ダイニングテーブルは天板が広く使いやすいため、ご家庭からオフィスまで、幅広いシーンで使われる便利な存在です。
しかし、8人用や10人用など、大人数で使用するダイニングテーブルとなると、選択肢が限られてしまうので、商品選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、使用人数ごとの大型ダイニングテーブルの適正サイズや、選ぶ際のポイント、おすすめ商品などについて、詳しく解説していきます。
記事の後半では、大型ダイニングテーブルを設置している実例も多数ご紹介しています。これから大型ダイニングテーブルの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
ダイニングテーブルとは?
ダイニングテーブルとは、主に家庭での食卓用として使われるテーブルのことです。
少人数で使う小型のものから、8~10人など大人数で使う大型のものまで、様々なサイズのダイニングテーブルが市販されています。
近年では、食卓以外にテレワーク用のデスクで使ったり、オフィスで会議用やフリーアドレス用のスペースとして使ったりすることも増えています。
食事や仕事に使用する際、テーブルの天板が広い方が何かと便利なので、使い勝手を重視するのであれば、大型ダイニングテーブルを選ぶのがおすすめです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_633/
大型ダイニングテーブルは中古でもよい?
大型ダイニングテーブルを購入する際、中古という選択肢もあります。
最近ではインターネットなどでも簡単に中古の家具を買えますが、中古は状態の確認が難しい点がネックになります。
新品より値段が安いからと中古のダイニングテーブルを購入して、安定感が悪くてかえって後悔するというケースも少なくありません。
そのため、長く使用する前提であれば、大型ダイニングテーブルは新品の状態で購入する方が安心だといえるでしょう。
使用人数ごとの大型ダイニングテーブルのサイズ選び
一括りにダイニングテーブルといっても、多彩なサイズのものが市販されています。そのうち、どのくらいのサイズが適正かは、主に使用人数によって変わってきます。
ここでは、6人掛け・8人掛け・10人掛けと分け、それぞれで使い勝手の良い幅とサイズの選び方をご紹介します。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_288/
6人掛けのダイニングテーブルの適正サイズ
6人掛けで使う大型ダイニングテーブルの場合、幅は180~240cm、奥行きは80~90cmほどが適正サイズになります。
テーブルの幅は1人あたり60~80cm必要といわれているので、片側3人計6人ずつで使用する想定で、それぞれ3倍して180~240cmと算出されます。
また、テーブルの奥行は1人につき40~45cm程度あると使いやすいです。そのため、両側から使うことを考慮し、それを2倍した80~90cmあると安心できます。
奥行に関しては、後述する8人掛け・10人掛けの場合も同じ考え方です。
8人掛けのダイニングテーブルの適正サイズ
8人掛けの大型ダイニングテーブルの適正サイズは、幅240~320cm、奥行き80~90cmです。片側4人ずつで使うと考え、60×4=240、80×4=320と算出されます。
ただ、幅200cm以上のダイニングテーブルは、市場でも数が限られます。また、300cm近いサイズのダイニングテーブルだと、設置スペースが限られてしまうので、240cm程度のものを利用することをおすすめします。
10人掛けのダイニングテーブルの適正サイズ
片側5人ずつの10人掛けで使う大型ダイニングテーブルの適正サイズは、計算上だと幅300~400cm必要です。
しかし、幅300cm以上の既製品はほぼ皆無に等しいため、基本的にはオーダーメイドでの対応となるでしょう。また、設置にかなり場所を取るので、相応の広いスペースが求められます。
そこでおすすめなのが、ダイニングテーブルの短辺部分を使用し、四辺それぞれに座って使う方法です。長辺に4人ずつ、短辺に1人ずつ配置すれば、計10人掛けで使えます。
この場合であれば、幅240cmのダイニングテーブルでも、10人掛けで無理なく使用が可能でしょう。
大型ダイニングテーブルを選ぶ際のポイント
大型ダイニング選びでは、サイズ以外にも重要なポイントがあります。
ここでは、代表的な4つのポイントについて、詳細を確認していきましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_381/
ポイント① 天板の形状
大型ダイニングテーブルを選ぶ際、天板の形状は非常に重要なポイントになります。一般的には、長方形・正方形・円形(楕円形)の天板のものが多いです。
このうち、最も一般的である長方形は、1人1人の幅を広く取れるため、大人数で使う際に最もおすすめの形状だといえます。
正方形のダイニングテーブルは、4つの辺がそれぞれ等しい長さなので、向きを選ばず設置できる点がメリットです。
しかし、大型のものだと設置場所が限られるので注意が必要です。
円形や楕円形のダイニングテーブルは、角が丸くなっているため怪我などのリスクを軽減できます。
しかし、大人数で使う大型のものだと、丸い部分に座った人が使いにくさを感じる可能性があるので注意しましょう。
ポイント② 天板の素材
大型ダイニングテーブル選びにおいて、天板の素材もぜひこだわりたいポイントです。
天板の素材として最もおすすめなのは天然木で、安定感があって大人数でも使いやすく、傷なども目立たないので長く綺麗に使用できます。
天然木はさらに、一枚板を使った無垢材と、複数の木片を貼り合わせた集成材とに分けられます。
一枚板の無垢材は木目が美しく魅力的ですが、大型となると金額が跳ね上がるので注意しましょう。
また、大型ダイニングテーブルの素材としては、ほかにも合成樹脂やガラス、突き板などの素材があります。
しかし、木製のものに比べると、安定感や強度が劣る可能性があるので、これらを希望する場合は、より慎重な検討が求められます。
ポイント③ 脚の形状と素材
大型ダイニングテーブルの脚は、天板に次いで全体の印象を左右する重要なパーツです。そのため、形状や素材にこだわりをもって選ぶことをおすすめします。
脚の形状は、本数に着目すると4本脚と2本脚、形に着目すると角柱や円柱、ロの字などのバリエーションがあります。それぞれのデザインに優劣はないので、空間との相性によって選ぶことが大切です。
また、天然木の天板を使用したテーブルであれば、脚の素材も同じく天然木にするか、あるいはスチール製にすると良いでしょう。スチールは天然木と相性が良く、高級感も演出できるので、幅広い空間に馴染みます。
ポイント④ 椅子の高さとのバランス
大型ダイニングテーブルを購入する際は、セットで使う椅子の高さとのバランスに注意しましょう。
一般的に、椅子の座面からテーブルまでの距離は、30cm前後が良いとされています。これより距離が長いと天板に手を置きにくく、反対に距離が短いと足が窮屈に感じられます。
市販されている椅子の座面は40~42cmほどが多いので、テーブルの高さに迷ったら、だいたい70~72cm前後のものを選んでおくと間違いないでしょう。
200cm以上ある大型ダイニングテーブルのおすすめ商品
ここでは、200cm以上ある大型ダイニングテーブルのおすすめ商品を3種類ご紹介します。
大型のテーブルがなかなか見つからずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめ大型ダイニングテーブル①『マルゲリータ Tavola ダイニングテーブル スチール脚(SL)』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)」は、天然木の天板とスチール製の脚が組み合わされた、おしゃれな大型ダイニングテーブルです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-sl_index.html
既製品には珍しい240cmが展開されているため、8人掛けや10人掛けでの使用にも適しています。
また、奥行きも90cmと十分な余裕があるので、食卓としての使用はもちろん、会議用や仕事用にもおすすめのダイニングテーブルです。
おすすめ大型ダイニングテーブル②『マルゲリータ Tavola ダイニングテーブル スチール脚(RO)』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)」は、ロの字型のスチール脚がおしゃれな大型ダイニングテーブルです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro_index.html
先ほどのスチール脚(SL)と同一の天板ですが、脚の素材が異なるだけで、大きく印象が変わって見えます。
ロの字脚の設置部分には、専用のアジャスターが付いています。そのため、設置場所に合わせて高さを調節でき、がたつきを予防できます。
おすすめ大型ダイニングテーブル③『マルゲリータ Tavola ダイニングテーブル 木製脚』
「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル 木製脚」は、贅沢に全体を天然木で仕上げた大型ダイニングテーブルです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-l_index.html
天板と脚が同じ素材で仕上げられているので、ご家庭からオフィスに至るまで、色々なシチュエーションに馴染みます。
天板と柱脚板、それに桁と呼ばれる3つの面材が互いに直交することで、それぞれがXYZ軸の面となって剛性を保ち、高い安定感が実現されています。
大型ダイニングテーブルのおしゃれな設置実例
最後に、ご家庭やオフィスに大型ダイニングテーブルを設置しているおしゃれな実例を、5つ厳選してご紹介します。
これから大型ダイニングテーブルの設置を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
大型ダイニングテーブルの設置実例① ガラス塗料を施したダイニングテーブル
こちらの実例では、マンションのリビングに、食卓として「Tavola ダイニングテーブル スチール脚(RO)」を設置しています。
片側3人ずつの計6人掛けで使用できるように椅子が配され、敢えてそれぞれのカラーを変えています。
また、フローリング床とダイニングテーブルの天板のカラーを揃えることで、全体的におしゃれな印象に仕上げています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_582/
大型ダイニングテーブルの設置実例② 作業用の8人掛けダイニングテーブル
こちらの実例では、テレビ番組などの制作オフィスにて「Tavola ダイニングテーブル 木製脚」をワークテーブルとして設置しています。
8人掛けできる大型サイズを贅沢に4人掛けで使用することで、1人あたりのワークスペースを広くしています。これにより、資料やPCを思う存分机上に広げられ、効率的な業務が実現します。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_382/
大型ダイニングテーブルの設置実例③ ダイニングテーブルを会議用机に
こちらの実例では、オフィスで使用する会議用テーブルとして、「Tavola ダイニングテーブル 木製脚」を2台並べて設置しています。
1台でも十分に大型のダイニングテーブルですが、2台を連結させることで、より大人数での会議などに対応できます。
天板に天然木の集成材を使用しているため、2台の継ぎ目が分からず、一体感のある仕上がりになっている点もポイントです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_369/
大型ダイニングテーブルの設置実例④ ダイニングテーブルを使ったオープンな商談スペース
こちらの実例では、オフィスの商談用のテーブルとして「Tavola ダイニングテーブル スチール脚(SL)」を設置しています。
こちらのオフィスでは、主にレザー製品を扱っているため、商談中はテーブルの上に色々な製品を載せる必要があります。その際、これだけ大型のダイニングテーブルを使用していると、スペースに悩むことがなく、商談をスムーズに進められます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_311/
大型ダイニングテーブルの設置実例⑤ リビングダイニングを仕切る6人掛けダイニングテーブル
こちらの実例では、戸建て住宅の広々としたリビングダイニング空間に、食卓として「Tavola ダイニングテーブル スチール脚(SL)」を設置しています。
ダイニングテーブルが大きな空間を仕切る役割も果たしていて、1つの空間がリビングとダイニングに緩やかに分けられています。
天板のヒッコリー集成材の木目がフローリング床とマッチし、全体的に柔らかでおしゃれな雰囲気に仕上がっています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_288/
まとめ
今回は、大型ダイニングテーブルの使用人数ごとの適正サイズや、選ぶ際のポイント、おすすめ商品などについて詳しく確認してきました。
大型ダイニングテーブルは、ご家庭の食卓やオフィスのワークテーブルなどと、色々なシーンで使用できる便利なアイテムです。
今回ご紹介したことを参考に、使用人数や空間の広さとの相性に合わせて、使いやすい大型ダイニングテーブルを選んでいただければ幸いです。
マルゲリータの公式サイトでは、記事の中でご紹介したダイニングテーブル以外にも、色々な種類のおしゃれ家具を多数ラインナップしています。お客様の使用実例も多数掲載されているので、ご家庭やオフィスに設置する家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。