オフィスに設置するミーティングテーブルを選ぶ際、多くの方が木製テーブルを選ぶ傾向にあります。とはいえ、「木製」と一口に言っても、素材には「無垢材」「突板材」「集成材」などさまざまな種類があり、さらに天板の形状やデザインも多岐にわたるため、どれを選ぶべきか迷ってしまうことも少なくありません。そこで本記事では、木製ミーティングテーブルの種類ごとの特徴や、選ぶ際に押さえておきたいポイント、さらにはおすすめの商品について詳しく解説します。オフィスに木製ミーティングテーブルを導入するかどうか検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
- ミーティングテーブルとは?
- 木製ミーティングテーブルの主な素材
- 木製ミーティングテーブルの形状
- 使用する空間に合うテーブルを選びましょう
- おしゃれで使いやすい木製ミーティングテーブルの選び方
- おすすめの木製ミーティングテーブル6選
- おすすめの木製ミーティングテーブル① 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)』
- おすすめの木製ミーティングテーブル② 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル スチール脚(RO)』
- おすすめの木製ミーティングテーブル③ 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚』
- おすすめの木製ミーティングテーブル④ 『KANADEMONO(カナデモノ) THE TABLE』
- おすすめの木製ミーティングテーブル⑤ 『KURO(クロ) ヴィンテージスタイル 無垢材テーブル』
- おすすめの木製ミーティングテーブル⑥ 『無印良品 SOUDIEUX TABLE 1800』
- まとめ
ミーティングテーブルとは?
「ミーティングテーブル」とは、少人数での会議や商談、打ち合わせの際に使用されるテーブルを指し、「会議テーブル」とも呼ばれることがあります。ミーティングテーブルには、プラスチック樹脂製やガラス製などさまざまな素材がありますが、触感の良さや温かみのある色味から、木製のテーブルが最も一般的です。木製のミーティングテーブルは、オフィスの雰囲気にもよく馴染み、実用性とデザイン性を兼ね備えているため、これから新しくミーティングテーブルを購入する際には、木製を選ぶと間違いないでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_311/
木製ミーティングテーブルの主な素材
木製ミーティングテーブルといっても、一口に「木製」と言っても使用される木材にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。そこで今回は、木製ミーティングテーブルによく使用される「無垢材」「突板材」「集成材」の3種類の違いについて、詳しく見ていきましょう。
無垢材
無垢材とは、一本の丸太からそのまま切り出した一枚板の天然木材を指します。無垢材の魅力は、天然木ならではの自然な風合いや、独特の手触りにあります。そのため、ミーティングテーブルとして使用すると、温かみのある質感がオフィス空間を引き立てます。ただし、無垢材でミーティングテーブルの天板を作るには、大きな丸太が必要となり、その分価格が非常に高くなる傾向があります。また、木の部位(芯材や辺材など)によって、木目や質感にバラつきが出ることがあるため、均一な仕上がりを求める場合には注意が必要です。
突板材
突板材は、天然木の薄い板を合板や他の基材の表面に貼り付けて作られた素材です。外見的には無垢材と見分けが付きにくく、天然木のような風合いを楽しめるのが特徴です。突板材を使用したミーティングテーブルは、無垢材に比べて価格が抑えられるため、コストパフォーマンスが高い点も大きな魅力です。ただし、突板材は長く使ううちに表面の薄い板が剥がれることがあり、剥がれてしまうと修復が難しい点に注意が必要です。耐久性を考慮し、日常的なケアや取り扱いに気を付けることが求められます。
集成材
集成材は、複数の天然木片を接着剤で圧着して作られる素材です。木材本来の自然な風合いや手触りが楽しめるうえに、高級感もあるため、ミーティングテーブルの素材として非常に人気があります。先に紹介した突板材が薄い板を基材に貼り付けるのに対し、集成材は厚みのある木片同士を組み合わせているため、長期間使用しても表面が剥がれる心配がないという利点があります。
さらに、無垢材の一枚板に比べて、集成材は割れや反りが発生しにくく、美しい状態を長く保てるのも大きな魅力です。耐久性と見た目の美しさを兼ね備えているため、実用性とデザイン性の両方を求める方に適した選択肢です。
木製ミーティングテーブルの形状
ここでは、木製ミーティングテーブルの形状を4種類ご紹介します。それぞれの形状には異なる特徴があり、使用目的やオフィスのニーズに応じた最適な選択が可能です。自社オフィスのレイアウトや会議のスタイルに合わせて、最も適したテーブルを選びましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_470/
長方形
長方形の木製ミーティングテーブルは、最も一般的な形状です。天板が長方形であることで、幅と奥行きに十分なスペースが確保され、対面に座って行うミーティングだけでなく、PCを置いてWEB会議をする際にも、広々とした天板を活用できます。そのため、複数の資料やデバイスを同時に使用する場合でも、作業しやすい環境が整うのが長方形テーブルの大きなメリットです。ただし、その分設置スペースを取るため、狭い場所では配置が難しいというデメリットもあります。しかし、会議室など広めのスペースで使用することが多い場合は、この点は大きな問題にはならないでしょう。ミーティングテーブルの形状に迷った際には、汎用性が高く、さまざまなシーンで使いやすい長方形を選ぶと失敗が少ないと言えます。
正方形
正方形のテーブルは幅と奥行きが同じため、向きを気にせず自由に配置できる点が大きなメリットです。また、コンパクトなサイズ感のものが多く、狭いスペースや小さな会議室などに設置する際に非常に便利です。ただし、長方形に比べて各辺のスペースが限られているため、大人数でのミーティングではやや手狭に感じることがあるかもしれません。そのため、少人数での会議やミーティングスペースが限られている場所で使用する場合に特に適しています。
楕円形
木製ミーティングテーブルの中には、天板が楕円形になったものもあります。楕円形のテーブルは、長方形の角を丸くした形状で、角がないため安全性が高いというメリットがあります。特に、人の動きが多い場所や、子どもがいる空間では、角がないことで安心感が増します。ただし、角が取れている分、天板上の使用可能なスペースが減少するため、作業に使えるエリアが少なくなる点に注意が必要です。特に、丸みの強い部分に座ると、作業スペースが狭く感じられることが多く、大人数で使用するには不向きです。そのため、少人数でのミーティングや打ち合わせには適していますが、大人数で使用するミーティングテーブルとしては、楕円形はあまり推奨されないでしょう。
円形
木製ミーティングテーブルの中には、天板が円形のものもあります。円形テーブルの大きなメリットは、座った人全員が均等に顔を合わせやすく、コミュニケーションが取りやすい点です。会議や話し合いの際、参加者全員の視線が自然に集まり、一体感を生む効果があります。しかし、楕円形と同様に、天板が丸みを帯びているため、スペースの使い方が制限されやすく、特に作業スペースが狭く感じることがあります。そのため、円形テーブルは、社員が休憩中に談笑や食事をする場としては最適ですが、資料を広げての会議や仕事の打ち合わせには、他の形状のテーブルを選ぶほうが実用的です。
使用する空間に合うテーブルを選びましょう
ミーティングテーブルは、会議を行うための実用的な家具であるだけでなく、空間全体の印象を左右する重要なインテリアアイテムでもあります。そのため、会議室やオフィスの雰囲気に合ったテーブルを選ぶことが非常に大切です。テーブルの色や天板の質感に加えて、意外と見落とされがちですが、テーブルの「脚」も非常に重要なポイントとなります。テーブルの脚のデザインや配置は、視覚的な印象だけでなく、足元のスペースや使い勝手にも影響を与えるため、慎重に選ぶべき要素です。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_423/
ミーティングテーブルの脚にはさまざまなスタイルがあり、デザインや素材によって見た目の印象やテーブルの安定性に大きな影響を与えます。例えば、天板と同じ木製の脚は温かみがあり、ナチュラルな空間に適しています。一方、スチール製の脚は、モダンでスタイリッシュな印象を与え、強度も高いため、洗練されたオフィスやインダストリアルなデザインにマッチします。そのため、新しくミーティングテーブルを導入する際には、脚の形状や素材がオフィス全体の雰囲気に調和するかを考慮し、選択肢が豊富な商品を選ぶことをおすすめします。テーブル全体のデザインと実用性を両立させるために、脚の選択は重要な要素です。
おしゃれで使いやすい木製ミーティングテーブルの選び方
オフィスに木製ミーティングテーブルを設置する際には、見た目のおしゃれさと実用性の両方が求められます。そこで、木製ミーティングテーブルを選ぶ際に注目したい重要なポイントを、4つに絞ってご紹介します。これらのポイントを意識することで、デザイン性と使い勝手を兼ね備えた理想的なミーティングテーブルを見つけることができるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_311/
ポイント① 天板のサイズ
木製ミーティングテーブルを選ぶ際に最も重視すべき要素は、天板のサイズです。特に、天板の幅は重要で、1人あたり最低600mm、理想的には800mmのスペースを確保できると、快適に使用できます。例えば、対面で3人ずつ座ることを想定するなら、1800mm~2400mmの幅を持つテーブルを選べば、さまざまなシーンで使いやすくなります。さらに、生産性を高めるためには天板の奥行きも重要です。会議時に資料やPCを広げても手狭にならないよう、最低でも800mm程度の奥行きを確保しておくと、使い勝手が格段に向上します。
ポイント② 椅子の高さとのバランス
木製ミーティングテーブルを選ぶ際には、併せて使用する椅子との高さバランスを考慮することが重要です。テーブルの高さが椅子に対して低すぎると、前かがみの姿勢になりやすく、結果的に姿勢が悪くなる原因となります。一方で、テーブルが高すぎると、腕や肩に負担がかかり、長時間の使用で疲労を感じやすくなります。一般的に、テーブルと椅子の高さの差は270~300mm程度が理想的とされています。これにより、自然な姿勢で座ることができ、快適な作業環境が整います。そのため、木製ミーティングテーブルを購入する際には、使用する椅子の高さとのバランスも考慮して選ぶようにしましょう。
ポイント③ 木材の種類
木製ミーティングテーブルに使用される木材にはさまざまな種類があり、木材の選択によってテーブルの風合いやオフィス全体の雰囲気が大きく変わります。おしゃれなオフィスを演出するためには、木材の種類にこだわることが重要です。特に、風合いが豊かで、丈夫で長持ちする木材としては、ハックベリー、ラバーウッド、ニレ、オークなどが人気です。これらの木材は、ナチュラルな木目と耐久性を兼ね備えているため、長く愛用できるテーブルを作り出します。素材選びで迷った場合は、これらの木材を使用しているミーティングテーブルを選ぶと、品質とデザインの両方で満足できるでしょう。
ポイント④ 塗装の種類
木製ミーティングテーブルを選ぶ際、天板の塗装の種類も重要なポイントです。木製ミーティングテーブルによく採用される塗装の種類としては、主に以下のものが挙げられます。
・ 自然塗料
・ ウレタンクリア塗装
・ ガラス塗料
・ オイルフィニッシュ
・ ラッカー塗装
木製ミーティングテーブルを選ぶ際、木材本来の風合いを楽しむために人気なのが、自然塗料による塗装です。自然塗料は、木の質感や温かみをそのまま活かしながら、ナチュラルな雰囲気を保てるため、特に木の素材感を重視する方に支持されています。また、風合いを維持しつつ、耐久性や防水性を高めるウレタンクリア塗装も人気があります。ウレタンクリア塗装は、見た目に透明感を与え、木材をしっかりと保護してくれます。塗装の種類は木材との相性によっても効果が異なるため、テーブルを選ぶ際には、素材と塗装の選択肢が豊富にあるものを選ぶと、長く使える理想的なテーブルが見つかるでしょう。
おすすめの木製ミーティングテーブル6選
ここでは、オフィスにぜひ設置したい、おしゃれで実用的なおすすめの木製ミーティングテーブルを、6つ厳選してご紹介します。これから木製ミーティングテーブルの購入を検討している方は、デザイン性と機能性の両方を兼ね備えたこれらのテーブルを、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの木製ミーティングテーブル① 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)」は、スリムでスタイリッシュなスチール脚が特徴の、洗練されたデザインの木製ミーティングテーブルです。天板のサイズは「幅2400 × 奥行900 mm」と「幅1800 × 奥行900 mm」の2種類から選べるため、オフィスのスペースに合わせて最適なサイズを選択できます。このテーブルの天板には、厳選された無垢集成材が使用されており、木材特有の割れや反りが発生しにくいという耐久性の高さが魅力です。さらに、木材本来の温かみを保ちながら、長期間美しく使えるため、日常的な使用にも耐えうる実用的なテーブルとして多くのオフィスに適しています。おしゃれなデザインと機能性を兼ね備えたこのテーブルは、オフィスの雰囲気を格上げするアイテムとしておすすめです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-sl_index.html
おすすめの木製ミーティングテーブル② 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル スチール脚(RO)』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)」は、先ほどの「スチール脚(SL)」と同じ高品質な天板を使用しながら、脚の形状が異なるモデルです。このテーブルの特徴は、両側に配置された2本のスレンダーな角形スチール脚が四角形を構成している点で、一般的な木製ミーティングテーブルとは異なる、洗練されたモダンなデザインを楽しめます。さらに、スチール脚の下部には専用のアジャスターが付いており、設置場所に応じて四隅の高さを調整することが可能です。これにより、床の不均一さに対応し、テーブルのがたつきを防ぐため、安定性が高く、使い勝手も優れています。機能性とデザイン性を兼ね備えた、おしゃれなミーティングテーブルを探している方におすすめです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro_index.html
おすすめの木製ミーティングテーブル③ 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル 木製脚」は、天板から脚部まで全てが無垢集成材で作られた、木の温かみを感じられる木製ミーティングテーブルです。このテーブルの特徴は、天板と脚を支える柱脚板、さらに桁と呼ばれる3つの面材が互いに直交しており、それぞれがXYZ軸に沿って配置されることで高い剛性と安定感を実現している点です。そのため、見た目はシンプルでミニマルなデザインながら、しっかりとした安定性を保ち、長く使用しても揺れや不安定さが生じにくいのが特徴です。オフィスに自然な素材感と堅牢性を兼ね備えたミーティングテーブルを導入したい方におすすめです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-l_index.html
おすすめの木製ミーティングテーブル④ 『KANADEMONO(カナデモノ) THE TABLE』
無垢の杉材の天板と、マットブラックに塗装したスチール脚を組み合わせた、シンプルなミーティングテーブルです。天板を2枚連結させることで、会議や打ち合わせなどで使いやすいよう、広い作業スペースが確保されています。
出典:KANADEMONO 公式サイト https://kanademono.design/products/dsk-k03-squ-bk
おすすめの木製ミーティングテーブル⑤ 『KURO(クロ) ヴィンテージスタイル 無垢材テーブル』
ヴィンテージ加工を施した国産杉を天板に使用した、シンプルでおしゃれなミーティングテーブルです。脚にはマットなブラックスチールを使用しており、ヴィンテージ家具のような存在感が楽しめます。
出典:KURO 公式サイト https://online.kuro-japan.com/products/2106vt01
おすすめの木製ミーティングテーブル⑥ 『無印良品 SOUDIEUX TABLE 1800』
無垢の天板に、ブラックに塗装したスチール脚を付けたシンプルなミーティングテーブルです。幅1800mm、奥行き850mmと天板サイズが大きいので、幅広い用途に使用できるでしょう。
出典:無印良品 公式サイト https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4549337597464
まとめ
今回は、木製ミーティングテーブルについて、天板や素材の種類、選び方のポイント、そしておすすめの商品を詳しく確認しました。木製ミーティングテーブルは、他の素材に比べて高級感があり、安定性が高いため、さまざまなオフィス環境に適した選択肢です。自然な風合いと機能性を兼ね備えた木製テーブルは、オフィスの雰囲気を格上げし、長く愛用できるアイテムです。今回ご紹介した内容を参考にして、デザイン性と使いやすさを両立した木製ミーティングテーブルをぜひ選んでください。マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介した商品以外にも、さまざまなデザインのおしゃれな家具が豊富にラインナップされています。実際に使用されているお客様の事例も掲載されているので、ミーティングテーブルやオフィス家具の購入を検討している方は、ぜひ一度チェックしてみてください。