店舗収納棚おすすめ10選|店舗のおしゃれな木製収納本棚をご紹介

店舗に並べる商品の魅力を引き出し、訪れるお客様に手に取ってもらいやすいようにするには、商品をどう見せるかがポイントです。そこで大切なのは、どんな店舗収納棚を選ぶかということでしょう。
しかし、商品を際立たせ、おしゃれで使いやすい店舗収納棚を探すのは意外と難しいもの。

そこでこの記事では、店舗に置く収納棚の役割や種類、選び方について解説していきます。
さらに、実際に店舗に収納棚を導入している事例を掲載していますので、ぜひ店舗収納棚選びの参考にしてください。

Contents

店舗に置く収納棚の役割とは?

店舗に置く収納棚の役割とは?

店舗の置く収納棚の役割は大きく分けて以下の4つです。

① 商品の置き場所を確保する
② 商品の魅力をアピールする
③ 商品を探しやすく整理する
④ 商品の売上に貢献する

それでは、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

役割① 商品の置き場所を確保する

収納棚の役割は、商品を並べて陳列するスペースを確保することです。お客様に商品を手に取ってもらうには、しっかり店舗のおすすめしたい商品を見てもらうことが大前提。そのため、十分な置き場所を確保できる収納棚を用意することが大切です。

役割② 商品の魅力をアピールする

次に、ただ並べるだけではなく、商品の魅力が伝わるようなディスプレイ収納棚にすることが大切です。商品の特徴や店舗のおすすめポイントなどが伝わるよう、収納棚のサイズや配置、商品の置き方を工夫できる収納棚を選びましょう。

役割③ 商品を探しやすく整理する

商品の種類が多い店舗では、目的の商品が探しやすいよう整理して並べることも収納棚に求められる役割です。名前や番号順に並べたり、サイズや色で分けたりできる収納棚を置くと、お客様の満足度に貢献するでしょう。

役割④ 商品の売上に貢献する

商品の魅力が伝わるような収納棚があれば、その店舗の売上が向上することが期待できます。収納棚には、「販促ツール」としての役割もあるということですね。
店舗の世界観を盛り上げ、売上にも貢献する収納棚を厳選しましょう。

店舗収納棚の5つの種類とは?

店舗収納棚の5つの種類とは?

お伝えしたような役割を持つ店舗用の収納棚には、店舗の業態や設置場所、収納棚の形や陳列するものなどによってさまざまな種類があります。その中で、どの業態の店舗でも使われる代表的なものを5つ紹介します。

店舗収納棚① 壁面ディスプレイ

壁面什器、壁面ディスプレイなどと呼ばれる収納棚です。店舗の壁面に沿って並べる陳列用の棚で、収納量が多く離れた場所からも見やすいのが特徴です。

店舗収納棚② 店頭ディスプレイ

店舗の入り口や中央など、目立つ場所に置かれる収納棚で、他の収納棚よりも商品の購買を促す目的に特化したディスプレイ棚です。立体的な形状や凝ったデザイン、目立つ色で大きなアピール効果を狙ったものが多いです。

店舗収納棚③ アイランドディスプレイ(平台)

商品を平積みにして、手に取りやすいように並べるための収納棚です。店舗内の目立つ場所に置かれるアイランド(島)状の台で、どの方向からも商品を手に取ることができます。

店舗収納棚④ カタログディスプレイ

店舗内で、商品のカタログやパンフレットを見やすく整理して並べるための収納棚です。カタログの表紙を見せて並べるディスプレイタイプや、図書館の本棚のように並べる収納力のあるタイプなどがあります。

店舗収納棚⑤ カウンターディスプレイ

店舗に備え付けられたショーケースやレジカウンターなどの上に置ける、棚置き型の販促ディスプレイのことをカウンターディスプレイと言います。卓上什器とも呼ばれます。
店舗に置く収納棚としては小型ですが、立体的に並べたり吊り下げたりして目につくようにアピールできる収納棚です。

店舗の収納棚の選び方

店舗の収納棚の選び方

店舗で使われる収納棚の役割や種類がわかると、どのような収納棚を購入すべきか見通しが立つようになってきます。頻繁に買い替えるものではないので、後悔のないものを選びたいですね。
そこで、実際に店舗で使う収納棚を購入する時に知っておきたい、5つのポイントをご紹介します。購入前に押さえておくと、自社の店舗に合う収納棚を選べるようになるでしょう。

選び方① 商品の魅力を引き出すシンプルな収納棚を選ぶ

お伝えした通り、収納棚の役割は商品の魅力を引き立てることです。魅力を引き出すには、おしゃれでも目立ちすぎない、シンプルなデザインがおすすめです。
木やスチールなど素材そのものの色を主体とし、過度な装飾がない収納棚を選びましょう。店舗の世界観との相性も大切にしたいですね。

選び方② 商品を見やすく並べられる収納量のある収納棚を選ぶ

店舗内で商品を見やすく並べるには、一定の収納量があることが前提です。商品を並べたらいっぱいになるようでは、少し足りません。余白を作れるほどの収納量を持った収納棚を選びましょう。

選び方③ レイアウト変更しやすい収納棚を選ぶ

魅力的な店舗づくりのためには、収納棚の定期的なレイアウト変更が欠かせません。その際、収納棚が簡単に移動できるものだと便利です。
キャスター付きで動かしやすい収納棚や、デザインやサイズバリエーションが豊富で簡単に増やしたり組み替えたりできる収納棚がおすすめです。

選び方④ 耐久性のあるしっかりした収納棚を選ぶ

店舗に導入するなら長く安心して使いたいものですね。そこで、収納棚の耐久性や安全性にも目を向けましょう。
重たいものを載せても収納棚の棚板がたわまないよう、耐荷重のチェックを忘れないようにしましょう。また、地震の際に倒れないように、転倒防止対策のできる収納棚なら安全性も心配ありません。

おしゃれな店舗収納棚の導入方法は、2パターン

おしゃれな店舗収納棚の導入方法は、2パターン

店舗に収納棚を導入するには、次の2つのパターンがあります。
①既製品の収納棚を購入する
②特注品の収納棚を製作する
2つの方法のメリットデメリットを知り、ケースバイケースで使い分けることが大切です。

一般的に、小売店や物販店では、既製品の収納棚をベースに部分的にオーダーメイドの特注品を置くという使い分けをすることが多いようです。ショッピングセンターや本屋さんなどでは、既製品を使うことがほとんどです。
逆に、ブランドショップやインテリアショップなど世界観を重視する業種では、特注の収納棚を置いている店舗をよく見かけます。

導入方法①:既製品の収納棚を購入する

メリットコストが抑えられる
実物を見て選べる
デザインやサイズ、性能のバリエーションが多い
導入事例を参考に検討できる
デメリット世界観に合うデザインがない場合もある
他社と被る可能性がある

既製品の収納棚が持つメリットは、コストが抑えられることです。デザインやサイズも豊富で、実物を見て選べるため安心感もあります。シンプルなデザインなら、業種や世界観を選ばずにどんな店舗でも導入できるケースもあります。

導入方法②:特注品の収納棚を製作する

メリット自社の世界観に合わせて製作できる
オリジナリティがある
設置したい場所にジャストサイズ製作できる
素材を自由に選べる
デメリットコストがかかる
完成するまで実物を見ることができない
企画、制作に時間がかかる
棚を追加したい時にすぐに対応できない
追加したいときに同じものが制作できない可能性がある

世界観や独自性を重視するなら、特注品の収納棚を製作する方法がおすすめです。ただし、その分コストや制作時間がかかり、納得できるクオリティになるか、完成するまでわからないといったデメリットもあることを理解しておきましょう。商品のコンセプトや価格帯に応じて、採用するかどうかを判断することが大切です。

店舗収納棚のおすすめ事例10選! 木製収納本棚の活用事例

さて、ここからはマルゲリータの収納棚を使った店舗収納棚の事例をご紹介します。マルゲリータの収納棚はさまざまな業界で採用されており、店舗の世界観や商品の魅力を引き出すのに役立っています。
幅広い業種の店舗で使われている事例は、これから収納棚を選ぶ際に大きなヒントとなるでしょう。

おすすめ事例①ラウンジディスプレイに

店舗収納棚おすすめ事例①ラウンジディスプレイに

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_607/

GRamping & Snow Resort 瑞穂ハイランドは、夏はグランピング、冬はスキーやスノーボードと通年楽しめるリゾート施設です。リニューアルオープンしたロッジの店舗エントランスに、マルゲリータの「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を採用していただきました。

店舗収納棚を間仕切りディスプレイに

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_607/

店舗では壁面ディスプレイとして使うことの多い大型収納棚を、間仕切りディスプレイとして置いたことで、リゾート地にふさわしいおしゃれな空間演出となっています。

おすすめ事例②小さな本屋さんの陳列棚として

店舗収納棚おすすめ事例②小さな本屋さんの陳列棚として

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_334/

Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」「ロータイプ本棚移動式 奥行350mm」や、「Tavola ダイニングテーブル スチール脚(L型)」「Storage Cart キャスター付き収納カート ミドルタイプ」など、マルゲリータの収納棚をシリーズで採用いただいたのは、小さな町の本屋さんです。

店舗収納棚のほか、ダイニングテーブルをアイランドディスプレイとして活用

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_334/

ご家庭で使うダイニングテーブルを本の展示用にアイランドディスプレイとして活用。平積みされた本はどの方向からも見やすく、また気軽に手に取りやすくなっています。

店舗のダイニングテーブルの下に収まっている移動式の収納棚「Storage Cart」

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_334/

また、普段はダイニングテーブルの下に収まっている移動式の収納棚「Storage Cart」は、必要なときに引き出して追加のディスプレイ領域として利用されています。
同じシリーズの収納棚で揃えたことでおしゃれな世界観が完成し、店舗に印象的なインパクトをもたらしています。

おすすめ事例③住宅関連企業のショールームでカタログ収納棚として

店舗収納棚おすすめ事例③住宅関連企業のショールームでカタログ収納棚として

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_499/

こちらは国内唯一のロフトはしごを専門に扱う企業のショールームです。「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を3台並べた収納棚は、カタログのディスプレイとして使われています。

店舗の壁面にぴったりフィットする収納棚

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_499/

壁面にぴったりフィットする収納棚は、まるで造作棚のような美しい仕上がりです。木の素材感や淡い色味の効果で、シンプルな店舗空間にも温かみが生まれています。

おすすめ事例④毛糸を見やすくディスプレイする収納棚として

店舗収納棚おすすめ事例④毛糸を見やすくディスプレイする収納棚として

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_301/

こちらの毛糸ショップは、編み物の楽しさを伝える雑誌を刊行している出版社が自ら運営する店舗です。種類別、色別の毛糸をディスプレイする収納棚として「Shelf/カウンター付き本棚」および「Shelf/壁一面の本棚 奥行350mmロータイプ」を導入しています。

店舗の収納棚部分には、色鮮やかな毛糸を種類別に収納

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_301/

収納棚部分には、色鮮やかな毛糸を種類別に収納。カウンター部分には、小物類や書籍を並べています。シンプルなデザインの収納棚が、毛糸を選ぶ楽しさやワクワク感を大切にする店舗の世界観を十分に引き出しています。

おすすめ事例⑤商品を魅力的に見せるアンテナショップの陳列棚に

店舗収納棚おすすめ事例⑤商品を魅力的に見せるアンテナショップの陳列棚に

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_457/

地域の魅力を発信するアンテナショップ「まちテナ西東京」では、店舗内の陳列什器として「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を利用しています。

店舗収納棚に間接照明やオリジナルサインボードを組み合わせたセミオーダースタイル

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_457/

ベーシックな収納棚に、間接照明やオリジナルサインボードを組み合わせたセミオーダースタイルが、こちらの事例の見どころです。
暖かいライティングが収納棚のシンプルなデザインによく映え、商品の魅力や店舗の世界観をたっぷりと引き出しています。

おすすめ事例⑥ブックカフェのディスプレイを兼ねた収納棚として

店舗収納棚おすすめ事例⑥ブックカフェのディスプレイを兼ねた収納棚として

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_467/

こちらは、カフェのディスプレイ用収納棚として「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を採用した事例です。床に設置することが多いShelfですが、ここでは既存の収納棚の上に設置されています。

店舗収納棚でデッドスペースを活用

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_467/

収納棚でデッドスペースが活用できるだけでなく、お店の内装のためにあつらえたようなフィット感は店舗の世界観をジャマしません。お客様が自由に読める本が並べられた本棚は、良いアクセントになっています。

おすすめ事例⑦カフェのLPレコード収納棚として

店舗収納棚おすすめ事例⑦カフェのLPレコード収納棚として

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_402/

こちらのカフェでは、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をLPレコードの収納棚として利用しています。所々で、レコードジャケットをディスプレイしており、見せる収納として使うアイデアは他の店舗でも真似したい楽しみ方です。

店舗収納棚の下部にボックス引き出しを使って小物類を収納

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_402/

収納棚の下部には、オプションパーツのボックス引き出しを使って小物類を収納。店舗ではこまごましたものの収納スペースをどう確保するかも課題です。引き出しなどのオプションパーツが豊富なShelfシリーズなら、見せない収納でこまごましたものをお客様の目に触れることなく収納でき、店舗空間をすっきりさせられます。

おすすめ事例⑧雑貨ショップの大型ディスプレイ什器として

店舗収納棚おすすめ事例⑧雑貨ショップの大型ディスプレイ什器として

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_349/

ロゴが大きく入った暖簾が印象的な店舗入り口に設置されているのは、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」です。Shelfのシンプルなデザインによって、和雑貨の店舗がおしゃれでモダンな雰囲気に。さらに収納棚のシャープなグリットラインが、清潔感も演出しています。

店舗収納棚の中には商品である和の食器やお鍋を陳列

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_349/

収納棚の中には商品である和の食器やお鍋が陳列され、暖簾をかけた門型の構成が「和」の世界観をおしゃれに表現しています。特注品の収納棚と聞いても驚かないような世界観のある仕上がりは、思わず店舗に入りたくなるインパクトを与えてくれます。

おすすめ事例⑨ミニチュア模型ショップの展示収納棚として

店舗収納棚おすすめ事例⑨ミニチュア模型ショップの展示収納棚として

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_258/

ミニチュア模型を扱う店舗にて、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を採用した事例です。上部を模型の展示スペースとして利用し、下二段はオプションのファイルボックスを入れて収納として活用しています。

店舗収納棚の1つのコマにちょうど模型が納まるサイズ感

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_258/

1つのコマにちょうど模型が納まるサイズ感は、オーダー家具のようなフィット感です。見せる収納と見せない収納を使い分ける方法は、小さな店舗におすすめのアイデアです。

おすすめ事例⑩マルゲリータのショールーム:商品展示のためのディスプレイ

店舗収納棚おすすめ事例⑩マルゲリータのショールーム:商品展示のためのディスプレイ

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_547/

こちらは、弊社マルゲリータのショールームです。新しく拡張したエリアで、「ロータイプ本棚 移動式」をフルラインナップで展示しています。さらに、壁一面の本棚を使い、商品を展示しながら収納する試みを展開しています。

店舗収納棚には木製額縁を収納・展示

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_547/

こちらは、木製額縁を収納・展示しているスペースです。画廊など額縁を扱う店舗では、大型で重量もある額縁の展示収納に課題がありました。ここでは、A3サイズを含めた「Cartaの新商品群」を活用し、木製額縁をたてかけて収納するスタイルを採用しています。

まとめ

店舗の世界観を演出し、購買を促進するために欠かせないのが、商品を展示する什器としての収納棚です。
商品の魅力を引き出し売り上げに貢献するのは、シンプルなデザインで商品を探しやすく並べられる収納棚です。十分な収納量を持ち、移動しやすくかつ耐久性や安定性のある収納棚を選ぶのがポイントです。

マルゲリータの公式サイトでは、他にも素敵な店舗での導入事例を紹介しています。店舗の世界観を引き出せる魅力たっぷりの収納棚を参考に、ぜひご自身の店舗にふさわしい収納棚を探してみてください。