子供部屋の仕切りにおすすめ商品10選!収納も兼ねた間仕切り

子供部屋の仕切りにおすすめ商品10選!収納も兼ねた間仕切りもご紹介

住まいは、家族のライフステージに応じて求められる部屋や機能が変化していくものです。各段階での生活をより楽しく、快適かつ安心して過ごせる空間にするためには、柔軟に使えるレイアウトや間仕切りを取り入れることが重要です。

時間と共に変わりゆく代表的な例として、子供の成長に伴う子供部屋の使い方が挙げられます。幼少期には、きょうだいで1つの部屋を共有している家庭も多いですが、成長するにつれて個別の空間を求めるようになり、最終的には個室を用意するのが一般的です。子供が個別のスペースを欲しがるのは自然なことであり、自己の確立にとっても大切なステップです。一方で、親御さんにとっては、早くから完全な個室を与えることへの不安もあるかもしれません。このようなケースでは、必ずしもすぐに独立した個室を用意する必要はありません。可動式の収納家具やパーティションを使って、共有していた部屋を柔軟に仕切ることで、半個室のようなプライベートな空間を作ることができます。こうした段階的な環境づくりによって、子供たちは独立した個室での生活や片付けの習慣を少しずつ身につけていくでしょう。

本記事では、子供部屋に間仕切りを設ける意義やメリット、デメリットを整理し、ご家庭の状況に合わせて無理なく個室や学習スペースを確保する方法をご紹介します。工事不要で手軽に取り入れられる収納家具やパーティションを活用したアイデアを中心に、どのような住環境でも活かせる実例を集めています。ぜひ参考にしてみてください。

Contents

子供部屋に間仕切りを入れる目的と理由

子供部屋の間仕切りマルゲリータ Shelf(シェルフ)カウンター付き本棚マルゲリータ

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_346/

大きな子供部屋を区切って半個室状のスペースを作る方法は様々で、それぞれに独自の特徴があります。そのため、最適な仕切り方を実現するには、「なぜ部屋を仕切りたいのか」「仕切ったスペースをどう使いたいのか」といった理由や目的を明確にすることが重要です。この目的に沿った間仕切り方法を選ぶことで、空間をより効果的に活用できるようになります。それでは、間仕切りを設ける理由・目的と、それに対応する仕切り方を具体的に整理すると、次のようになります。

子供部屋を間仕切る目的と理由①「個室を用意するため」

間仕切りを設置する主な理由として、「子供の個人スペースを確保したい」というニーズが多く挙げられます。兄弟姉妹が一緒に過ごす広い子供部屋も、成長に伴い、それぞれが自分のプライベートスペースを求めるようになります。こうした場合、広い部屋を分けて半個室状の空間を作ることで、個人スペースを確保することができます。この際の間仕切り方法は、きょうだいの関係性や性別、生活スタイルを考慮して選ぶことが重要です。例えば、同性で生活スタイルや趣味が似ている場合、共有空間の一部を家具やパーティションで仕切る簡易的な方法でも問題なく対応できるでしょう。一方で、異性であったり、年齢差が大きく生活リズムや趣味が異なる場合には、より独立性の高い間仕切りを設けることで、プライバシーを守りやすく、快適な空間が確保できます。このように、子供部屋の仕切り方は目的と家族の状況に合わせて選ぶことで、効果的に個人スペースを確保でき、各自の成長に合わせた快適な環境作りに繋がります。

子供部屋を間仕切る目的と理由②「勉強に集中するため」

勉強スペース」と「就寝スペース」のように、用途に応じて部屋を仕切る方法も効果的です。兄弟で仲良く部屋を共有している場合でも、中学生頃からは試験や受験勉強などで集中できる場所が必要になってきます。このような場面では、部屋の一角に「勉強スペース」を設けると、一人が就寝中にもう一人が明かりをつけて勉強する場合でも、互いに気を使わずに済むため、負担を軽減できます。また、勉強と遊びの時間に自然とメリハリがつき、集中しやすい環境が整います。また、1人で部屋を使っている場合にも、ベッドとデスクの間に仕切りを設けることで、より集中しやすい勉強環境を作れます。視線が気にならないように、光を遮るパーティションや背の高いデスクを利用すると、勉強スペースの独立性が保たれ、学習への集中度が高まります。こうした仕切りの工夫で、生活のシーンごとに適した環境を作り出し、快適で充実した子供部屋にすることが可能です。

子供部屋を間仕切る目的と理由③「異年齢でも安全に過ごすため」

状況に応じて部屋の間仕切りを変化させる方法も、家族のライフスタイルに合わせて空間を柔軟に活用できるため、一考の価値があります。たとえば、子供たちが走り回って遊ぶときは広い空間として使い、下の子が昼寝をするときは部屋の一部を仕切って暗く静かなスペースを確保するなど、状況に応じて空間を調整できるのが理想的です。兄弟それぞれが友達を連れてきたときなどには、部屋を半分に仕切って使うことで、プライバシーも確保できます。

このような使い方を考える場合は、可動式の仕切りを導入すると便利です。可動式のパーティションやカーテンを使用すれば、簡単に開閉できるため、必要なときにすぐに広い空間を作り出したり、プライベートなスペースを確保したりできます。さらに、これらの仕切りは部屋の構造や壁を変更せずに設置できるため、将来子供が独立した際にも、扱いにくい小さな個室が複数残るといった悩みを防げるのもメリットです。

子供部屋を間仕切る目的と理由④「さまざまな使い方をするため」

年齢差のある「赤ちゃんと乳児」など、まだ幼くて発達段階が異なる子供がいるご家庭では、一緒に遊ばせていると子供同士がぶつかったり、小さな部品のおもちゃが混ざって誤飲のリスクが高まるといった危険が伴います。このような場合、背の低い簡易パーティションで区画を分けると、安全に遊ばせやすくなります。保育園などでもよく取り入れられている方法であり、柔軟に使える実用的な手段です。こうしたパーティションは、必要な期間だけ設置できるため、子供が成長するまでの一時的な対策としても有効です。特に兄弟姉妹の人数が多いご家庭や、大人が常にそばにいられない環境では、パーティションを用いることで安心してそれぞれが遊べる空間を確保できるのでおすすめです。

子供部屋に仕切りを作る費用はどれくらい?

子供部屋に仕切りを入れるのに必要な費用について、解説します。

子供部屋に固定式の仕切りを設置する場合

固定した間仕切り壁を新設する場合、小規模な部屋であっても工事費は20万円程度以上かかるのが一般的です。実際には、壁の新設に伴いドアの取り付けや電気設備・空調設備の移設・追加工事が必要になるケースが多く、これらを含めると少なくとも50万円以上は見込んでおく必要があります。また、壁は自由に設置できるわけではなく、間仕切り壁を新設したことで窓の小さい部屋や窓のない部屋ができてしまうと、建築基準法で求められる採光や換気の基準を満たせなくなる恐れがあります。このため、新しい区画を納戸などの「非居室」として使用する場合には問題ありませんが、子供部屋などの「居室」として利用する場合には、建築基準法に抵触する可能性があるため注意が必要です。

子供部屋に可動式の仕切りを設置する場合

パーティションや収納家具など可動式の仕切りを設置する場合、固定式の壁を設置するほどの費用はかかりません。簡易的なものなら10万円未満のものも選べます。

子供部屋に間仕切りを作るメリット・デメリット

子供部屋の間仕切りマルゲリータ Shelf(シェルフ)カウンター付き本棚マルゲリータ

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_346/

子供部屋に仕切りを設けるかどうかは、子供の年齢や生活スタイルに応じて判断が変わってきます。そこで、まず仕切りを作るメリットとデメリットを整理し、それを踏まえて導入時期や最適な仕切り方法を検討することが重要です。仕切りのメリットとしては、子供がプライバシーを確保できることや、集中して勉強・就寝できる環境が整う点が挙げられます。一方で、デメリットとしては、親の目が届きにくくなりやすいことや、場合によっては空間が狭く感じられる可能性があることが挙げられます。こうした点を考慮し、仕切りを取り入れる時期を慎重に検討しつつ、家具や可動式パーティションなどの柔軟な方法も視野に入れると、子供の成長に合わせた快適な空間作りができます。

子供部屋に間仕切りを入れる5つのメリット

仕切りを入れて、子供部屋を個室にしたり勉強スペースを作ったりすると、子供だけでなく家族にもメリットがあります。

メリット① 片付けなど生活習慣が身につく

自分専用のスペースを持つことで、子供が片付けや掃除に積極的に取り組むようになることは少なくありません。自分の空間を大切に思う気持ちから、自然ときれいに保つ方法を考えるようになり、これが適切な生活習慣の形成にもつながります。自分のスペースを持つ喜びが、責任感や整理整頓の意識を育てるきっかけにもなるでしょう。

メリット② 友達と遊ぶ場所ができる

成長するにつれ、子供には一人で過ごせるスペースが必要になってきます。親の目を気にせず過ごせる場所があることは、子供のプライバシーを守ることにもつながり、自立心や自己表現のための大切な環境となります。親から少し距離を置いた空間で、リラックスして自分自身と向き合える時間を持つことが、心の成長にとっても重要です。

メリット③ 子供のプライバシーが保てる

自分専用の部屋があると、兄弟に気を遣わずに友達を招待しやすくなります。子供が友達を気軽に家に呼べるようになることで、親としても子供の交友関係を把握できるという安心感が得られるメリットがあります。また、家での交流が増えることで、子供同士の絆が深まり、社交性を育む場にもなります。

メリット④ 集中して勉強する場所ができる

低学年の間は、宿題や勉強に親のサポートは欠かせませんが、受験期になれば独りで集中する時間も重要になってきます。静かに集中できる勉強スペースの確保は、学力の向上にもつながるでしょう。

メリット⑤ リビングが散らからない

初めは親のサポートがいるかもしれませんが、おもちゃや学用品を子供部屋で管理できるようになると、リビングが散らからなくなります。家族にとって、嬉しいメリットです。

子供部屋に仕切りを入れる3つのデメリット

逆に、仕切りを入れて個室を作ることでデメリットも心配されます。

デメリット① 親の目が届きにくくなる

子供のプライバシーが保たれることはメリットですが、同時に親の目が届きにくくなるデメリットにもつながります。例えば、子供が部屋にこもってゲームやSNSに没頭したり、夜更かしをしたりしても、親が気づきにくくなります。そのため、子供部屋を設ける際は、プライバシーを尊重しつつ、体調や生活リズムの変化に気を配り、日頃から子供の様子に注視しておくことが大切です。

デメリット② 家族で過ごす時間が減る

子供が自室に引きこもりがちになる話を耳にすることがあります。そこまでいかなくても、自室で過ごす時間が増えると、どうしても家族と顔を合わせる時間は減りがちです。そのため、例えば帰宅後や食事後にリビングでくつろぐ時間を意識して設ける、休日にはゆっくりとした食事の時間を楽しむなど、日常の中で自然と家族がコミュニケーションを取れるひと工夫が大切です。こうした工夫により、家族のつながりを保ちながら、安心できる家庭環境を維持できます。

デメリット③ 冷暖房や採光が難しくなる可能性

むやみに仕切りを設置すると、エアコンの効きが悪くなったり、窓からの採光が得にくくなったりといった不都合が生じる可能性があります。仕切りを設ける際は、居室として快適な環境を確保することが前提です。仕切り後の各部屋で適切な温度と十分な採光が得られるよう、エアコンや窓の位置をよく考慮して仕切り位置を設定することが重要です。これにより、仕切りを設けても快適な室内環境を保つことができます。

子供部屋の仕切り方10選

子供に個室を与えるのが時期尚早と感じたり、部屋に引きこもりがちになることを心配している場合に有効なのが、収納家具やパーティションを使った「可動式の仕切り」で子供部屋を区切る方法です。完全な独立空間にはなりませんが、ある程度パーソナルなスペースを手軽に確保できるのが可動式仕切りの魅力です。多くの製品が設置や取り外しが簡単で、必要に応じて配置を変えられるため、独立した個室を用意するまでの移行措置としても役立ちます。

ここでは、特におすすめの可動式仕切り製品10種類について、それぞれの特徴と効果的な活用方法を解説します。

子供部屋の間仕切り① マルゲリータ/Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行350mm

子供部屋の仕切り①マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行350mm

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_605/

鉄筋コンクリート造の戸建て住宅の1室をお2人の姉妹で共有しています。どっしりした壁に囲われた室内の中央に天窓があり、その下に配したマルゲリータの「Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行350mm」が2人のスペースを緩やかに仕切ります。本棚が切れた先には、間仕切りなしで連続する共有スペースに自然に繋がります。勉強する時と遊ぶ時でスペースを使い分け、姉妹が程よい距離感を保てるよう工夫されています。

本棚の両側に、それぞれの学習机とベッドをL字型に配置することで、コンパクトで機能的なスペースを確保しました。この本棚は背板のない仕様で、両側から使用できるうえ、視線を完全には遮らないため圧迫感がありません。お互いの気配を感じながらも、程よいプライバシーが保たれた半個室スペースが実現しました。本棚を挟んで左右対称に学習机とベッドを配置し、それぞれのスペースは効率的でコンパクトですが、共有スペースには仕切りがなく、広々とした空間が保たれています。こうして、勉強や遊びのシーンに応じてスペースを使い分けることで、姉妹が適度な距離感を保ちながら快適に過ごせる工夫がされています。

子供部屋の仕切りのおすすめ

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_605/

商品名壁一面の本棚 奥行350mm 縦5コマ×横7コマ
価格162,800円(税込)
サイズ幅2395×奥行350×高さ1720mm
材質シナ合板15t、表面木口:シナ材天然木突板貼り
商品URLhttps://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-1800-ex.html

子供部屋の仕切り② マルゲリータ/Cavalletto(カヴァレット)パーティション

子供部屋の仕切り②マルゲリータ Cavalletto(カヴァレット)パーティション

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/cavalletto/prt-01_index.html


一時的に子供部屋を仕切りたい場合、折りたたみ式パーティションの活用が便利です。マルゲリータの「Cavallettoパーティション」は、木製フレームに温かみがあり、屏風状に4連で並べられたデザインが特徴です。洋室や和室のどちらにも調和するデザインで、フレーム内には曇りガラス風のアクリルパネルがはめ込まれ、柔らかな光を通しながら視線を遮ります。

使わないときには折りたたんでコンパクトに収納でき、必要な時にさっと広げて空間を区切れるのがポイントです。お昼寝中の赤ちゃんをそっと別室で寝かしつけたい場合にも、このパーティションならアクリルパネル越しに様子を確認しやすく、大人は隣室で安心して過ごすことができます。和室にも似合う落ち着いたデザインと、子供の動きを見守れる透け感が、利便性と安心感を両立させています。

子供部屋の仕切りは、使わない時には簡単に収納できるのも折りたたみ式の魅力

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/cavalletto/prt-01_index.html

商品名パーティション 4連(アクリルパネル)タイプ
価格60,280円(税込)
サイズ幅2000×奥行30×高さ1800mm
材質フレーム:天然木集成材、パネル:アクリル 2t
商品URLhttps://www.margherita.jp/cavalletto/prt-01-q.html

子供部屋の仕切り③ ウッドワン/無垢パーティションウォール

子供部屋の仕切り③ウッドワン 無垢パーティションウォール

出典:ウッドワン公式サイト https://www.woodone.co.jp/product/item/housing/wall_partation/

このパーティションは、パインの無垢材を使ったルーバー状の横桟が特徴で、柱の上下を天井や床にネジで固定し、柱の間に桟木をはめ込む設置方法を取ります。桟木の隙間から光や風が取り入れられるため、圧迫感を感じさせずに空間を仕切れるのが魅力です。また、柱の高さやルーバーの間隔は調整可能で、飾り棚やフックを取り付けて収納機能を加えられるなど、間仕切り兼収納としても活用できます。

子供部屋に取り入れる際は、例えば一角に集中して勉強できるスペースを作ったり、気兼ねなく遊べるエリアを設けたりと、幅広い使い方が可能です。柔軟な設計により、家族の成長や部屋の用途に応じて自由にレイアウトを変更できる点も、大きな魅力です。

子供部屋の仕切り④ なかよしライブラリー/パーティション

子供部屋の仕切り④なかよしライブラリー パーティション

出典:なかよしライブラリー https://wooden-toy.net/c/nursery-school/NH-022

低年齢の子供がいるご家庭におすすめしたいのが、背の低いパーティションです。このタイプのパーティションは、大人からは内外の様子が見渡せる一方で、乳幼児には仕切りが囲まれている安心感を与えます。高知県産ヒノキの集成材を使った「なかよしライブラリー」のパーテーションは、高さ60cm、幅90cmのパネルを組み合わせて、多様な間仕切りを手軽に作り出せます。軽量で持ち運びしやすく、角部は丸加工が施されているため、子供がケガをしにくい設計です。また、布生地を張ったタイプや窓付きの木壁風デザインなど、ごっこ遊びが楽しめる可愛らしいデザインが特長で、家庭のインテリアにもよく馴染む製品です。

子供部屋の仕切り⑤ 楽天市場/突っ張りパーティション

子供部屋の仕切り⑤楽天市場 突っ張りパーティション

出典:楽天市場公式サイト https://item.rakuten.co.jp/colorfulbox/7300000nj0507/

子供部屋の仕切りとして収納棚を活用する方法も効果的です。ベルメゾンの「連結できるラック」は、上下2段(6マス)または3段(9マス)で構成されたオープンラックで、視線を遮らないまま緩やかにスペースを分けられる点が特長です。背板がなく、両面から使えるため、裏表のないデザインが間仕切りとしても適しています。このラックの上にはランドセルを置いたり、お気に入りの小物を飾って見せる収納としても活用でき、収納としてもインテリアとしても幅広い使い方が可能です。視覚的なつながりを保ちながら、部屋の機能的な分割を実現できる便利なアイテムです。

子供部屋の仕切り⑥ ベルメゾン/連結できるラック

子供部屋の仕切り⑥ベルメゾン 連結できるラック

出典:ベルメゾン公式サイト https://www.bellemaison.jp/shop/commodity/0000/1030394

収納棚を使って子供部屋を仕切る方法は、空間を有効に活用するうえでとても便利です。ベルメゾンの「連結できるラック」は、上下2段(6マス)または上下3段(9マス)で構成されたオープンラックで、背が低めのため視線をつなぎつつ、空間を緩やかに仕切りたい場合に適しています。背板がないため、両面から使える設計で、裏表がなく間仕切りとしても活用しやすい仕様です。このラックは、棚の上にランドセルを置いたり、小物をディスプレイして見せる収納を楽しんだりと、機能性とインテリア性を兼ね備えているため、使い方の幅が広がります。視覚的な広がりを保ちながらも、部屋をすっきりと整理し、各エリアに役割をもたせることで快適な子供部屋を実現できるアイテムです。

子供部屋の仕切り⑦ ディノス/引き戸間仕切りワードローブ

子供部屋の仕切り⑦ディノス 引き戸間仕切りワードローブ

出典:ディノス公式サイト https://www.dinos.co.jp/p/1281202814/

収納力のある棚で子供部屋を仕切る方法も非常に有効です。写真の例では、ハンガーラックと収納棚を備えた間仕切りワードローブ収納を活用しています。この棚は、208cmから272cmまでの天井高に対応し、両側に独立性の高い子供部屋を生み出すことが可能です。通常、部屋を仕切ると収納スペースが減る場合がありますが、このように収納機能を備えた棚を使えば、必要な収納量をしっかり確保できます。また、将来的にきょうだいの個室を再び1室にまとめる際も、簡単にレイアウトを変更できる柔軟性があるため、成長に合わせて空間を変えられる点も大きなメリットです。

子供部屋の仕切り⑧ カリモク/パーティションデスク

子供部屋の仕切り⑧カリモク パーティションデスク

出典:カリモク公式サイト https://products.karimoku.co.jp/tanpinSyosai/index?product_number=SU4902ME

背の高い本棚と学習机が一体化した家具は、子供部屋の中央に2台を背中合わせに配置することで、お互いの学習スペースを確保できる仕切り壁として機能します。高さ180cmの本棚が視界を遮るため、学習机に座ると集中しやすい環境が整います。また、低学年の子供がリビングで学習する場合には、リビングの一角にパーテーションデスクを設置するのも効果的です。本棚の高さが視覚的に閉じた空間を生むため、家族のいる空間でも周囲の視線が気にならず、集中する習慣が身につきやすくなります。こうした工夫で、家庭内での集中スペースを確保し、学習環境を整えることができます。

子供部屋の仕切り⑨ セシール/つっぱりカーテン/間仕切り

子供部屋の仕切り⑨セシール つっぱりカーテン/間仕切り

出典:セシール公式サイト https://www.cecile.co.jp/detail/XG-1110/

突っ張り棒の支柱にカーテンを取り付ける仕切り方は、天井や床に傷をつけずに設置でき、一定の強度を備えているのが特徴です。市販のカーテンが使えるため、インテリアに合わせたデザインを自由に選べ、部屋の雰囲気に調和させやすいです。上部が開放されているため、カーテンを閉じていても室内の一体感を保ちながら視覚的な仕切りができます。カーテンは開閉が容易で、必要な時にさっと間仕切りできるため、学習スペースと寝室の区分や、同じ部屋で異年齢の子供を遊ばせる場合など、柔軟に空間を仕切りたい時に便利です。シンプルながらも使い勝手の良い方法で、空間に合わせたメリハリを生み出します。

子供部屋の仕切り⑩ ディノス/ブルックリン風間仕切り収納

子供部屋の仕切り⑩ディノス ブルックリン風間仕切り収納

出典:ディノス公式サイト https://www.dinos.co.jp/p/1316900494/

オープンタイプの収納棚と間仕切りパネルが一体化したインテリア性の高い突っ張り式仕切り収納は、実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。支柱が突っ張り棒として機能し、上部が抜けているため、視覚的な軽やかさを保ちながら収納量をしっかり確保できます。この構造により、面積の限られた子供部屋にも圧迫感を与えずに設置できるのが特長です。こうした収納を自分専用として使うことで、子供は自然と衣類や持ち物を整理する習慣を身に付けるようになります。自分の空間を整える経験が自立心の醸成につながり、成長に伴う責任感を持つきっかけにもなります。

まとめ

今回は子供部屋の仕切り方に役立つアイデアや、収納を兼ねた間仕切りの事例をご紹介しました。子供部屋に仕切りを設ける際の選択肢は、固定壁だけではありません。子供が完全に独立した個室を必要とする年齢になるまでは、収納家具やパーティションのような可動式の間仕切りを活用し、成長に合わせた子供部屋の使い方ができるよう工夫してみるのが有効です。今回ご紹介した以外にも、実際のご家庭でShelf(シェルフ)を導入して子供部屋を仕切った事例写真をマルゲリータ公式サイトで多数掲載しています。子供部屋の仕切りについて検討中の方はぜひご参照ください。

マルゲリータ公式サイト 事例紹介ページ『FILES』 https://www.margherita.jp/user/