おしゃれなちゃぶ台の選び方 丸い&四角いスタイリッシュなちゃぶ台をご紹介

最近では、昔ながらで懐かしい「ちゃぶ台」が、ダイニングテーブルに代わる選択肢として注目を集めています。
これからちゃぶ台のような低いテーブルの購入を検討されている場合、どんな点に気を付けて選べば良いか分かないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回の記事では、おしゃれなちゃぶ台の選び方について、ちゃぶ台の歴史や名前の由来、他のテーブルとの違いなどを踏まえつつ、詳しく解説していきます。
ご自宅に新しくちゃぶ台を設置しようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ちゃぶ台とは?

ちゃぶ台とは、床に座った姿勢で使う、短い脚の付いたテーブルです。ちゃぶ台には四角形や円形のものが多く、主に食卓として使われます。

昔ながらのちゃぶ台は、脚が折りたためるようになっています。
これは、狭い家の中で据え置きのちゃぶ台を置くと、食事以外のときに邪魔になるからだと考えられます。
しかし、家の平均的な延べ床面積が広くなった現代においては、収納することより安定性を重視して、折りたたみでない据え置き型のちゃぶ台も増えてきています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/liscio/circlelowtable-84.html

ちゃぶ台の歴史

ちゃぶ台の歴史は古く、似た形状のテーブルは、奈良時代の頃に中国から伝来し、食卓として使われていたとされています。しかし、上下関係を重んじる武家政権の時代となり、こういったテーブルの形ではなく膳を使って食事をするのが一般的になりました。
その後、明治時代になって西洋の食文化とともに、ダイニングテーブルで集まって食事をするスタイルが輸入されました。その結果、日本式の床に座って食べるスタイルと、ダイニングテーブルに集まるスタイルが融合され、今日見るような「ちゃぶ台」が一般的になりました。

ちゃぶ台の名前の由来

ちゃぶ台の名前の由来には、中国語で「食事する」ことを「チャフン」と呼んでいたから、西洋料理店を「チャブ屋」と呼んでいたからなどと諸説があります。
正確な由来は分かっていないものの、人々の間で「ちゃぶ台」という名称が使われ始めた時期は、明治初期と考えられています。

ちゃぶ台・ローテーブル・座卓・文机の違い

ちゃぶ台と似た家具に「ローテーブル」「座卓」「文机」があります。これらはそれぞれ異なる特徴を持っているので、ニーズに合わせて適切なものを選ぶことが大切です。
ちゃぶ台・ローテーブル・座卓・文机の違いについて、以下で詳しく確認していきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/ztk-1800-900-wh.html

ちゃぶ台とローテーブルの違い

ちゃぶ台とローテーブルの違いは、和風か洋風かという点にあります。
ちゃぶ台の名称で販売されている製品は、基本的に和室に合うデザインで作られています。一方、ローテーブルの名称で販売されている製品は、洋室に置く前提でデザインされています。

また、ちゃぶ台が主に食卓として使われる一方で、ローテーブルは食卓以外で使われることが多いという違いもあります。しかし、メーカーによっては両者を特に分けていないこともあるので、それほど違いを気にする必要はないでしょう。

ちゃぶ台と座卓の違い

ちゃぶ台と座卓の違いは、主な用途が食卓であるか否かにあります。
ちゃぶ台は、前述の歴史的背景を見ても分かる通り、食卓として使われるイメージが強いです。一方、座卓はあくまで「座って使う卓(テーブル)」であるため、食卓以外に勉強や仕事で使うイメージも抱かれます。

また、昔ながらのちゃぶ台は移動や収納ができるよう、脚を折りたためる仕様になっていることが多いです。一方、座卓は基本的に据え置きで使います。
しかし、先述の通り近年では、据え置き型のちゃぶ台も増えてきているので、ちゃぶ台と座卓の間に実質的な違いはほとんどないと言って良いでしょう。

出典:マルゲリータ公式サイト「座卓」 https://www.margherita.jp/tavola/ztk_index.html

ちゃぶ台と文机の違い

ちゃぶ台と文机の違いは、設置場所とサイズ感にあります。
まず、ちゃぶ台は食卓として使うため、基本的にリビングやダイニングに設置されます。一方、文机はワークスペースとして使うため、個人の部屋や書斎などに設置されることが多いです。

また、ちゃぶ台は複数人で使うことが多いため、手狭にならないように、たいていは奥行きサイズが広く取られています。
一方、文机は1人で使う前提なので、省スペースに設置できるよう、奥行きはコンパクトに作られているのが一般的です。

出典:マルゲリータ公式サイト「文机」 https://www.margherita.jp/tavola/fzk_index.html

ちゃぶ台の天板

一般的に、ちゃぶ台の天板は木材でできていることが多いですが、より詳細には「天然木無垢材」「集成材」「突板」に分けられます。
それぞれの素材の違いについて、以下で順に確認していきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/liscio/circlelowtable-84.html

天板① 天然木無垢材

ちゃぶ台の天板素材として最も一般的なのが、天然木無垢材です。無垢材とは「混じり物がない素材」という意味で、ここでは天然木を100%使っていることを意味しています。
天然木無垢材は、木材が持つ風合いや味わいを最大限に楽しめるのが大きな魅力です。ただ、1つの丸太から取れる天然木無垢材は限りがあるので、大型のテーブルだと非常に高価になります。

しかし、ちゃぶ台くらいのサイズであれば、比較的リーズナブルな金額で手に入れることが可能です。
天然木無垢材のちゃぶ台は、10年20年と使い続ければ唯一無二の味わいになっていきます。長く使い続ける想定で選ぶ際は、ぜひ検討してみてください。

天板② 集成材

ちゃぶ台の天板によく使われる集成材は、ブロック状の天然木を組み合わせて作られています。
集成材では、1つ1つのブロックを専用の接着剤で固定しているので、剥がれる心配などはありません。そして、天然木無垢材と同じように、天然木本来の風合いや味わいを楽しめます。
集成材は、同じサイズの天然木無垢材と比べて製造コストが安く、製品価格が比較的リーズナブルになりやすい点も嬉しいポイントです。

天板③ 突板

ちゃぶ台の天板に使われる突板は、ベニヤやMDFなどの芯材の上に、薄くスライスした木の板を貼り合わせた素材です。
突板は表面に天然木を使っているので、一見すると天然木無垢材や集成材と同じように見えます。

しかし、表面の木板は1~2mm程度の薄さなので、傷が付くと内側の芯材が見えてしまうリスクがあります。一度芯材が露出すると、基本的には元通りに修理できないので、そのまま使うか新しいものに買い替える必要があります。
そのため、長く綺麗に使いつつ、風合いや味わいを楽しみたい場合は、突板ではなく天然木無垢材や集成材のちゃぶ台を選ぶことをおすすめします。

ちゃぶ台の選び方

ここでは、ちゃぶ台のおすすめの選び方をご紹介します。
これからちゃぶ台を購入予定の方は、ぜひ参考にしてください。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_337/

選び方① スタイリッシュでシンプルなデザイン

ちゃぶ台を選ぶ際は、スタイリッシュでシンプルなデザインのものを選びましょう。
シンプルなデザインのちゃぶ台であれば、和室から洋室まで幅広い空間に馴染みます。
また、たとえば全体が同じ天然木でできているなど、スタイリッシュなデザインのものだと、置くだけで部屋全体をおしゃれに演出できます。

選び方② 頑丈な作り

ちゃぶ台を選ぶとき、作りが頑丈かどうかも重視すべきポイントです。
特に、脚が頑丈で安定しているかどうかは必ず確認しましょう。脚が不安定な状態だと、食事などをする際に天板がグラつき、日々のストレスになります。

脚の頑丈さを重視するなら、ちゃぶ台は折りたたみ式より据え置き型の方がおすすめです。折りたたみ式だと、脚を折りたたむ度に金具に負荷がかかり、歪みが生じやすくなります。その点、据え置き型なら脚をしっかり固定できるので、より安定した状態を長持ちさせられます。

選び方③ 天板の高さに注目

ちゃぶ台を購入する際は、天板の高さにも注目して選ぶことが大切です。
ちゃぶ台は床に座った姿勢で使うため、天板が高すぎると手や肘を置きにくくて疲れてしまいます。反対に、天板が低すぎると足を下に入れた際に窮屈に感じやすくなります。

食卓などに使うなら、ちゃぶ台の天板の高さは33~35cm程度が良いでしょう。
なお、天板下に足を入れずにローテーブル代わりに使うのであれば、それより低くても問題ありません。

おすすめのちゃぶ台をご紹介

ここでは、スタイリッシュでおすすめなちゃぶ台を3種類ご紹介します。
良いちゃぶ台が見つからずにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

おすすめちゃぶ台『マルゲリータ LISCIO 円形ローテーブル 84』

マルゲリータの「LISCIO(リッショ)円形ローテーブル 84」は、天然木無垢材を天然オイルで仕上げた、円形のちゃぶ台です。
天板から脚まで全体が同じ木材でできているので統一感があり、あらゆる空間に馴染みます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/liscio/circlelowtable-84.html

直径84cmと、ちゃぶ台としては比較的小ぶりなサイズ感なので、ワンルームマンションなどの狭い部屋にも設置可能です。
素材はオーク・ウォールナット・チェリーの3種類から選択できます。

【オーク】

【ウォールナット】

【チェリー】

おすすめちゃぶ台『マルゲリータ LISCIO(リッショ)円形ローテーブル 42』

マルゲリータの「LISCIO(リッショ)円形ローテーブル 42」は、サブテーブルとしても使えるコンパクトサイズのちゃぶ台です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/liscio/circlelowtable-42.html

直径42cm・高さ25cmと非常にコンパクトなサイズ感なので、1人暮らしなどで省スペースに設置したいときに重宝します。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/liscio/circlelowtable-42.html

また、先ほどご紹介した「LISCIO(リッショ)円形ローテーブル 84」と組み合わせて使うことも可能です。その場合、円形ローテーブル84の下にすっぽり収まるので、使い方のバリエーションが広がります。
素材も円形ローテーブル84と同様に、オーク・ウォールナット・チェリーの3種類から選べます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/liscio/circlelowtable-42.html

おすすめちゃぶ台『マルゲリータ Tavola 座卓 木製脚 幅2400×奥行900㎜』

マルゲリータの「Tavola(タヴォーラ)座卓 木製脚 幅2400×奥行900㎜」は、長方形の大きくて広いちゃぶ台です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/ztk-2400-900-wh.html

幅が240cmと広いので、最大8人掛けで使用できます。ダイニングテーブルと違い、椅子の数に関係なく座れるため、何人来るか不明なパーティーなどでも重宝します。
画像のモデルは、ホワイト塗装したハックベリー集成材を天板に使用しています。
そのほかにもハックベリー(ブラウン)とラバーウッド(クリアー)の天板が選択可能です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/ztk-2400-900-wh.html

おすすめちゃぶ台『マルゲリータ Tavola 座卓 木製脚 幅1800×奥行900㎜』

マルゲリータの「Tavola(タヴォーラ)座卓 木製脚 幅1800×奥行900㎜」は、日本の和室に最適なサイズのちゃぶ台です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/ztk-1800-900-br.html

幅180cm・奥行き90cmというサイズは、畳1枚分とほぼ同じです。そのため、畳張りの座敷とは特に好相性だといえるでしょう。
また、片面3人ずつの計6人で使用できるため、家族・友人との食事や集まりにも使いやすいサイズです。「幅2400×奥行900㎜」と同様、全3種類から天板素材を選べます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/ztk-1800-900-br.html

おすすめちゃぶ台『マルゲリータ Tavola 座卓 木製脚 幅1500×奥行900㎜』

マルゲリータの「Tavola(タヴォーラ)座卓 木製脚 幅1500×奥行900㎜」は、4人での使用に適した丁度良いサイズのちゃぶ台です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/ztk-1500-900-rw.html

2人が向かい合って斜めに座っても、それぞれに十分なスペースを確保できるため、食卓以外にワークデスクとしての用途にもおすすめです。
画像のモデルは、天板にクリアー塗装のラバーウッドを使用しています。上記の2製品と同様、ハックベリー(ホワイト)とハックベリー(ブラウン)も選択可能です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/ztk-1500-900-rw.html

まとめ

今回は、ちゃぶ台の歴史や名前の由来などを踏まえつつ、現代生活で使いやすいおしゃれなちゃぶ台の選び方を解説してきました。
ちゃぶ台は、座った姿勢で食事をするための背の低いテーブルです。
昔ながらのタイプは脚が折りたためるようになっていますが、よりスタイリッシュかつ頑丈なものを望むのであれば、折りたたみ式ではなく据え置き型のちゃぶ台がおすすめです。

今回ご紹介したことを参考にして、ご自宅の空間に合うおしゃれなちゃぶ台を見つけてみてください。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介したちゃぶ台以外にも、色々なおしゃれインテリアを多数ラインナップしています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、おしゃれで実用的な家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。