収納カートは、底部にキャスターが付いていて自由に移動できるため、色々な場面で役立ちます。
据え置き型として設置するのは抵抗があるけど、状況に応じて動かせるなら収納を設置したいという場合に便利です。
しかし、収納カートの購入を検討されている方の中には、どんな製品を選べば良いか悩んでしまうケースもあるでしょう。
今回の記事では、収納カートの種類や、設置して役立つ代表的な場面、選ぶ際に注意すべきポイントなどを詳しく解説します。
また、記事の後半ではおすすめの製品や、実際に収納カートを設置しているおしゃれな事例をご紹介します。
収納カートをご家庭やオフィスに設置することを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
収納カートとは
収納カートとは、底部にキャスターが付いていて、必要に応じて移動できる収納家具です。
一般的に収納家具は本体自体も重く、それに収納物の重さも加わるので、一度置いたら動かさない前提で設置されます。
しかし、収納カートならば底部のキャスターにより、軽い力で動かすことが可能です。
それにより、たとえば掃除のために移動したり、模様替えに合わせて場所を変えたりなど、臨機応変な使い方ができます。
収納カートの種類
ひとくくりに収納カートといっても、いくつかの種類に分けられます。ニーズに合った収納カートを選ぶには、それぞれの種類について知っておくことが大切です。
ここでは、代表的な3つの種類の収納カートについて、詳細を確認していきましょう。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/sc-d.html
種類① 引出し付き収納カート
引出し付き収納カートには、その名の通り収納物を収めるための引出しが付いた収納カートです。
細々したものでも、引出しによって仕分けしながらすっきり収納できます。
引出したときに奥まで視認することができるため、小物を入れたり並べて置くようなものの収納に向いています。
形や寸法など、用途に応じて色々なタイプの引出し付き収納カートが市販されているので、収納物に合ったものを選ぶことが大切です。
種類② 扉付き収納カート
扉付き収納カートは、収納棚の前面に扉が付いている収納カートです。
扉が付いていることで、収納物を「見せない収納」として隠せます。
引出しとは反対で、並べたり小物を収納したりするよりは立てて置くものを収納するのに向いているでしょう。
また、扉が万一の落下も防止してくれるので、より安全な収納が実現するでしょう。
種類③ オープンラック収納カート
オープンラック収納カートは、引出しや扉が付いておらず、棚の部分がオープンになっている収納カートです。
オープンラックになっていることで、収納物の視認性が高かったり、出し入れがしやすい点がメリットになります。
カートの大きさによっては、収納物を「見せる収納」として演出することもできます。たとえば写真、フィギュアなどを配置すれば、空間をおしゃれに格上げできるでしょう。
収納カートが役立つ場面
ここでは、収納カートが役立つ代表的な3つの場面をご紹介します。
収納カートに興味はあるものの、どんな用途で設置するかまだ決まっていない方は、ぜひ参考にしてください。
机下収納として
収納カートは、まず机下収納として活用できます。
机下収納とは、デスクの下にある空間を有効活用する収納術です。デスクの下に収納カートを設置すれば、書類や文房具などを収められ、机上スペースをすっきりさせられます。
また、収納カートはキャスター付きなので、必要に応じて簡単に机下から引き出すことが可能です。
それにより、収納カートの天板をサブデスク代わりに使えば、仕事や勉強の効率を向上させられるでしょう。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_842/
簡易的な間仕切りとして
収納カートを、簡易的な間仕切りとして活用するアイデアもあります。
パーテーションや衝立を間仕切りとして使うと、空間をしっかり仕切れる反面、圧迫感を生む原因になります。
一方、収納カートなら圧迫感を生むことなく、空間を緩やかに仕切れるでしょう。
また、底部にキャスターが付いているので、必要に応じて自由に場所を変えられます。そのため、高さのあるものにすれば、来客があったときだけ間仕切りにするなどの臨機応変な使い方が可能です。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_816/
おしゃれなインテリアとして
収納カートは、おしゃれなインテリアとしても活用できます。
たとえば、デザイン性のある収納カートを設置すれば、それだけでおしゃれなインテリアになります。
また、収納カートの天板やオープンラック部分などにオブジェや植物を置くことによって、空間全体を華やかにおしゃれにしてくれます。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_621/
収納カートを選ぶときのポイント
収納カートは非常に便利な収納家具ですが、用途に合った製品を選ばないと、その効果を最大限に発揮できません。
ここでは、収納カートを選ぶときに意識したいポイントを4つ厳選しました。これから収納カートを選ぶ方は、ぜひ参考にしてください。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_110/
ポイント① サイズに注意する
収納カートを購入する際は、サイズに注意して選びましょう。
特に、机下収納として設置する場合は、高さが非常に重要です。デスクの机下空間より高いものを選ぶと、机下に収納できず、かえって空間を圧迫してしまいます。
また、反対に高さが低すぎるものだと、出し入れするたびにかがまなければならず、使い勝手が損なわれてしまいます。
そのため、収納カートを購入する際は、実際に設置する場所の寸法を測り、適したサイズのものを選ぶようにしましょう。
ポイント② 収納物に合った棚・引出し付きを選ぶ
収納カートを選ぶにあたって、収納物に合った棚や引出しが付いているかの確認も重要です。
たとえば、主に書類を収納する想定で選ぶのであれば、底が浅めの引出し付きのものが良いでしょう。
また、A3やA4など書類の種類によってサイズが異なるので、収納予定の書類に合ったサイズの引出しかも確認しましょう。
ポイント③ 耐荷重を確認する
収納カートを長く使い続けるためには、耐荷重を確認しておくこともポイントになります。
耐荷重が低い収納カートだと、重いものを長く収納しているうちに、棚板が曲がってしまいかねません。棚板が曲がると、見た目が損なわれるだけでなく、収納物を歪めたり床を傷つけたりする可能性があります。
耐荷重の高低は、数日や数週間程度の使用では大きな差を生みませんが、長く使えば使うほど影響が出てきます。せっかく買うのであれば、長い目で使い続けられる、耐荷重の高い収納カートを選びましょう。
例えば、マルゲリータの収納カートの場合、キャスターを取り付けるスチールのプレートが底面を支えていますので本体が重さでたわむことはありません。
同時にプレートに対してキャスターが固定されていますので反復動作により車輪が外れることもありません。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/sc-d.html
ポイント④ インテリアとの相性をチェックする
収納カート選びでは、インテリアとの相性のチェックも重要です。収納カートと他のインテリアのデザインが合わないと、空間全体がちぐはぐな印象になってしまいます。
幅広いテイストのインテリアに合うものとしては、木製の収納カートがおすすめです。天然木は、同じ天然木だけでなくプラスチックや金属など、多くの素材と自然に溶け込みます。そのため、ご家庭にはもちろん、オフィスに設置する場合にも重宝するでしょう。
おしゃれで使いやすい収納カートのおすすめ5選！
ここからは、おしゃれで使いやすい収納カートを5つ厳選してご紹介します。
これから収納カートを購入しようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめ①『マルゲリータ Storage Cart キャスター付き収納カート 基本タイプ』
マルゲリータの「Storage Cart（ストレージカート）キャスター付き収納カート 基本タイプ」は、機内ワゴンをヒントに生まれた収納カートです。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/sc_index.html
コンパクトながら抜群の収納力を誇り、身の回りの小物をすっきり収納できます。また、底部には頑丈なプレートが入っているので、長い年月重いものを入れ続けても、底の形が変わらず綺麗な状態で使い続けられます。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/
CD、DVD、レコード、書籍、A4・A3書類、ファイル、おもちゃなど、用途ごとに引出しのバリエーションがあるので、ニーズにぴったり合うものが見つかるでしょう。
おすすめ②『マルゲリータ Storage Cart キャスター付き収納カート ミドルタイプ』
マルゲリータの「Storage Cart（ストレージカート）キャスター付き収納カート ミドルタイプ」は、デスク下や押し入れなどにぴったり収まるよう、高さをミドルサイズにアレンジした収納カートです。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/scm_index.html
底部にキャスターが付いていて、必要なときに引出し、不要なときには仕舞えるため、スペースを有効活用できます。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/scm_index.html
こちらの収納カートは、マルゲリータの「Shelf（シェルフ）カウンター付き本棚」や「Shelf デスク付き本棚」の天板下にぴったり収まるサイズになっています。そのため、これらの製品と組み合わせて設置すれば、まるで造作家具かのような、統一感のある机下収納が実現するでしょう。
おすすめ③『マルゲリータ Storage Cart キャスター付きカラーチェスト』
マルゲリータの「Storage Cart（ストレージカート）キャスター付きカラーチェスト」は、引出しが4色に色分けされている、おしゃれな収納カートです。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/sc-4g_index.html
引出しの前板部分には質感のあるパイン材を使い、環境対応型のエコ塗料「ネオステイン」にて塗装しています。その結果、カラフルでありつつも落ち着いた色合いになり、あらゆるインテリアに自然と溶け込んでくれます。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/sch-4g-12.html
4色の色分けは、インテリア性だけでなく実用性も担保します。色に応じて収納するものを変えれば、ラベルなどを貼らなくても内容物を把握できるでしょう。
おすすめ④『マルゲリータ Shelf ロータイプ本棚 移動式』
マルゲリータの「Shelf（シェルフ）ロータイプ本棚 移動式」は、背板のないオープンラックタイプの収納で、収納カートのようにして利用できます。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-3-caster.html
前後どちらからでも収納物を取り出せるので、複数人で使用する収納カートとして使えます。また、底部のキャスターで簡単に移動できるため、簡易的な間仕切りとしても重宝するでしょう。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-1800-2-caster.html
縦材と横材が組み合わさったグリッド状の構成で、縦は1～3コマ、横は5コマか7コマが選べます。そのため、机下収納から間仕切り、移動式本棚に至るまで、用途に合わせて最適なサイズを選べるでしょう。
おすすめ⑤『マルゲリータ SCS キャスター付き収納箱』
マルゲリータの「SCS（ストレージカート・スタッカブル）キャスター付き収納箱」は、重箱のように積み重ねて使う、ユニークな仕様の収納カートです。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/scs/
積み重ねる収納箱を多くすれば、独立した大型収納として使えます。一方で、数個の収納箱に厳選すれば、机下などの狭いスペースに収まるコンパクトな収納に早変わりします。
【A3書類収納箱セット】
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/scs/
【文庫本収納箱セット】
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/scs/
外観からは分かりませんが、収納箱の内部は色々なバリエーションが用意されています。用途に応じて選ぶことで、オリジナルの収納カートにカスタマイズが可能です。
真似したい収納カートの設置事例
最後に、マルゲリータの収納カートを設置している事例をご紹介します。
どの事例もおしゃれなものばかりなので、これからご家庭やオフィスに収納カートを設置する予定の方は、ぜひ参考にしてください。
設置事例①
こちらの事例では、お子様の勉強机の両側にマルゲリータの「Storage Cart（ストレージカート）キャスター付き収納カート」を設置しています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_536/
収納カートの天板には、よく使用するアイテムや観葉植物などが置かれ、実用的かつおしゃれな置き台として活用されています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_536/
また、左右の収納カートで引出しサイズが異なっているため、収納物のサイズによって使い分けが可能です。学習机や本棚を含め、並んでいる家具のほとんどが同じテイストの天然木でまとまっているので、空間全体に統一感が生まれています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_536/
設置事例②
こちらの事例では、家具の少ないミニマルなリビングの構成要素として、マルゲリータの「Storage Cart（ストレージカート）キャスター付きファイルボックス 2段×4列」を設置しています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_621/
収納カートの天板上にミモザなどを配置し、単なる収納家具としてだけでなく、空間を彩るインテリアとしても活用されています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_621/
収納カートのメイン部分は引出し式のファイルボックスになっていて、細々したものを見せない収納として隠してくれています。それにより、空間全体の統一感が増し、居心地の良い雰囲気に仕上がっています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_621/
設置事例③
こちらの事例では、マルゲリータの「Storage Cart（ストレージカート）キャスター付きLP収納棚」を2台並べて、ダイニング空間の壁面収納にしています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_120/
2台を連結させることで天板の幅が確保され、額装された写真や観葉植物などが広々とディスプレイされています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_120/
壁付きの収納棚は、背面などに埃などが溜まりやすいですが、こちらは底部にキャスターが付いているので、手前に移動して簡単に掃除ができます。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_120/
まとめ
今回は、収納カートの種類や役立つ場面、選ぶときのポイントなどを踏まえたうえで、おすすめ製品や設置事例をご紹介しました。
キャスターの付いている収納カートは、机下収納や間仕切りなど色々な用途で使える便利な収納家具です。ご家庭やオフィスに新しく設置すれば、空間の利便性を高めつつ、インテリアとしても室内をおしゃれに演出してくれるでしょう。
今回ご紹介したことを参考にして、使い勝手が良くおしゃれな収納カートを設置してみましょう。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介した収納カート以外にも、色々なおしゃれインテリアを多数ラインナップしています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、おしゃれで実用的な家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。