間であっても、スペースが無駄になりません。効率良くレイアウトすることができ、部屋のスペースを広めに使うことができます。
無駄がなく、楽に配置できるので、多くの人が最初にこのレイアウトを考えるでしょう。
書斎レイアウト:アイランド型
部屋の中央に、デスクを島のように配置するレイアウトです。
開放感があるため、壁に向かって作業するよりもこちらの方が集中できるという人もいるでしょう。室内の様々な場所にあるものを利用しながら作業をする場合、すぐに手に取ることができるメリットがあります。
また、複数の人が利用していて、対面して作業をしたり話し合う必要がある場合は、アイランド型がいいでしょう。
お客さんを招いて、打ち合わせやカウンセリングを行う機会がある方にもおすすめです。
おしゃれで集中力の高まる書斎作りのポイント
同じ書斎レイアウトでも、集中力が高まる部屋と、注意散漫になってしまう部屋があります。圧倒的に集中力を高めるためには、おしゃれである以外、どんなポイントに気をつければ良いのでしょうか?
物を美しく整理整頓する
書類やツールなど、仕事や作業の内容に応じて、様々なものがあるでしょう。
こういったものが整頓されていない空間では、ものを探すことに時間がかかり、最悪の場合は紛失してしまうことも有り得ます。そして、仕事や作業に集中できないこともあります。
そのため、必要なものが十分に収まるように、大きめの収納を設置することをおすすめします。
色調に統一感を持たせる
デスクと収納の色が全く異なったり、たくさんの色を使った書斎スペースになっていると、作業や仕事に意識を集中しにくくなり雰囲気もおしゃれなものとは大きくかけ離れていきます。
白、茶色、黒、木目調など、ある程度、同系統の色彩で統一された空間にすることをおすすめします。
機能的な収納やデスクを選ぶ
集中力を保つためには、モチベーションが上がるような機能性の高い家具を利用した方がいいでしょう。
収納とデスクが一体になった機能的な家具は、作業の効率化にもつながりますし、スペースを有効活用できて室内を広く使うことができます。
さらに、より集中力を高める家具として、スタンディングデスクを併用することもおすすめです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_596/
書斎レイアウトの実例
書斎のレイアウトの形は、デスクや収納を室内の壁に付けるのか、壁から離すのかの違いです。
しかし、先に述べた「書斎スペースの目的」を検討した結果、以下のように書斎スペース、デスク、収納をどうするかによって、多彩な使用実例が生まれています。
書斎のレイアウトを構成する要素
- どの場所に書斎スペースを設けるのか。
- どのようなデスクを使うのか。
- どのような収納を使うのか。
様々な目的によって、様々な書斎スペースがあります。
次の章からは、マルゲリータの収納やデスクを活用した、多彩な実例をご覧ください。
書斎レイアウトの参考に!マルゲリータの書斎レイアウト実例集
ここからは、マルゲリータの収納やデスクを活用した、多彩な書斎の実例をご紹介していきます。書斎スペースの構築や、書斎レイアウトの参考にしてください。
書斎レイアウト実例① リビングの一角をカウンター付き本棚で間仕切る
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_539/
リビングダイニングの一角をマルゲリータ「Shelf カウンター付き本棚」で間仕切り、更にその奥にも同じカウンター付き本棚を設置して、ご夫妻のワークスペースとお子さんの勉強スペースを確保した書斎です。
一般的には、ご夫婦の寝室に書斎を設け、お子さんは個室を勉強部屋にすることが多いです。しかし、こちらのご家庭では、書斎とお子さんの勉強部屋をリビングの一角にまとめ、コミュニケーションを取りながら仕事や勉強ができる書斎スペースを実現しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_539/
書斎レイアウト実例② 開口部付き本棚とコンソールデスクの組み合わせ
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_524/
ご夫婦で使用する書斎に、マルゲリータ「Shelf 開口部のある本棚」と、それに合わせる形で「Tavola コンソールデスク」を2台並べて置いています。コンソールデスクは本棚のサイズに合わせた特注品です。
窓から入る柔らかな光とダークブラウンのテーブルが落ち着いた書斎を演出しています。
壁面を有効に活用することで、ご夫婦の快適な書斎スペースを実現しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_524/
書斎レイアウト実例③ 広いリビングを夫婦の書斎に
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_376/
リビングの一角にマルゲリータ「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を置いて、ご夫妻共有の書斎としてお使いいただいています。
可動間仕切りで仕切られたリビングで、距離を持った書斎は在宅ワークスペースとして機能しています。
またダイニングからはそのまま入れるウォークインクローゼットの壁面にも「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を直角に設置されています。本棚には様々な研究資料が並べられています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_376/
書斎レイアウト実例④ スタイリッシュな書斎レイアウト
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_404/
マルゲリータ「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と、その3段目の棚板に高さを合わせたデスクとなる形で「Shelf アンダーカウンター本棚」を特注製作した書斎です。
L字型の書斎レイアウトによって収納スペースを確保しつつ空間を広く使え、更に窓に向かって仕事ができるという心地よい書斎スペースを実現しています。
机下収納も豊富なため、机上は広いワークスペースとなり、在宅ワークにも適した形になっています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_404/
書斎レイアウト実例⑤ パースペクティーブに収束するワークスペース
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_383/
仕事場を兼ねたお住まいで、マルゲリータ「Shelf 壁一面の本棚 奥行350」を設置した書斎です。
室内の壁一面を本棚にすることにより大量の書物をコンパクトに収納出来る空間を実現しました。
圧倒的な収納力をもつ本棚で、余白を楽しみながら活用しています。
デスクは窓に面しており、さわやかな気分で仕事に集中できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_383/
書斎レイアウト実例⑥ スタンディングデスク+カウンター付き本棚
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_449/
マルゲリータ「Shelf スタンディングデスク付き本棚」をベースにカスタムオーダーで作成した「スタンディングデスク+カウンター付き本棚」を設置した書斎です。
写真左側の高いデスクが、スタンディングデスクになります。スタンディングデスクは、立ったままでデスクワークをすることになるので、眠くならない、集中力アップ、運動不足の解消というメリットがあります。
高い収納力をもつ壁面本棚と、それに接するカウンターデスク、そしてスタンディングデスクまでを備えた、非常に機能的な書斎スペースを実現しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_449/
書斎レイアウト実例⑦ 可動式机を加えた使い方の変化
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_596/
マルゲリータ「Shelf 壁一面の本棚 奥行350」と、L字型の可動式デスクを特注で制作した書斎です。
書斎をご夫婦で使用したり、親御さんとお子さんとで使用したり、お子さんの友達が何人も遊びに来たりと様々な使い方があるため、稼働式のデスクを利用しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_596/
可動式のデスク板を壁面近くまで持ってくることができ、このスタイルではL字型デスクとして利用できるため、資料を脇に置きながら仕事をすることができます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_596/
書斎レイアウト実例⑧ ロフトを書斎に
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_269/
L字型のロフトを書斎にした実例です。
ロフトの中央であるL字型の折れ点に座卓を置きそこで読書をする、またその書物に囲まれて過ごす時間は至福の時間と言えます。
オフの時間には自分のために時間を使うことが出来ます。自分自身のキャリアのために、又はもっぱら興味から勉強をしたり読書をしたり、ONとOFFの区分でさらに集中力を高め、その時間をより充実したものにする。そのために人との接触を断った書斎スペースを設けることは極上の手段と言えます。自分のための空間として使える書斎スペース。まさに男の隠れ家としての書斎です。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_269/
まとめ
今回、ご紹介させてもらったレイアウトの種類や、実例集を参考にして、是非あなただけのおしゃれで理想的な書斎を作り上げてください!
マルゲリータの公式サイトでは、他にもたくさんの事例を紹介しているので、興味のある方はご覧になってみてくださいね。
あなたの感性を刺激するような、たくさんのおしゃれ家具やワクワクするような事例をご用意して、お待ちしております。
SERIES09
書斎・ワークスペース
このシリーズではマルゲリータの家具を使用した書斎の考え方、レイアウトなどを実例をもとに紹介しています