オフィスやご家庭で、収納本棚を置く場所に悩んでいませんか?
収納力は確保したいけど、ずっとその場所に収納を置いておくのは抵抗がある・・・、といったお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
そんな時におすすめしたいのが、ローラー付き(キャスター付き)の収納本棚です。気軽に移動できるので、設置場所を選ばず、デッドスペースになりがちなデスクの下や押し入れにも本棚を置いておくことができます。
他にも、ディスプレイ兼間仕切りとして使うなど、ローラー付きを選ぶことで、収納本棚の使い方が広がります。
今回は、ローラー付きの収納本棚の特徴やメリットについて詳しく解説し、選ぶポイントやおすすめの商品をご紹介しています。
さらに、実際にローラー付き収納本棚を導入したオフィスやご家庭の実例も集めていますので、より具体的な使用イメージが持てるでしょう。
収納本棚の置き場所に悩む方、可動式の本棚に興味を持つ方にとって、参考になれば幸いです。
Contents
ローラー付きの収納本棚とは?
ローラー付きの収納本棚とは、底に移動のための小さな車輪を付けた本棚のことです。
必要に応じて本棚ごと移動できるのが特徴で、机の下や押し入れに収納できるコンパクトなサイズから、天井の高さまである大容量のタイプまで、幅広いバリエーションがあります。
可動式の本棚は、気軽に掃除や模様替えをしたい場合や、間仕切りとしても使いたい場合などに活躍します。
ローラーとは
この記事で取り扱う「ローラー」とは、収納本棚の下につける小さな車輪のことです。
本棚を移動するために取り付けるもので、一般的なローラーなら、1つで約30kg程度の耐荷重があります。
もともとローラーがついた収納本棚もありますが、オプションパーツのローラーを好みの収納本棚に取り付けることもできます。
キャスターとは
ローラーと同様の意味を持つパーツが「キャスター」です。こちらも小さな車輪のパーツを指しています。
「ローラー付き」と「キャスター付き」は同義
上記でお伝えした通り、ローラー付きとキャスター付きは同じ意味で使用します。
小さな車輪のついた移動できる収納本棚のことを、ローラー付き収納本棚、またはキャスター付き収納本棚と呼びます。
ローラー付きの収納本棚を使う4つのメリット
ローラー付きの収納本棚を使うメリットは、どのような点にあるのでしょうか。ここでは代表的な4つのメリットを、ご紹介します。
メリット① 重い本や書類をまとめて移動できる
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_615/
ローラー付きの収納本棚は、移動しやすいのがメリットです。
例えば本棚から重い本やファイルを出して、何冊も抱えてデスクまで運ぶのは大変です。ローラー付きなら本棚ごとデスクのそばに移動できるので、体への負担がありません。
メリット② 省スペースで収納できる
通常は、本棚同士の間隔をあけずに設置することはできません。背表紙が見えなくては、中身を探すことができないからです。
しかし、移動できるローラー付きの収納本棚なら、必要な時に引き出して中身を見られるため、重ねて収納しても問題ありません。
押し入れや書庫など限られたスペースでも、最大限まで本棚を設置できます。
メリット③ 気軽に模様替えができる
大きな本棚は、一度設置するとなかなか移動しづらいものですが、ローラー付きなら気軽に移動ができてオフィスや部屋の模様替えを簡単にできます。
間仕切りにしたりディスプレイにしたりと、移動によって部屋の使い方の幅を広げてくれるのも魅力です。
使いやすいローラー付き収納本棚を選ぶための3つのポイント
ローラー付きの収納本棚を導入するなら、どんなことを意識して選べば失敗が少ないのでしょうか。ここでは、知っておきたいポイントを3つにまとめてお伝えします。
ポイント① 設置したい場所に合うサイズのバリエーションがあるか?
まずは、収納棚のサイズを調べましょう。ローラー付きの収納本棚は、コンパクトなものが主流で、大型のローラー付き本棚はそれほどバリエーションがありません。
設置したい場所に合う収納本棚に、ローラー付きのものがあるかチェックしましょう。
マルゲリータでは、コンパクトなストレージカートから大きい収納本棚まで、ローラーをつけるオプションが用意してあり、幅広いバリエーションから選ぶことができます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/sc-d2.html
ポイント② 機能的に問題ない? 耐荷重やローラーは大丈夫か
動かすことが前提のローラー付きの収納本棚は、強度に問題があると、すぐに動かしにくくなったり壊れたりします。
そのため、選ぶ時には、棚板やローラーの耐荷重、強度をしっかりチェックしましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/sc-lp.html
マルゲリータのストレージカートには、ローラーを取り付けるスチールのプレートが入っているので、本体が中身の重さでたわむことはありません。
ポイント③【一番大切】増やしたいときに同じシリーズで増やせるか?
本は気がついたら増えてしまうことも、よくあります。将来、本棚を増やす可能性も出てきますよね。
そんな時、同じシリーズのデザインがあれば、部屋の統一感が保ったまま本棚を増やすことができます。サイズや形状の違うバリエーションが多い収納本棚を選ぶと、安心ですね。
マルゲリータのStorage cartは、同じボックスデザインでも、仕切り板にさまざまなバリエーションがあり、収納するものによって多目的に展開できるのが特徴です。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/
4つのタイプ別:ローラー付き収納本棚のおすすめの使い方
ローラー付きの収納本棚にはさまざまなタイプがありますが、その中から代表的なものを4つ選んで特徴をまとめました。それぞれおすすめの商品もご紹介していますので、ご自身に合ったものを選んでみてください。
おすすめ① コンパクト型:押入れやデスク下に
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/scm-lp.html
ローラー付きの収納本棚といえば、すぐに思い浮かぶのがこちらのタイプです。ボックス型の収納棚にローラーが付いていて、簡単に移動できます。
使わない時は、デスクの下や押し入れの中に収納できるのもメリットです。大切な本をほこりや日焼けから守りたいケースにおすすめです。
おすすめ② 大容量型:リビングや書斎に
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-3-caster.html
リビングや書斎などで使う大容量の収納棚にも、ローラー付きのタイプがあります。
気軽に動かして掃除や模様替えができる上、リビングやオフィスで間仕切りとして使うこともできます。
背板のないタイプなら、抜け感のある空間をゆるやかに仕切るパーテーションとして活用できます。
おすすめ③ 回転式:1人暮らしのお部屋に
出典:モビリエ楽天公式サイト https://item.rakuten.co.jp/gachinko/avr0004a/
回転式の本棚は、基底部の面積がコンパクトですが、高さがあるため収納量が確保できるのが特徴です。回転しながら4面から出し入れできるので使いやすく、150冊以上は収納できます。一人暮らしなど小さなお部屋にフィットする商品です。
おすすめ④ ディスプレイ型:雑誌や大型ファイルに
出典:ディノス公式サイト https://www.dinos.co.jp/p/1103101648/
場所を取る大型のファイルや雑誌を収納するなら、棚板に角度がついたキャスターワゴンがおすすめです。角度がついているので下段の背表紙も見やすく、さっと取り出せます。重い資料をまとめて移動できるのもメリットです。
家庭やオフィスで参考に!ローラー付き収納本棚を活用した実例5選!
マルゲリータでは、ローラ付きの収納本棚を複数展開しています。それぞれの収納本棚がどのように使われているのか見ると、利用イメージが広がります。
ここでは、ローラー付き収納本棚選びの参考になりそうな実例を5つピックアップしています。
ローラー付収納本棚実例①:ロータイプ本棚を間仕切りに
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_394/
大学の研究室で、「ロータイプ本棚 奥行350mm 移動式」を採用した実例です。
通路部分とワークスペースの間に設置し、ゆるやかにスペースを間仕切りしています。程よい高さのおかげで、椅子に座ると視線を遮り、立ち上がれば空間が見通せます。落ち着いて作業に集中できる、程よいパテーションとなっています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_394/
本棚には、大型のファイルや雑誌、こまごまとした道具を納めた引き出しなどが入っています。オープンな棚でどこに何があるか探しやすく、複数の人が出入りする研究室でも、物品が整理しやすいと好評です。
ローラー付収納本棚実例②:本屋さんのディスプレイに
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_335/
小さな本屋さんで、書籍のディスプレイ兼収納棚として、「Storage Cart キャスター付き収納カート ミドルタイプ」を導入した実例です。
普段は、本を平積みしている中央のテーブルの下に収まっています。面積の限られる小さな店舗でも、机の下にキャスター付き収納カートを上手に活用して収納スペースを拡充されています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_335/
ディスプレイとして使う場合は、カートの向きをぐるりと変え中身が見えるように動かすだけなので、とても簡単に設置できます。カートの天板もディスプレイに使えるため、統一感も生まれています。
ローラー付収納本棚実例③:大型壁面収納を移動式書棚に
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_615/
ほとんどの収納棚にローラーを取り付けられるのが、マルゲリータの収納家具の特徴です。特に、一般的にはローラーを付けにくいと言われる大型収納棚でも、ローラーを設置できるのが強みです。
こちらの実例では、クローゼットの中にローラーを付けた「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置し、移動書棚として利用しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_615/
クローゼットに収めた3台の本棚のうち1台をローラー付き本棚にすることで動かすことで、重ねて設置している奥の本棚にアクセスできるようになっています。これにより省スペースでありながらも大容量の書庫が完成しました。
ローラー付収納本棚実例④:書斎のサブ本棚として
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_61/
書斎のサブ本棚として、ローラーを付けたファイルスタンドを使っている実例です。こちらの商品は、「Carta A4ファイルスタンド 高さ600mm ワイド キャスターベースセット」です。
引用:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_61/
棚の底面が奥に傾いているため、椅子に座ったままでも背表紙が見やすく、重いファイルがスムーズに出し入れできます。シンプルなデザインでインテリアを選ばず、馴染みやすいのも嬉しいポイントです。
ローラー付収納本棚実例⑤:大型壁面収納にローラーをつけて間仕切りに
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_310/
こちらのオフィスはでは、「Shelf・壁一面の本棚 奥行350mm」にローラーを付け、ディスプレイ兼間仕切りとして活用しています。
商談や打ち合わせに使う広い空間で、営業スタッフのワークスペースと分けるために設置しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_310/
視線が程よく抜ける背板のないデザインのおかげで、間仕切りがあっても狭く感じることはありません。商品のディスプレイも兼ねており、無機質になりがちなオフィスをおしゃれに演出しています。
まとめ
ローラー付きの収納本棚について、そのメリットや選び方、代表的な商品についてまとめてきました。
今回ご紹介した実際の利用実例をご覧いただくと、どんなシーンで役立つかイメージしやすくなったのではないでしょうか。
マルゲリータの収納本棚はローラーが設置でき、サイズやデザインのバリエーションが豊富なのが特徴です。
移動できる収納本棚を探している方は、ぜひ参考にしてください。
SERIES27
キャスター付き本棚
このシリーズでは移動式の本棚を置く場合の考え方、レイアウト等を実例をもとに紹介しています