机・デスクで仕事や勉強をしていて、「もう少し天板が広ければ」と考えたことはないでしょうか。机の天板は、作業効率に大きく影響を与えるので、できるだけ広く大きいものを選ぶことが大切です。
しかし、実際に広く大きい机を探そうにも、どのような選択肢があるか分からず、悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、机を広く使いたい方を対象に、大きい机の種類や実例を詳しくご紹介します。また、記事の最後では、家庭やオフィスへの設置に最適な、おすすめ製品を取り上げます。
今ある机・デスクが手狭に感じられる方や、新しく広い机を買おうか検討している方は、ぜひ参考になさってください。
書斎・オフィスで使う広い机・大きいデスクの種類
書斎やオフィスで使う広い机・大きいデスクの選択肢として、主に「ダイニングテーブル」と「L字型のデスク」の2種類が挙げられます。
それぞれの詳細や、実際に設置している事例について、以下で確認していきましょう。
ダイニングテーブルを使う
書斎やオフィスで広い机・大きいデスクを使いたい場合、ダイニングテーブルを使うのがおすすめです。
ダイニングテーブルは、もともと複数人で食事をするために作られているテーブルなので、天板サイズに余裕があります。
出典:マルゲリータ公式サイト https://margherita.jp/tavola/dt_index.html
1人用のワークデスクとして使うのであれば、2~4人用のダイニングテーブルで十分に快適に使用できるでしょう。
また、複数人で使う場合は、ダイニングテーブルとしての規定人数より大きめのものを選ぶのがおすすめです。
たとえば4人なら6人用ダイニングテーブル、6人なら8人用ダイニングテーブルを選ぶと、各自がPCや資料を置いても広々した作業スペースを確保できます。
家庭で使うダイニングテーブルの事例
こちらの事例では、新築マンションのリビングダイニングに、マルゲリータの「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)」を設置しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_408/
先述の通り、家庭で使うダイニングテーブルの用途は、主に食事の場です。
しかし、その広く大きな天板は、PCなどを置いて仕事をしたり、ノートを広げて勉強したりする際にも重宝します。近年では、テレワークをする方も増えたので、ダイニングテーブルを活用すれば、家族とコミュニケーションを取りながら仕事ができるでしょう。
また、一説によると、リビングで勉強する「リビング学習」のスタイルは、子ども部屋で勉強するよりも集中力が鍛えられるといわれています。
そのため、家庭のリビングダイニングなど、家族が共用で使う空間にダイニングテーブルを置けば、広々としたデスクとしても役立つでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_408/
オフィスで使う広いダイニングテーブルの事例
こちらの事例では、オフィスの会議室にマルゲリータの「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル」を2台並べて設置しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_369/
ダイニングテーブルというと、家庭に設置する家具のイメージを持つ方も少なくないでしょう。
しかし、一般的な個別のデスクと異なり、ダイニングテーブルでは社員の席を決める必要がなく、近年フリーアドレス制のオフィスなどで設置例が増えているのです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_369/
こちらの会議室では、2台並べた広々したダイニングテーブルに、椅子を計8脚置いています。
ダイニングテーブルとしての規定人数で考えると、12人以上で悠々と使える広さです。
しかし、敢えて1人1人のスペースを広く取ることで、快適に会議や仕事ができるようにしています。
L字型のデスクを使う
書斎やオフィスで広い机・大きいデスクを使いたい場合、L字型のデスクを設置するのもおすすめです。
L字型のデスクは、天板が文字通りL字に分かれているため、一般的なデスクより作業スペースを広く確保できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/cd-stg-set03-wh.html
たとえば正面の天板の上にPCモニターを置き、側面の天板の上にノートや書類を置いて使えば、椅子の向きを変えるだけで仕事内容をスイッチできます。
また、片方の机上に仕事のもの、もう一方の机上に趣味のものを置けば、簡単に仕事のオンオフを切り替えられる空間にもできるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/cd-stg-set03-wh.html
L字デスクの中には、片方の天板が高くなっていて、スタンディングデスクとして使えるものもあります。スタンディングデスクとは、椅子に座って使うのではなく、立った姿勢で使うデスクです。
座って長時間仕事や勉強をしていると、身体の血流がとどこおり、結果的に集中力が散漫になることがあります。
その点、スタンディングデスクと組み合わせて使えば、気分によって座り姿勢と立ち姿勢を切り替え、集中力を高い状態にキープできるでしょう。
収納があって広く使えるデスク・机とは
ダイニングテーブルやL字型のテーブルは、机としての使い勝手は非常に良いですが、収納が十分でないケースが多いです。まずダイニングテーブルの場合、もともと食卓としてデザインされているので、基本的には引き出しなどの収納が備わっていません。
また、L字型デスクの場合、シンプルさを追求した結果、収納が省かれたデザインになっていることが多いです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/sc/scm-w.html
収納が付いていないダイニングテーブルやL字型のテーブルに、可動式のカートタイプのデスクワゴンを置いて、収納を確保することもできます。
しかし、キャスターが付いてないタイプで容量の大きい収納をお考えの場合は、天板の下に収納が備わっているタイプのデスクがおすすめです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.magazine-rack.jp/shelf/slf-ar-2400-counter.html
天板の下に収納があると、天板上に必要以上に物を置いておく必要がなくなり、すっきりした作業スペースを維持できます。なお、天板下の収納と言うと引き出しのイメージが強いですが、引き出しによって机下空間が狭まることも考えられます。
その点、引き出しではなくオープンラックタイプの収納が備わっているものであれば、足元が窮屈になることもなく、快適に仕事や勉強に打ち込めるでしょう。
収納付きデスクを広く使っている実例
ここでは、家庭やオフィスで収納付きデスクを広く使っている実例を、4つ厳選してご紹介します。
机を広く使いたいとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
収納付きデスクを広く使っている実例①
こちらの実例では、大学の研究室にマルゲリータの「Shelf(シェルフ)アンダーカウンター本棚」を4台連結して設置しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_797/
1つ1つのデスクは、天板の奥行と幅が十分に確保されているので、PCモニターを置いた状態でも、広い作業スペースが天板に残ります。
また、天板の下にはグリッド状の収納棚があり、そこにファイルなどを収納することで、机上が資料で散らかることを防いでいます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_797/
席によっては、椅子の横に空いたスペースを利用して、机下収納ワゴンを設置しています。
もともと天板の幅が広く取られているので、収納ワゴンを追加しても窮屈にならず、無理のない収納力アップが図られています。
収納付きデスクを広く使っている実例②
こちらの実例では、法律事務所のオフィスに収納付きデスクとして、マルゲリータの「Shelf(シェルフ)アンダーカウンター本棚」を設置しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_737/
アンダーカウンター本棚の天板上にはPCが置かれ、ワークデスクとして活用されています。
また、天板の下にはグリッドに分かれた収納スペースがあり、オープンシェルフと引き出しを共存させることで、使用頻度のあまり多くない品をすっきり収納しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_737/
それに加え、アンダーカウンター本棚と直角に交わるかたちで、同じくマルゲリータの「Shelf カウンター付き本棚」が設置されています。
壁面本棚の前面から棚板が伸び、その部分が横に長いデスクの天板になっています。天板の上には大容量収納、そして天板の下にもコンパクトな収納スペースがあるので、仕事用の資料などを分類しながら収納できます。
2つのデスクを組み合わせた結果、それぞれの天板が合わさり、L字型デスクのような、使い勝手の良いデスクに仕上がっています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_737/
収納付きデスクを広く使っている実例③
こちらの実例では、イラストレーターの方が使うアトリエ空間に、マルゲリータの「Shelf(シェルフ)アンダーカウンター本棚」と「Shelf カウンター付き本棚」をセットで設置しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_725/
吹き抜けに臨むメゾネット型の室内は、コンクリート打ち放しの構造体フレームで構成され、ストイックかつおしゃれな雰囲気になっています。
建物の構造上、梁の高さが左右で異なるので、本棚の高さもそれに合わせて調整されています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_725/
デスクの上下に広がる収納スペースは、上部は作品や画集が並び、下部はファイリングされた資料を入れるなど、場所によって明確に住み分けがされています。
また、2台のデスクを直交させることにより、L字型のデスクとして仕事が切り替えられるよう工夫も施されています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_725/
収納付きデスクを広く使っている実例④
こちらの実例では、マンションの子ども部屋に、子ども用の机としてマルゲリータの「Shelf(シェルフ)アンダーカウンター本棚」を設置しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_333/
男の子3人という賑やかな環境のなか、アンダーカウンター本棚を2つ並べて3つに仕切ることで、3人それぞれのスペースを確保しています。
勉強道具やおもちゃなど、そのとき使っていないものはすべて、机下の収納スペースに収めることを徹底しています。
また、共有できるものはなるべく共有し、天板上は常に広く空けることを意識することで、3人それぞれが、今向き合っていることに集中できるようにしています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_333/
その結果、部屋に圧迫感が生まれることなく、遊びと勉強で両立できる空間に仕上がりました。
それに加え、常に不要なものを片付ける癖付けをすることで、片付けの習慣が子どもたちに自然と身に付き、教育面でも良い影響が生まれています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_333/
広く使えるデスクのご紹介
最後に、家庭やオフィスで広く使えるおすすめデスクを、3種類厳選してご紹介します。
なかなか良いデスクが見つからずにお悩みの方は、これらから選べば間違いないので、ぜひ参考になさってください。
広く使えるデスク①『マルゲリータ Shelf アンダーカウンター本棚』
マルゲリータの『Shelf(シェルフ)アンダーカウンター本棚』は、天板の下にグリッド状の収納が付いた、広く使い勝手の良いデスクです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-counter.html
デスクは横幅約2.4mとゆとりのあるサイズなので、PCや資料、ノートなどを置いても十分な作業スペースを確保できます。
天板の下には、縦は2段、横は5列または7列の収納スペースがあるので、目下使わないものを足元に収納すれば、机上空間を常に快適な状態に保てるでしょう。
広く使えるデスク②『マルゲリータTavola 幅2400×奥行900mm 8人掛けダイニングテーブル』
マルゲリータの「Tavola(タヴォーラ)幅2400×奥行900mm 8人掛けダイニングテーブル」は、幅と奥行が広く、デスクとしても使いやすいダイニングテーブルです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-2400-900-br.html
一般的に、仕事や勉強をするには天板の幅が600~800mm程度あるのが好ましいといわれています。その点、こちらのダイニングテーブルはその3~4倍程度とかなり広い幅があるので、仕事や勉強を快適に進められます。
また、奥行も通常のデスクなら700mm程度ですが、こちらは余裕のある900mmなので、奥にPCモニター、手前にノートや資料を置くといった、複合的な使い方もできます。
もちろん、1人での使用だけでなく、複数人でシェアするデスクとしてもおすすめです。
広く使えるデスク③『マルゲリータ Tavola BASE』
マルゲリータの「Tavola(タヴォーラ)BASE」は、ワークデスクとスタンディングデスクを組み合わせた、使い勝手の良いL字型デスクです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/cd-stg-set03-wh.html
デスクがL字になっているので、作業する天板を変えるだけで、気持ちのオンオフを簡単に切り替えられます。
また、一方がスタンディングデスクになっていることで、座り姿勢と立ち姿勢を切り替え、集中力を高い状態にキープする効果も得られます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/cd-stg-set03-wh.html
両方の天板を壁に沿わせて設置するほか、敢えて一方を壁から離す「穴熊囲い」のレイアウトもおすすめです。
まとめ
今回は、机・デスクを広く使いたい方に向けて、大きい机の種類や実例、おすすめ商品などを詳しくご紹介してきました。天板上の作業スペースを広く確保したい場合、ダイニングテーブルやL字型のデスクを使うのがおすすめです。
また、天板の下などに収納が付いている机だと、きれいな状態を維持でき、快適かつ効率の良い作業を実現できるでしょう。今回ご紹介したことを参考に、家庭やオフィスで役立つ、広く大きい机を導入してみてはいかがでしょうか。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介した机・デスク以外にも、色々なおしゃれインテリアを多数ラインナップしています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、おしゃれで実用的な家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。