学生にとって勉強机は不可欠な存在であり、学習効率を高めるためには、常に整理整頓された状態が理想的だといえます。
しかし、勉強机の周辺は何かと散らかってしまいがちで、なかなか上手に収納ができず、困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、勉強机と収納の最適な組み合わせをテーマに、おすすめの収納アイテムや、アイデア実例などについて、詳しくご紹介していきます。
お子様の勉強机がなかなか綺麗にならず困っている方は、ぜひ参考にしてください。
小・中・高校生の勉強机を整理整頓するためのポイント
小・中・高校生にとって、勉強机は毎日の宿題や受験勉強などに使うものなので、どうしても散らかりやすくなってしまいます。
散らかった机上は見栄えが悪いだけでなく、勉強効率も下がってしまう可能性があります。そのため、可能な限り綺麗な状態にするのが理想的ですが、なかなか上手くできずに諦めてしまうケースも多々あります。
ここでは、勉強机をすっきり整理整頓させるために役立つポイントを、4つ厳選してご紹介します。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_625/
ポイント① 勉強机の上はなるべく広く空けておく
勉強机を整理整頓するには、机上スペースをなるべく広く空けておくことが重要です。
机上にスペースを確保するには、ノートや教科書などを収める収納が不可欠ですが、机の引き出しなどだけでは足りないことが多々あります。
そのため、何度片付けるように注意しても、依然として勉強机の上が散らかっている場合は、新しく収納を取り入れるのが効果的だといえるでしょう。
ポイント② 目的のものがすぐ取り出せる収納を選ぶ
勉強机に設置する収納選びでは、目的のものがすぐ取り出せるかどうかを重視しましょう。
たとえば、引き出しに教科書を積んで保管すると、必要な教科書が下の方にあった場合、不要な教科書も引っ張り出す必要が生じ、非常に効率が悪いです。
そのため、教科書は立てて置ける本棚に収納するなど、アイテムそれぞれに合った、取り出しやすい形式の収納を選ぶようにしましょう。
ポイント③ 種類ごとに分けられる収納を選ぶ
勉強机と収納を組み合わせる際、種類ごとに分けられる収納を選ぶことも重要です。
たとえば、仕切りのない引き出しにペンや消しゴム、コンパスなどの文房具をまとめて収納すると、ゴチャゴチャして探しにくくなります。
また、書籍とプリント類を一緒に収納していると、プリント類が書籍のページ間などに紛れてしまったり、紛失してしまったりする可能性が高まります。
そのため、勉強机に新しく収納を取り入れる場合は、種類ごとに分類しやすいよう、引き出しやグリッドなどで細かく分かれているものを選ぶことをおすすめします。
ポイント④ 不要な教材などは定期的に処分する
勉強机に適切な収納を組み合わせたとしても、物が多過ぎればすっきり収めるのが困難になります。
収納物の量を削減するため、不要な教材などは定期的に処分することが大切です。
たとえば、前の学年で使用していた教材は、基本的に新しい学年では使用しません。そのため、新学期になったタイミングで、前学年の教科書やプリントは捨てるなど、タイミングを決めて処分を実行すると良いでしょう。
勉強机と組み合わせるのに最適なおすすめ収納
ここでは、勉強机と組み合わせて使用するのに最適な、おすすめの収納を3種類ご紹介します。
3種類それぞれに向き不向きがあるので、お子様の勉強の仕方や、収納するアイテムとの相性に合わせて選ぶことが大切です。
それぞれの特徴について、以下で詳しく確認していきましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_507/
おすすめ収納① 本棚
勉強机と組み合わせる収納として、本棚は幅広くおすすめのアイテムです。
勉強で使う教科書や参考書、そしてノートなどは、すべて本の形状をしています。これらは平積みで収納すると管理が煩雑になり、勉強効率が落ちてしまうので、立てて管理できる本棚型の収納が非常に便利です。
ただし、机の上に置くタイプの本棚だと、勉強に使う机上スペースが狭くなってしまうため、サイズ感や設置位置などに注意が求められます。また、机上タイプだと収納量もそれほど多くないので、教材の量が多い高校生などは注意が必要です。
そのため、勉強机と組み合わせるなら、独立して設置でき、たくさんの本を収納できる壁面本棚が特におすすめだといえます。
おすすめ収納② 引き出し収納
勉強机で使うプリント類や文房具などをすっきり収めたい場合、引き出しタイプの収納が非常に便利です。
プリント類は紙1枚、束ねてあったとしても数枚であることが多く、本のように自立させて収納するのが難しくなります。そのため、平積みにして管理できる引き出し収納があると、勉強机をすっきりさせられるでしょう。
また、文房具はペンや消しゴムなど細々したものが多いので、引き出しにして見えないようにすると、ゴチャゴチャした印象を緩和できます。
ただし、引き出し収納を取り入れる場合は、引き出しの大きさや深さに注意が必要です。
特にプリント類の場合、深い引き出しに無造作に積んで管理すると、目的のプリントが探せず勉強効率が落ちてしまいます。
おすすめ収納③ 机下収納
勉強机と組み合わせる際、机下収納も非常におすすめの選択肢です。
机下収納とは、名前の通り机の下に設置する収納のことで、デッドスペースとなりがちな机下空間を有効活用できます。
たとえば、勉強中に使うペンの替え芯や消しゴムのストックを入れたり、定期的に参照する辞書を入れたりすると、勉強効率を大きく高められるでしょう。
ただし、机下収納を導入する際は、それによって机下空間が狭くならないように注意が必要です。
そのため、机下収納は必要に応じて出し入れができるよう、底部にキャスターが付いたものを選ぶと良いでしょう。
勉強机と収納のアイデア商品6選
ここでは、勉強机と収納に関する、便利なアイデア商品を6つ厳選してご紹介します。
どれも役立つアイテムばかりなので、今まで勉強机がなかなか片付けられずに困っていた方は、ぜひ取り入れてみてください。
勉強机と収納のアイデア商品①『マルゲリータ Shelf カウンター付き本棚』
こちらは、大容量の壁面本棚と勉強机が一体になったアイデア商品です。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-2400-ex-counter.html
勉強机と本棚を別々に設置すると、十分なスペースが確保できなかったり、部屋が手狭になったりする可能性があります。その点、こちらは両者がセットになっているので、スペースを効率的に活用できます。
勉強机の横幅が広いので、兄弟などでシェアして使う際にもおすすめです。
勉強机と収納のアイデア商品②『マルゲリータ Shelf デスク付き本棚』
こちらも本棚と勉強机がセットになっていますが、先ほどのカウンター付き本棚と違い、机が横向きに設置されています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-2400-ex-desk.html
窓に向けて外の光を浴びられるようにしたり、L字型のスペースに嵌めて使用したりなど、アイデア次第で色々な使い方ができます。
なお、机の設置位置は、画像のような本棚の左側だけでなく、右側に変更することも可能です。
本棚のサイズバリエーションも豊富なので、収納量や部屋との相性に合わせて柔軟に選べます。
勉強机と収納のアイデア商品③『マルゲリータ Shelf 専用カセット』
こちらは、Shelf シリーズの本棚にセットして使える、オプションの収納棚です。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-cassette_index.html
Shelf シリーズはオープンラックタイプの収納なので、本などを収めるには最適ですが、プリント類や文房具などをそのまま収納するのは難しい場合があります。
その点、部分的にこちらの専用カセットを使用すれば、本棚の一部を引き出し収納にでき、プリント類や文房具などもすっきり収納できます。
専用カセットは複数のバリエーションが用意されているので、好みやニーズに合わせて組み合わせれば、オーダーメイドしたかのような勉強空間がつくれるでしょう。
勉強机と収納のアイデア商品④『マルゲリータ Storage Cart キャスター付き収納カート ミドルタイプ』
こちらは、底部にキャスターが付いた移動式の収納カートです。
先述したカウンター付き本棚やデスク付き本棚の机下に収まるサイズになっているので、机下収納として活用できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/scm-a4.html
勉強する際、机下で邪魔になる場合は、キャスターによって簡単に場所を移動させられます。もちろん、机下に十分なスペースがあれば、収納したまま使用しても問題ありません。
また、カートの天板に物を置くことも可能なので、参照用の参考書などを置くサイドデスク代わりにも使えるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/scm_index.html
勉強机と収納のアイデア商品⑤『IKEA KVISSLE(クヴィッスレ)』
プリントや教科書などを分類して収納できるウォールラックです。
壁面に設置するだけでなく、勉強机の側面に設置すれば、勉強中にアクセスしやすい収納として活用できます。
出典:IKEA公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/kvissle-wall-newspaper-rack-white-40198018/
勉強机と収納のアイデア商品⑥『無印良品 ポリプロピレンスタンドファイルボックス』
自立しにくい薄型の本やプリント類などを、立てて収納できるスタンドボックスです。
机上などに置いて単体使用するのはもちろん、本棚に設置すれば、教科書や参考書と関連するプリントを近い場所に置け、より効率的な勉強空間にできるでしょう。
出典:無印良品公式サイト https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550002481636
収納付き勉強机のアイデア溢れるおしゃれな設置実例
最後に、収納付き勉強机の、真似したいおしゃれな設置実例を5つご紹介します。
どの実例もアイデアに溢れるものばかりなので、勉強机の収納問題でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
収納付き勉強机の設置実例① ツインデスク|兄弟で使う子供用勉強机
こちらの実例では、リビングダイニングと連続する子供部屋に、勉強机として「Shelf カウンター付き本棚」を設置しています。
横に長い天板を活かし、兄弟で使うツインデスクとして利用しています。
正面にある本棚スペースには、兄弟それぞれの勉強に使う教科書や参考書などが大量に収められています。
分からないことは年長の兄弟に質問でき、年長の兄弟はそれによって勉強に対するモチベーションが高まるなど、お互いに相乗効果が得られる空間になっています。
収納付き勉強机の設置実例② リビングの一角をお子様の勉強机に
こちらの実例では、L字型の広いリビングの一角にお子様の勉強机として「Shelf カウンター付き本棚」を設置しています。
敢えて子供部屋でなくリビングに学習机を用意することで、就学前のお子様でも自然に読み書きに慣れるように工夫されています。
また、壁面本棚の随所に「専用カセット」や「キャスター付き収納ボックス」を配することで、見せる収納と見せない収納を両立させた、すっきりした空間に仕上がっています。
収納付き勉強机の設置実例③ 子供部屋の勉強机
こちらの実例では、マンションの子供部屋に「Shelf デスク付き本棚」を設置しています。
コンパクトな3コマタイプにすることで、デッドスペースになりがちなドア横の空間を上手く活かしています。
また、部屋の寸法に合わせて、デスクの奥行も調整されています。
それに加え、勉強机の下には特寸で作成した「Storage Cart キャスター付き収納カート ミドルタイプ」を設置し、机下収納として活用しています。
収納付き勉強机の設置実例④ リビング学習と家族で使う壁面収納
こちらの実例では、リビングの一面に「Shelf カウンター付き本棚」と「Shelf 壁一面の本棚」を並べて設置し、本棚部分を延長させたような仕上がりにしています。
机の部分は2人で使用できるように空間が分けられ、椅子が2脚設置されています。
下の方にはお子様の本、上の方にはご夫婦の本を収納し、家族全員にとって使いやすい空間に仕上がっています。
まとめ
今回は、勉強机と収納の組み合わせをテーマに、整理整頓のポイントやおすすめ収納、アイデア実例などについて、詳しく確認してきました。
勉強机は何かと散らかってしまいがちですが、乱雑な状態だと勉強効率が悪くなってしまいます。今回ご紹介したことを参考に、勉強道具を適切に収納して、快適に勉強できる空間を目指しましょう。
マルゲリータの公式サイトでは、記事の中でご紹介したもの以外にも、色々な種類のおしゃれ家具を多数ラインナップしています。お客様の使用実例も多数掲載されているので、勉強机や収納家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。