オフィスで空間を仕切りたい場合、パーテーションを設置するのがおすすめです。
しかし、ひとくちにパーテーションといっても、施工工事が必要なものから収納棚を間仕切りにするなどさまざまな種類があり、何を選択するのがベストなのか考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、オフィスで使えるおしゃれなパーテーションについて、種類や設置するメリット、おすすめ商品などを詳しく解説していきます。
オフィスにパーテーションを設置しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
オフィスパーテーションとは?
「オフィスパーテーション」とは、オフィスの空間を仕切るための簡易的な壁のことです。別の言い方で「間仕切り」と呼ばれる場合もあります。
オフィスパーテーションには、機能やデザイン、形やサイズなど、さまざまなタイプが存在します。
それぞれの特徴を理解したうえで適切なものを選べば、社員の集中力を高めたり、応接用のスペースを分けたりでき、働きやすいオフィスが実現されます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/caimi/pli-desk1-set01.html
オフィスパーテーションの種類
一括りにオフィスで使うパーテーションといっても、さまざまな種類があります。
ここでは、代表的な5種類のパーテーションについて、詳しく確認していきましょう。
施工型のパーテーション
「施工型のパーテーション」は、工事をして設置するタイプのパーテーションです。
個室のように壁面を設置するため、空間をしっかり仕切れます。しかし、施工工事が必要なので、設置には相応の費用がかかります。
また、一度設置したら動かせないので、後々設置場所を変えたい場合は注意が必要です。
なお、この後ご紹介する4種類のパーテーションについては、すべて施工工事なしで設置ができます。
衝立パーテーション
「衝立パーテーション」とは、床の上に立てて置く、パネル状のパーテーションです。パーテーションと聞いて、たいていの方が思い浮かべるのがこの形でしょう。
衝立パーテーションは、複数枚を並べて使うことが多く、枚数によって仕切れる広さが変えられます。持ち上げて簡単に移動できる点も特徴的です。
なお、衝立パーテーションは多くのオフィスで使用されていることもあり、中古のものも流通しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/caimi/pli-small-set01.html
卓上パーテーション
「卓上パーテーション」は、デスクの上に置いて使用するタイプのパーテーションです。衝立パーテーションと同様、パネル状になっています。
卓上パーテーションをデスク上に設置すると、作業中に周囲からの視線が遮られるため、集中力を高める効果が得られます。また、感染症のリスクを低減できるため、休憩スペースなどに設置されるケースもあります。
卓上パーテーションに関しても、オフィスにおける使用率が高いため、中古のものが多く流通しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/caimi/pli-desk3-set02.html
<h3>可動式(移動式)パーテーション</h3>
「可動式(移動式)パーテーション」は、底部にキャスターが付いていて、簡単に場所を移動できるタイプのパーテーションです。
施工型でない限り、基本的にパーテーションは後から移動が可能です。しかし、サイズが大きかったり重かったりすると、少し移動させるだけでも結構な手間になります。
その点、キャスターの付いた可動式パーテーションなら、少し力を加えるだけで、簡単に場所が変えられます。
そのため、女性の多いオフィスや、定期的に模様替えをするオフィスなどでは、便利な選択肢だといえるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/cavalletto/prt-01-w-c.html
収納間仕切り
「収納間仕切り」とは、本棚などの収納家具をパーテーションとして利用したものです。
ここまでに挙げたパーテーションはどれも、空間を仕切るという機能しか持ちません。しかし、収納間仕切りは、空間を仕切ることに加え、資料や備品を収納する機能を持ちます。
収納間仕切りを上手く活用すれば、収納スペースが不足しがちなオフィスにおいて、空間を上手に有効活用できるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_226/
天井まで・腰丈まで、オフィスパーテーションのサイズの種類
オフィスで使われるパーテーションは、サイズの点で「ハイパーテーション」と「ローパーテーション」に分けられます。
ここでは、それぞれの特徴と、おすすめの使用シーンについて、詳しく確認していきましょう。
天井まであるハイパーテーション
「ハイパーテーション」とは、身長程度から天井ほどまで高さのある、背の高いパーテーションのことです。
ハイパーテーションは、床から天井近くまでをしっかり仕切れるため、独立した部屋のように空間を分けられます。そのため、オフィスの一部を応接空間にしたり、ミーティングスペースにしたりする際に重宝します。
ただ、ハイパーテーションは圧迫感が出やすい点に注意が必要です。圧迫感なく空間を仕切りたい場合は、光を通す素材のパネルを採用したり、背板のない本棚を使用したりするとよいでしょう。
腰丈~身長丈のローパーテーション
「ローパーテーション」とは、腰丈以上、身長丈未満くらいの大きさの、背の低いパーテーションのことです。
ローパーテーションは、ハイパーテーションに比べて緩やかに空間を仕切ります。そのため、社員1人ひとりのブースを分けたり、最低限のプライバシー性を確保したりしたいときに重宝します。
また、ローパーテーションの場合、必要に応じて場所を変えられるよう、底部にキャスターが付いたものも人気があります。
オフィスにパーテーションを設置するメリット
オフィスにパーテーションを設置すると、いろいろなメリットが得られます。
ここでは、代表的な4種類のメリットについて、詳細を確認していきましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_394/
メリット① 半個室にして仕事に集中できる
オフィスにパーテーションを設置すると、半個室にして仕事に集中できる空間づくりができます。
周囲に仕切りがない状態だと、周りの視線や気配が気になって、仕事に集中できない場合があります。その際、パーテーションで半個室状態にしていれば、集中力を大きく向上させられます。
特に、WEBミーティングが増えている最近では、完全な個室にしないまでも、緩やかに区切られた半個室の空間が非常に便利です。そのため、既存のオフィスに追加でパーテーションを設置するケースも増えてきています。
メリット② プライバシーを守れる
パーテーションを設置すると、オフィスのプライバシー性を高められるメリットもあります。
不特定多数の人が来訪するオフィスの場合、オープンな場所で仕事をしていては、社員のプライバシーを守れません。また、来訪者の側も、周囲の視線が遮られていないと、落ち着いて商談などが行えないでしょう。
その点、パーテーションを設置して空間を仕切れば、それぞれのプライバシーが守られ、より安心して仕事に取り組めるようになるでしょう。
メリット③ オフィスをおしゃれに演出できる
デザイン性の高いパーテーションの場合、おしゃれなインテリアとしてオフィスを演出できるメリットも得られます。
近年のパーテーションは、実用性はもちろんのこと、デザイン性も高いものが多く販売されています。そのため、自社オフィスの雰囲気に合うパーテーションを選べば、オフィスをよりおしゃれな空間にアップデートできるでしょう。
オフィスがおしゃれになれば、社員のモチベーションがアップし、来訪者からの印象も良くなるなど、多くのポジティブな効果が期待できます。
メリット④ 収納スペースを確保できる
オフィスでは、収納家具をパーテーション代わりに使うことで、収納スペースを同時に確保できるメリットがあります。
オフィスには日々さまざまな資料や備品が増えていくので、収納スペースが足りなくなってしまいがちです。
その際、たとえばハイタイプの壁面本棚をパーテーションとして使えば、大容量収納が実現します。また、ロータイプ本棚をパーテーションとして使えば、厳選した資料を収めつつ、空間を程よく仕切れます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_347/
オフィスにおすすめのおしゃれパーテーション6選
ここでは、オフィスに設置する際におすすめしたい、おしゃれなパーテーションを6つ厳選してご紹介します。
これからオフィスにパーテーションを設置しようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。
おしゃれなオフィスパーテーション① 『マルゲリータ Shelf(シェルフ)壁一面の本棚』
「マルゲリータ Shelf(シェルフ)壁一面の本棚」は、天井付近までしっかり仕切れる、ハイタイプの壁面本棚です。
パーテーションとして使えば、空間をきっちり分けつつ、大容量の収納スペースも確保できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-2400-2400-ex.html
グリッド状のデザインになっていて、幅と高さをコマ数で選べるので、幅広いオフィス空間にマッチします。
また、背板のないオープンシェルフになっているので、表と裏の両面から収納物を出し入れできます。背板がないことで光や空気を通すため、ハイタイプにもかかわらず、圧迫感を生みにくい点もポイントです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_589/
おしゃれなオフィスパーテーション② 『マルゲリータ Shelf(シェルフ)ロータイプ本棚』
「マルゲリータ Shelf(シェルフ)ロータイプ本棚」は、腰丈程度の高さでパーテーションとして使いやすい、ロータイプの収納本棚です。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-3.html
高さが3種類、幅が2種類の計6バリエーションがあり、オフィスの用途に応じて選べます。
また、先ほどの「壁一面の本棚」と同様、背板のないオープンタイプなので、表と裏両方から収納物にアクセスできます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_394/
底部にキャスターの付いた「ロータイプ本棚 移動式」もあります。
こちらの場合、掃除をしたり、模様替えしたりする際、簡単に場所を移動できて便利です。
なお、キャスターベースは簡単に取り外せるので、据え置き型としての使用もできます。
おしゃれなオフィスパーテーション③ 『マルゲリータ caimi(カイミ)【SNOWSOUND】』
「マルゲリータ caimi(カイミ)【SNOWSOUND】」は、空間を仕切るだけでなく、優れた防音性能も併せ持つ、おしゃれなデザインのパーテーションです。
密度の異なる繊維をパネルの表層材に採用することで、高音域から低音域まで、幅広い音を吸収します。特に気になりやすい高い音に関しては、90%近い吸音効果が得られます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/caimi/pli-over1-set01.html
衝立タイプだけでなく、卓上タイプのパーテーションもラインナップされています。
L字やコの字になったタイプもあるので、ニーズに合ったものが選べるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/caimi/pli-desk3-set02.html
おしゃれなオフィスパーテーション④ 『マルゲリータ Cavalletto(カヴァレット) くもりガラス風の屏風型間仕切り』
「マルゲリータ Cavalletto(カヴァレット) くもりガラス風の屏風型間仕切り」は、光を柔らかく通すアクリルパネルを挟んだ、木製フレームで構成されるパーテーションです。
アクリルパネルの片面はマット調で光を反射せず、もう片方は平滑で光を反射する作りになっています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_324/
底部にキャスターが付いているタイプもあり、移動させたり、たたんで収納したりが簡単にできます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/cavalletto/prt-01-q-c.html
おしゃれなオフィスパーテーション⑤ 『カグクロ 木目調ローパーテーション』
木目調のデザインのおしゃれなパーテーションです。
サイドにあるツメを引っかけることで、複数枚を連結して使用できます。組み合わせ次第で、多彩なレイアウトが実現可能です。
出典:カグクロ公式サイト https://www.kagukuro.com/partition/grainp/h1200/w0700/
おしゃれなオフィスパーテーション⑥ 『ニトリ 三つ折パーテーション』
スチールフレームとポリカーボネートパネルを組み合わせた、シンプルなデザインでおしゃれなパーテーションです。
屏風状になっていて、底部にキャスターが付いているので、使わないときはコンパクトに折りたためます。また、左右側面にはマグネットが付いているので、複数台を連結したい場合に便利です。
出典:ニトリ公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/3508004s/
まとめ
今回は、オフィスで使えるおしゃれなパーテーションについて、種類や設置するメリット、おすすめ商品などを詳しく確認しました。
オフィスにパーテーションを設置すると、半個室にして集中力を高めたり、プライバシー性を向上させたりなど、多くのメリットが得られます。また、収納本棚をパーテーションとして活用すれば、収納スペースも増やすことが期待できます。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介した壁面本棚やパーテーションをはじめ、おしゃれで便利な収納家具を多数掲載しています。オフィスで新しい収納家具の設置を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。