オフィスにミーティングテーブルを設置するにあたって、椅子とセットになったものを購入するか、それぞれを個別に購入するか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ミーティングテーブルを購入する際、セット購入と個別購入には、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。そのため、購入時には、自社オフィスのニーズに合った選択をすることが重要です。
そこで今回の記事では、ミーティングテーブルをセットと個別どちらで購入するのが良いのか、詳しく解説していきます。
選び方のポイントや、おすすめ商品などもご紹介するので、これからオフィスにミーティングテーブルを設置しようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
ミーティングテーブルセットとは?
ミーティングテーブルセットとは、オフィスに設置するミーティング用のテーブルと、それと合わせて使う椅子がセットになった状態で販売される商品のことです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://margherita.jp/user/file_423/
ご家庭の場合は、ローテーブルを座卓として使うこともありますが、オフィスの場合だと、十中八九テーブルは椅子とセットで使用するでしょう。
そのため、高さや使い勝手のバランス、色やデザインなどの相性を考えると、最初からセットになったものが良いと考える方も多いです。
ただし、ミーティングテーブルをセット購入することには、メリットだけでなくデメリットもあるので、購入時は慎重に考える必要があります。
それぞれの詳細については、後の見出しで詳しく解説します。
ミーティングテーブルセットは中古もあり?
ミーティングテーブルセットは高額なものが多いので、中古で購入したいと考える方も少なくありません。
確かに、近年はリユースの意識が高まったこともあり、中古市場が豊富で、インターネットでも色々なサイトで中古のオフィス家具を購入できます。
しかし、中古のミーティングテーブルセットを購入すると、テーブルや椅子にグラつきがあったり、思わぬ傷や汚れが発見されたりして、購入してから後悔することもあり得ます。
中古といえども、相応の品質のミーティングテーブルセットを買うには、安くない出費が必要です。
そのため、短い期間で不具合などが出て後悔しないよう、できればミーティングテーブルと椅子は、新品の状態で揃えることをおすすめします。
ミーティングテーブルをセットで買うメリット・デメリット
ミーティングテーブルをセットで購入することには、メリットとデメリットの両方があります。
ここでは、代表的なメリット・デメリットをそれぞれ2つずつ確認していきましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_369/
メリット① 手軽に統一感が得られる
ミーティングテーブルをセットで買うと、手軽に統一感が得られる点が大きなメリットです。
先述の通り、ミーティングテーブルと椅子は、常にセットで使うオフィス家具です。そのため、色やデザインのバランスが合わないと、オフィス全体の印象をちぐはぐにしてしまいかねません。
その点、最初からセットになった商品であれば、色やデザインの相性を考えるのが苦手な方でも、統一感のあるおしゃれなオフィス空間に仕上げられます。
メリット② 金額が安くなりやすい
ミーティングテーブルセットは、テーブルと椅子を個別に購入するより、金額が安くなりやすい点もメリットの1つです。
セットで販売されている商品は、それぞれで在庫が過剰になったり欠けたりする心配がないため、個別販売よりも金額を抑えて販売ができます。
そのため、オフィス家具を買い揃える金額を少しでも安く済ませたい場合は、セット購入も1つの選択肢となるでしょう。
デメリット① 好みの椅子が選べない
ミーティングテーブルセットを購入するデメリットとしては、好みの椅子が選べない点が挙げられます。
ミーティングテーブルセットは、メーカー側でテーブルと椅子の組み合わせが指定されているので、それ以外の組み合わせにはできないのが一般的です。
そのため、たとえば「テーブルのデザインは良いけれど、椅子のデザインは今ひとつ」と感じた場合は、他の商品を選び直さなければなりません。
また、オフィスでは様々な人がミーティングテーブルを使うので、中には腰痛などをお持ちの人もいらっしゃるでしょう。そのとき、腰痛に良い椅子を別途使うと、セットの場合全体のバランスが悪くなりかねません。
そのため、椅子のデザインに拘りがあったり、腰痛用などニーズに合った椅子を使い分けたりしたい場合は、セットではなく個別購入の方がおすすめだといえます。
デメリット② 選べるデザインが限られる
ミーティングテーブルセットのデメリットとして、選べるデザインが限られる点にも注意が必要です。
ミーティングテーブルは、セットで販売されるものより、個別で販売されるものの方が、圧倒的にバリエーションが豊富です。
そのため、最初からセットで購入しようと考えると、選べるデザインの選択肢が少なくなり、自社オフィスにぴったり合うものが選べない可能性が出てきます。
そのため、ミーティングテーブルセットで好みのものが見つからない場合は、視野を広げて、テーブルと椅子を個別にチェックしてみましょう。
そうすることで、自社オフィスに合う、より良いものが見つかる可能性が高まります。
ミーティングテーブルはセットと個別購入どちらが良い?
ミーティングテーブルは、セットと個別購入いずれの場合もメリット・デメリットがありますが、迷った場合は個別購入の方がおすすめだといえます。
先述の通り、ミーティングテーブルセットの大きなメリットは、統一感を得やすい点にあります。しかし、最初からデザイン性の高いテーブルを選べば、個別購入でも同等かそれ以上の統一感を演出できます。
また、金額についても、上質なセットを選ぶとなれば相応の金額がかかります。デザインや使い勝手を重視したオフィス家具にしたいなら、少し割高でも個別購入の方が高い満足度を得られるでしょう。
ミーティングテーブルを選ぶ際のポイント
ここでは、ミーティングテーブルを選ぶ際、意識しておきたい3つのポイントをご紹介します。
どれも使い勝手に大きく影響を与えるポイントなので、これからミーティングテーブルセットを購入する際は、ぜひ参考にしてください。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_381/
ポイント① ミーティングテーブルの大きさ
ミーティングテーブルを購入する際は、人数に合わせた大きさ選びがポイントになります。
テーブルの幅は、1人につき60~80cmが必要とされています。
また、奥行きは1人につき40~45cmほどが適正なので、両側から使うことを考えると、80~90cm程度のものが良いでしょう。
以上を踏まえると、4人、6人、8人用でミーティングテーブルを選ぶ際、以下のサイズを基準にすることをおすすめします。
使用人数 | 横幅 | 奥行き |
---|---|---|
4人(片側2人ずつ) | 120~160cm | 80~90cm |
6人(片側3人ずつ) | 180~240cm | 80~90cm |
8人(片側4人ずつ) | 240~320cm | 80~90cm |
ポイント② ミーティングテーブルの形状
ミーティングテーブル選びでは、天板の形状も重要なポイントになります。
テーブルの天板は、長方形、正方形、楕円形・円形のものが一般的で、それぞれ以下のような特徴があります。
- 長方形:横幅が広く、ワークスペースを確保しやすい
- 正方形:縦横の長さが同じで向きを選ばず設置できる
- 楕円形・円形:角がなく安全
これらのうち、オフィスにミーティングテーブルとして設置するのであれば、十分なワークスペースを確保できる長方形の天板が最もおすすめです。
他の形状だと、大人数で使った際に手狭に感じられることが多いですが、十分なサイズの長方形テーブルであれば、大人数で使っても余裕をもって使えるでしょう。
ポイント③ 椅子との差尺
ミーティングテーブル選びでは、椅子との差尺にも注意しましょう。
テーブルと椅子の差尺は、30cm前後になるのが理想的だとされています。これより差尺が狭いと太もも周りが窮屈に感じられ、反対に差尺が長すぎると、天板に腕が置きにくく疲れやすくなります。
ミーティングテーブルをセットで購入する場合は、基本的にテーブルと椅子の差尺を計算して設計されているので安心です。しかし、テーブルと椅子を個別に購入する場合は、なるべく事前に差尺が合うかチェックしておくのが望ましいです。
なお、たいていの既製品椅子は座面の高さが40cm前後に設定されているので、迷った場合は70cm前後の高さのミーティングテーブルを選ぶと良いでしょう。
おしゃれなミーティングテーブルのおすすめ3選
ここでは、おしゃれなミーティングテーブルのおすすめ商品を3つご紹介します。
どれもデザイン性が優れているだけでなく、使い勝手の良いテーブルなので、これからオフィスにミーティングテーブルを設置するか検討している方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめミーティングテーブル①『マルゲリータ Tavola ダイニングテーブル スチール脚(SL)』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)」は、長方形の木製天板にスチールの脚が組み合わされた、おしゃれなミーティングテーブルです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-sl_index.html
奥行きは90cmと余裕があり、対面で使っても十分なワークスペースを確保できます。
また、240cmと180cmの2種類の幅が展開されているので、使用人数や設置場所に応じて使い勝手の良いサイズを選べるでしょう。
おすすめミーティングテーブル②『マルゲリータ Tavola ダイニングテーブル スチール脚(RO)』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)」は、ロの字型のスチール脚がおしゃれな印象のミーティングテーブルです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro_index.html
天板の形状は先ほどの「スチール脚(SL)」と同様で、幅も240cmと180cmから選べます。
脚の形状が変わるだけで、設置した際の印象も変化するので、オフィスとの相性によってお好みのものを選ぶと良いでしょう。
おすすめミーティングテーブル③『マルゲリータ Tavola ダイニングテーブル 木製脚』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル 木製脚」は、天板から脚に至るまで、全体を天然木で仕上げた贅沢な印象のミーティングテーブルです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-l_index.html
240cmと180cmに加え、150cmのコンパクト幅も選べるので、少人数で使うミーティングテーブルとしても重宝するでしょう。
天板と柱脚板、それに桁と呼ばれる3つの面材がXYZ軸の面となることで、シンプルながら剛性を保つ仕上がりになっています。
おしゃれなミーティングテーブルセット3選
ここでは、テーブルと椅子がセットになった、おしゃれなミーティングテーブルセットを3つ厳選してご紹介します。
ミーティングテーブルを個別でなく、セットで購入したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
おしゃれなミーティングテーブルセット①『INDOOR PLUS ゼミナールテーブルセット』
モダンでおしゃれなデザインのミーティングテーブルセットです。
椅子の形状と色がそれぞれ2種類選べるので、オフィスの雰囲気に合ったミーティング空間を演出できます。
出典:INDOOR PLUS 公式サイト https://indoorplus.jp/collections/office-table-set/products/7866341130487
おしゃれなミーティングテーブルセット②『メティオ4人用会議セット』
古木調のデザインがおしゃれなミーティングテーブルセットです。
椅子はスタッキング(跳ね上げ)式なので、不要なときは収納でき、省スペースでの活用が実現します。
出典:オフィスコム公式サイト https://www.office-com.jp/products/detail.php?product_id=268303
おしゃれなミーティングテーブルセット③『BONUMミーティングセット 4人用』
シンプルなデザインで使い勝手の良いミーティングテーブルです。
テーブル天板にはメラミン樹脂を採用しているので、傷が付きにくく、汚れてもすぐに拭き取って綺麗に使用できます。
出典:R.F. YAMAKAWA 楽天市場店 https://item.rakuten.co.jp/rf-yamakawa/rfmt-1575d-bonum-green/
まとめ
今回は、「ミーティングテーブルはセットと個別購入どちらが良い?」をテーマに、それぞれのメリットやデメリット、選ぶ際のポイントなどを確認してきました。
ミーティングテーブルをセットで購入すると、手軽に統一感を出せたり、金額がリーズナブルになったりするメリットがあります。
しかし、好みの椅子と組み合わせられなかったり、選べるデザインに限りが生まれたりなどのデメリットもあります。そのため、これらのデメリットが気になる場合は、個別購入の方がおすすめだといえます。
今回ご紹介したことを参考に、オフィスに使い勝手の良いミーティングテーブルと椅子を設置しましょう。
マルゲリータの公式サイトでは、記事の中でご紹介したミーティングテーブル以外にも、色々な種類のおしゃれ家具を多数ラインナップしています。お客様の使用実例も多数掲載されているので、ミーティングテーブルをはじめオフィス家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。