本が好きな方にとって、大量の蔵書をどのように整理するかは大きな課題でしょう。
本だらけの部屋だと、読みたい本があっても探すのが一苦労なので、増えすぎた大量の本は、大容量本棚にきれいに整理しながら収納するのがおすすめです。
この記事では、増えすぎた本・大量の本を綺麗に本棚へ収納するコツや注意点、本だらけの部屋の不要な本を断捨離する方法などについて、詳しく解説していきます。
また、記事の後半ではおすすめの本棚や、実際に本だらけの部屋をスッキリ整理した実例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
大量の本を綺麗に本棚へ収納するコツ
本だらけの部屋で大量の本を本棚へ収納すると、どうしても雑然とした雰囲気になってしまいやすいです。
しかし、ちょっとしたコツを押さえて収納すれば、大量の本でも、綺麗に本棚へ収められるようになります。
ここでは、大量の本を綺麗に本棚へ収納するコツを、5つ厳選してご紹介します。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_739/
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_480/
コツ① なるべくサイズの大きい大容量本棚を選ぶ
本だらけの部屋の本をスッキリ綺麗にしたいのなら、なるべくサイズの大きい大容量本棚を選びましょう。
その際、部屋にある本がすべて入るのはもちろんですが、できればもっとサイズに余裕のあるものを用意することが大切です。
そうすれば、後から本がさらに増えた場合でも、床などに積まずに済み、綺麗に整理整頓された状態を長くキープできます。
コツ② 背表紙の色を揃える
本だらけの部屋の本を本棚に収納する際は、背表紙の色を揃えるようにしましょう。
本を並べた際、背表紙の色が不揃いの状態だと、整理整頓されていない印象が生まれやすくなります。しかし、複数冊の背表紙の色が揃っていれば、同じ冊数でも格段にスッキリして見えます。
また、まったく同じ色の背表紙でなくても、同系色を揃えるだけで、全体的に整った印象になります。
コツ③ 本のサイズ(高さ)を揃える
本だらけの部屋に雑然と置かれた本も、サイズを揃えて本棚に収納すれば、おしゃれな印象に仕上げられます。
一括りに本といっても、コミック本や文庫本、単行本などと、サイズ規格が複数存在します。それらをバラバラに収納すると雑然として見えますが、コミック本はコミック本、文庫本は文庫本と、サイズ規格を揃えるだけで、こだわりの蔵書に見えるでしょう。
なお、複数の高さの本を一列に並べたい場合は、右肩上がりになるように配置すると、綺麗に整った印象に見えます。
コツ④ 本棚の手前側に並べる
本棚に大量の本を並べる際、本棚の奥ではなく手前側に並べるのも、綺麗に見せるコツの1つです。
本棚の奥まで本を入れてしまうと、本のサイズ差によって、背表紙部分がデコボコして見えてしまいます。一方、手前に揃えて並べれば、本が整然と並んで背表紙の位置が揃うので、見栄えがよくなります。
また、背表紙が棚板の手前にあることで、室内の光が当たってタイトルが見やすくなり、目的の本を探しやすくなるメリットも得られます。
コツ⑤ 本棚の前後で高さを変える
本だらけの部屋に本棚を設置するとなると、収納量を確保するために、本棚の奥と手前に本を並べることも多いでしょう。しかし、そのまま並べると奥にある本が見えないので、本棚の前後で高さを変えるのがおすすめです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-d_index.html
その際に便利なのが、本の足場のように使える小さな棚です。本棚の奥にこのような棚を設置すれば、手前と奥両方の本が視認できて探しやすいうえに、見た目にも綺麗な印象になります。
本棚に大量の本を収納する際の注意点
本だらけの部屋を整理するため、大量の本を本棚に収納する際は、いくつか注意すべき点があります。
ここでは、代表的な3つの注意点について、詳細を確認していきましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_727/
注意点① 棚板の耐荷重
大量の本を収納するとき、本棚の棚板がたわまないように、耐荷重に注意が必要です。
本1冊1冊はそれほど重くないですが、複数冊が一箇所に集まると相当な重量になり、棚板に大きな負荷がかかります。
その際、棚板の耐荷重が十分でないと、経年によって棚板が徐々にたわみ、最悪の場合折れてしまうこともあります。
そのため、大量の本を収納する前提で本棚を選ぶ際は、先々たわむリスクを最小限にするため、棚板の耐荷重を必ず確認するようにしましょう。
注意点② 地震対策
大量の本を収納する本棚を選ぶ際は、地震対策がしっかり取られたものを選ぶことも重要です。
地震が発生した際、背の高い家具は振り子の原理で揺れが大きくなるので、倒れる危険性が高くなります。
本棚の場合、サイズが大きいことに加え、大量の本を収納していて重量もあります。万が一それが倒れてきたとしたら、壁や床に損傷を与えたり、怪我をしてしまったりする可能性があります。
そのため、本だらけの部屋を整理するために本棚を選ぶ際は、壁や天井と固定できるなど、地震対策ができる製品を選ぶようにしましょう。
注意点③ 空間への圧迫感
本だらけの部屋を綺麗にするなら、選ぶ本棚は天井近くまである壁面本棚になるでしょう。しかし、そのような大型の本棚は、空間に圧迫感を生む可能性があるので注意しなければなりません。
大型本棚の圧迫感を軽減するためには、本棚に本を詰め過ぎず、適度に空間を設けることが重要です。
また、背板のないオープンタイプの本棚を選ぶと、背板のあるものより圧迫感が軽減されやすくなります。
本だらけの部屋で不要な本を断捨離する方法
本だらけの部屋を綺麗にするのであれば、もう読まない本を処分するのも方法の1つです。
しかし、本好きの方にとって、本を処分するのは気が進まず、どれを処分すべきかで悩んでしまうでしょう。
ここでは、断捨離すべき本の選び方を4つご紹介します。本を減らしたくても、なかなか処分できずに困っている方は、ぜひ参考にしてください。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_695/
何年も未読のままの本
何年も読まないままで放置されている本があったら、思い切って断捨離するとよいでしょう。
このような本は、買ったときは読むつもりだったものの、月日が経つにつれて、読む意欲が薄れてしまっていることが多いです。特に、何年も本を積読(つんどく)状態にしている人は、購入時期が古いものから順に断捨離を検討するとよいでしょう。
なお、具体的な年数はケースバイケースですが、目安として2年未読のままであれば、手放すのを決断することをおすすめします。
一度読んで再読するつもりがない本
一度読んだものの、それ以降再読するつもりがない本も、断捨離すべき本の対象となります。
本好きの方にとって、お気に入りの本は何度も再読するものでしょう。しかし、それは裏を返すと、お気に入り以外の本は一度読んだだけで満足するとも考えられます。
そのため、本だらけの部屋をスッキリさせたい場合は、既読の本を集めて、「もう一度読むだろうか」と自分に問いかけながら仕分けをすることをおすすめします。
状態が悪い、劣化している本
状態が悪く、劣化している本があったら、優先的に断捨離の対象としましょう。
状態が悪い本は、希少な古書などでない限り、リセールバリューも高くありません。そのため、読む際に支障が出るほど劣化が進んでいる場合は、速やかに処分することをおすすめします。
特に、紙魚(シミ)と呼ばれる紙を食べる虫が湧いている場合は、そこから被害がどんどん広がる可能性があるので、早めに処分しましょう。
電子書籍でも所有している本
所有している紙の本の中で、電子書籍でも所有しているものがあれば、断捨離することをおすすめします。
紙と電子両方で所持している場合、それはお気に入りの本であることも多いでしょう。しかし、電子で読めるなら、紙の本を手に取る機会はそう多くないはずなので、処分を検討すべきだといえます。
紙の本を処分し、それによってスペースに余裕が生まれれば、その分新しい本と出合える可能性も高くなるはずです。
増えすぎた本を収納するのに便利なマルゲリータの壁面本棚
本だらけの部屋を綺麗にしたい、増えすぎた本をスッキリさせたいという方におすすめしたいのが、マルゲリータの「Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚」です。
ここでは、なぜこの本棚がおすすめなのか、具体的な特徴を3つ挙げ、詳しく解説していきます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_643/
特徴① たくさん収納してもたわまない棚板
「Shelf 壁一面の本棚」は、丈夫なシナ合板を棚板に使用しているため、たくさんの本を載せても棚板がたわみにくい特徴があります。
その丈夫さは実験により証明されていて、325mmの本棚に総重量28kgの書籍を充填して経過観察した結果、3ヶ月経っても0.5mm程度しかたわみませんでした。
そのため、本だらけの部屋の蔵書をすべて収納した場合でも、棚板のたわみを気にすることなく、長年綺麗な状態をキープしてくれるでしょう。
≫棚板のたわみ量の実験について詳しくはこちら
特徴② 本のサイズによって選べる奥行き
「Shelf 壁一面の本棚」は、高さや幅などのサイズ展開が豊富なのに加えて、奥行きも選べる点が特徴的な本棚です。
奥行きのラインナップは、180mm・250mm・350mmの3種類があります。
たとえば、コミック本が大半なら180mm、ファッション誌などの雑誌が多いなら250mm、画集などの大型本が多いなら350mmと、所蔵する本に応じて最適な奥行きを選べます。
特徴③ 万一の地震にも対策が可能
「Shelf 壁一面の本棚」は、万一地震が起こった際、転倒しないように対策が取れる点も大きな特徴です。
まず、付属の転倒防止金具を使えば、最上段の横板を壁面に固定できます。
本棚が転倒するときは、最下段の手前を中心に手前に倒れようとする力が働くので、最上段を固定する方法は非常に効果的だといえます。
また、賃貸住宅などで壁面に傷をつけられない場合は、フィラー板による地震対策も可能です。
本棚と天井との隙間に、ぴったりのサイズにカットしたフィラー板を挟むことで、天井との間で突っ張り、転倒リスクを軽減してくれます。
≫Shelf シリーズの転倒防止について詳しくはこちら
大量の本をスッキリ収納している実例3選
最後に、大量の本をスッキリ収納している実例を厳選してご紹介します。
これから本だらけの部屋を綺麗にしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
大量の本をスッキリ収納している実例①
こちらの実例では、リビングに隣接する部屋の壁面に「Shelf 壁一面の本棚奥行350㎜」をL型に2台設置し、本だらけの部屋を綺麗にしています。ビフォーアフターの画像をご覧ください。
【Before】
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_739/
【After】
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_739/
本棚を導入する以前は、自作の棚に大量の本を収めていましたが、入りきらなかった本は山積み、あるいは段ボールに収納されたままになっていました。
しかし、大容量本棚を導入することによって、4,000冊以上もある大量のコミック本を、スッキリ整理させることに成功しました。
【Before】
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_739/
【After】
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_739/
大量の本をスッキリ収納している実例②
こちらの実例では、リビングに隣接する書斎に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を2台連結して設置し、大量の蔵書をスッキリ収納しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_754/
収納している本は、グリッドごとに高さを揃え、手前に配置することで、見栄えが綺麗になるよう工夫されています。
また、「本棚の中の棚」を使うことで、棚の前後に段を作り、奥に並べた本の背表紙も確認できるようになっています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_754/
大量の本をスッキリ収納している実例③
こちらの実例では、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を部屋の左右に並べ、大量の蔵書をスッキリ綺麗に整理しています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_742/
快適な読書環境を整えられるよう、それぞれの本はジャンルやテーマごとに整理され、まるで図書館であるかのような一室に仕上がっています。
大きな窓からは自然光が入り、中央に配置されたテーブルと椅子を使って、ゆったりとくつろぎながら読書に没頭できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_742/
まとめ
今回は、本だらけの部屋を綺麗にするため、大量の本を本棚に収納する際のコツや注意点、断捨離のポイントなどについて、詳しく確認しました。
大量の本を綺麗に本棚に収納すれば、部屋に雑然と積んでおくより見栄えがよいのはもちろん、本の管理もしやすくなり、目的の本が探しやすくなります。
今回ご紹介したコツや注意点を参考に、本だらけの部屋を綺麗でおしゃれな空間にしていただければ幸いです。
マルゲリータの公式サイトでは、大量の本をスッキリ整理している、お客様のアイデア実例を多数掲載しています。
本だらけの部屋を綺麗にしたいとお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。
SERIES23
大容量のコミック本棚
このシリーズではマルゲリータの本棚を使用したコミック収納の考え方、レイアウトなどを実例をもとに紹介しています