収納力がありながらも圧迫感を抑え、部屋のインテリアに馴染みやすい収納ラックをお探しであれば、横長の低い本棚がおすすめです。
リビングや子ども部屋、オフィスのワークスペースなど、さまざまな場所で活躍し、ときには間仕切り壁としても利用できます。
しかし、横長の本棚といってもさまざまな種類があり、どれを選んだら良いか分からないという方も多いでしょう。
この記事では、横長の低い本棚の魅力や活用アイデア、選ぶ際のポイントを詳しく解説します。
また、記事の後半ではおすすめ商品や、実際の設置事例もご紹介するので、コンパクトな本棚をお探しの方はぜひ参考にしてください。
横長の低い本棚の魅力
横長の低い本棚には、主に以下の魅力があります。
- インテリアに馴染みやすいデザイン
- 空間に圧迫感を与えにくい
- 天板にも物を置ける
- 子どもでも手が届きやすい
それぞれの魅力の詳細について、順に確認していきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_394/
インテリアに馴染みやすいデザイン
横長の低い本棚は、圧迫感が少なく、どんなインテリアにも馴染みやすいのが特徴です。
特に木製のものは、ナチュラルな雰囲気を演出し、北欧風やシンプルモダンなど、幅広いテイストの空間によく合います。
ロータイプの本棚は、デザインのバリエーションが豊富なので、好みに合わせて選べるのも魅力です。
空間に圧迫感を与えにくい
横長の低い本棚は、高さが低いために空間に圧迫感を与えず、部屋全体が広く感じられるのが大きなメリットです。
特にワンルームや狭い部屋では、視線の抜けが良くなり、開放感を損ないません。
さらに、窓の下に設置すれば、採光を妨げることなく本や雑貨を収納できます。
天板にも物を置ける
横長の低い本棚は、天板が広く使えるのも魅力の1つです。
たとえば、天板に観葉植物やフォトフレームを飾って、おしゃれなディスプレイとしたり、時計や鍵などを置くスペースとしたりと、さまざまな使い方ができます。
また、ソファ横に設置すれば、サイドテーブル代わりにもなり、飲み物を置くなどして便利に活用できます。
子どもでも手が届きやすい
横長の低い本棚は、子どもでも手が届きやすいので、小さな子どもがいる家庭にもおすすめです。
たとえば、絵本やおもちゃを収納すれば、子ども自身で片付ける習慣を身につけるきっかけにもなります。
また、安全面を考慮し、角が丸いデザインや、転倒防止対策が施された本棚を選ぶと安心です。
横長の低い本棚の活用アイデア
横長の低い本棚は、リビングや子ども部屋、ワークスペースなど、さまざまなシーンで便利に使えます。
ここでは、具体的な活用アイデアを5種類ご紹介します。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_650/
リビング収納として
横長の低い本棚は、リビングの収納スペースとして活用できます。
本や雑誌を収納するだけでなく、家族で使う日用品やインテリア小物をまとめるのにも便利です。
特にオープンタイプの本棚なら、収納ボックスを追加するなどして、見せる収納と見せない収納を組み合わせて整理できます。
また、木製の本棚を選べば、ナチュラルな雰囲気を演出し、観葉植物やアートフレームを飾るディスプレイスペースとしても活用できます。
子ども部屋のおもちゃ収納として
横長の低い本棚は、子ども部屋のおもちゃや絵本を収納するスペースとして活用できます。
オープンタイプの本棚を選べば、子どもが自分で出し入れしやすく、片付けの習慣を身につけるのにも役立つでしょう。
さらに、底部にキャスターが付いた移動式タイプなら、遊ぶ場所に合わせて移動したり、掃除や模様替えをしたりする際に便利です。
ワークスペースの収納家具として
横長の低い本棚は、オフィスや自宅のワークスペースに設置しても重宝します。
たとえば、デスクの横に設置すれば、仕事に必要な書類や文房具、PC周辺機器をスムーズに収納できます。
また、プリンターを置くスペースとしても便利で、天板にはプリンターを、棚部分にはコピー用紙や資料などを収納すれば、仕事効率を大きく高められるでしょう。
テレビ台・ローボードとして
横長の低い本棚には、天板にテレビを置いたり、ローボードにしたりする活用アイデアもあります。
テレビと一緒に使うAV機器やゲーム機、DVDを収納しておけば、リビングが散らかるのを防ぎ、快適な空間を維持できます。
ただし、テレビなどの重量物を置く前提の場合は、天板や棚板がたわまないよう、耐荷重の高い製品を選ぶようにしましょう。
簡易的な間仕切りとして
ロータイプの本棚は、簡易的に空間を分ける間仕切りとしても重宝します。

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たとえば、リビングとダイニングの間、オフィスでワークスペースのゾーニングなどで設置すれば、圧迫感を与えずに空間を効果的に区切れます。
間仕切りとして設置する場合は、背板のないオープンタイプを選ぶと、前後を気にせずに使えて便利です。
また、底部にキャスターが付いたものを選べば、必要に応じて場所を変えられ、よりフレキシブルな使い方が実現します。
横長の低い本棚を選ぶポイント
ここでは、横長の低い本棚を選ぶ際、覚えておきたい4つのポイントについて、詳しく確認していきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_870/
サイズ感
本棚のサイズは、設置場所や収納するアイテムに合わせて選ぶことが重要です。
たとえば窓下に置く場合は、窓枠の高さを超えないようにし、採光を妨げないデザインを選ぶと部屋全体が明るくなります。
ソファ裏に配置するなら、ソファの背面と高さを揃えることでインテリアの統一感が生まれます。
また、収納力を考えるなら奥行きもチェックしましょう。
文庫本やコミック本のみの収納なら20cm前後の奥行きで十分ですが、大きめの本や雑貨などを収納する場合は、35cm程度の奥行きがあると安心です。
素材
本棚の素材は、見た目の印象だけでなく、耐久性や使い勝手にも影響を与えます。
まず、木製の本棚は温かみのあるデザインが魅力で、北欧風やシンプルモダンなど、さまざまなインテリアに馴染みます。
続いて、スチール製は無骨でスタイリッシュな印象があり、耐久性が高いため、大量の本を収納したい場合に重宝します。
そして、プラスチック製の本棚は軽量で移動しやすく、カラフルなデザインも多いため、子ども部屋での使用などに向いています。
素材に迷った場合は、幅広いテイストに馴染み、汎用性の高い木製のものを選んでおくのがおすすめです。
部屋のインテリアと相性の良い素材を選べば、おしゃれで使いやすい本棚が実現するでしょう。
オープンタイプか扉付きか
本棚のデザインには、大きく分けてオープンタイプと扉付きタイプがあります。
オープンタイプは、見せる収納がしやすく、本や雑貨をディスプレイするのに適しています。
また、頻繁に使うものを収納する場合も、取り出しやすくて便利でしょう。
一方で扉付きタイプは、収納物を隠せるため、生活感を抑えてスッキリとした空間を作れます。
ただし、扉があることで圧迫感が生まれやすいため、狭い部屋では注意が必要です。
どちらにするか迷う場合は、オープンタイプで一部に引き出しや収納ボックスを取り入れると、両方の利点を組み合わせられ、使い勝手の良い本棚に仕上がります。
キャスターの有無
キャスター付きの本棚は、掃除や模様替えがしやすく、間仕切りとして使う際にも便利です。
ただし、キャスターによって安定感が損なわれる可能性があるので、必要に応じてロックできる機能が付いているものを選びましょう。
一方、キャスター無しの本棚は安定性が高く、テレビ台や大型の収納として据え置きで使うのに適しています。
キャスターの有無で使い勝手が大きく変わるため、ライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。
横長の低いおしゃれな本棚のおすすめ5選
ここでは、横長の低い本棚の、おすすめ商品を厳選してご紹介します。
横長本棚の購入を検討している方は、これらから選べば間違いありません。ぜひ参考にしてください。
おすすめの横長本棚① 『マルゲリータ Shelf ロータイプ本棚』
マルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚」は、オープンタイプで使いやすい、おしゃれな横長本棚です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-3.html
奥行きが35cmと深いので、本を収納するのはもちろん、雑貨やオブジェ、日用品など、さまざまなものをしっかり収められます。
背板がないデザインなので、表裏を区別することなく使え、空間を緩やかに分ける間仕切りとしても重宝します。
既製品として高さ3タイプ幅2タイプのサイズ展開がありますが、部屋の形状に合わせてオーダー加工することも可能です。
また、底部に別売りのキャスターベースを取り付ければ、移動式の本棚として活用の幅を広げられます。
おすすめの横長本棚② 『ニトリ ディスプレイキャビネット』
こちらは、扉部分に本をディスプレイできる、おしゃれな横長本棚です。
見せたくないものは扉の内側に収納することで、見せる収納と見せない収納を両立できます。
また、ディスプレイしたまま扉の開閉ができるため、カテゴリー別に収納しやすい点も機能的です。

出典:ニトリ 公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/4986081960333s/
おすすめの横長本棚③ 『ディノス 圧迫感の少ない脚元安定カウンター下収納』
こちらは、全面オープンになっていて、すっきりとした印象で設置できる横長本棚です。
足元に向かって斜めにカットされている設計により、重心が低く転倒しづらい安全構造になっています。
背板がないためコンセントを繋ぎやすく、小さな家電やライトを置く際にも適しています。

出典:ディノス 公式サイト https://www.dinos.co.jp/p/1236411429/?KRKR_DISP=furniture
おすすめの横長本棚④ 『IKEA ビリー』
こちらは、シンプルながら十分な収納力がある横長本棚です。
全面ホワイトで統一されていて、北欧風テイストをはじめ、幅広いテイストのインテリアに馴染みます。
別売りの扉を取り付けることで、隠したいものを収納して部屋をすっきり見せることも可能です。

出典:IKEA 公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/billy-bookcase-white-s09545327/
おすすめの横長本棚⑤ 『RASIK ディスプレイ収納ラック』
こちらは、オープン収納タイプと全面扉タイプがセットになっている横長本棚です。
見せる収納と見せない収納が同居することで、生活感を隠しつつスタイリッシュに収納できます。
2台を分けて設置することも可能なので、環境の変化に合わせて、将来的には別々の部屋で使用するなど、フレキシブルな使い方ができるでしょう。

出典:RASIK 公式サイト https://rasik.style/products/144990-2
横長の低い本棚のおしゃれな設置事例
最後に、横長の低い本棚のおしゃれな設置事例をご紹介します。
どの事例もおしゃれなものばかりなので、これから横長本棚の設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例①
こちらの実例では、オフィスの壁一面に、マルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚」を設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_626/
腰より低い位置に本棚を設置することにより、オフィス全体の統一感を高め、洗練された印象を与えています。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例②
こちらの実例では、ロビーと執務スペースを分ける間仕切りとして、マルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚」を設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_892/
2つの空間を完全に分断するのではなく、視覚的な繋がりを保ちつつ緩やかに分けることで、開放的で圧迫感を感じさせない環境を生み出しています。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例③
こちらの実例では、店舗什器としてマルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚 移動式」を設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_758/
本棚の底部にキャスターが付いているため、イベントやセミナーなど場面に応じて、簡単にレイアウトを変更できる仕様になっています。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例④
こちらの実例では、プライベートオフィスの窓に沿わせて、マルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚」を設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_722/
贅沢にフィギュア専用のショーケースとして使用し、陽の当たり具合によるキャラクターたちの見え方の変化を楽しめます。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例⑤
こちらの実例では、ファッションブランドのバックオフィスに、マルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚」を設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_638/
要所に収納棚を入れ、見せる収納と見せない収納を同居させることで、おしゃれなファッションブランドらしい洗練された空間に仕上げています。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例⑥
こちらの実例では、マンションのリビング壁面にマルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚」を2台並べて設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_629/
本棚の上に空いた壁面スペースをプロジェクタースクリーンとすることで、優雅なホームシアターを実現しています。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例⑦
こちらの実例では、3人兄弟の子ども部屋に、本棚兼学習机として、マルゲリータの「Shelf アンダーカウンター本棚」を設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_333/
机の下に組み込まれている本棚を収納として活用し、机の上は常に広く空け、目の前のことに集中できる空間にしています。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例⑧
こちらの実例では、窓下の腰壁に沿わせて、マルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚」を設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_881/
大きな窓から差し込む光を存分に活かしたレイアウトになっていて、低めのデザインにより、小さなお子様でも本を手に取りやすいよう工夫されています。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例⑨
こちらの実例では、寝室と書斎を兼ねた一室の中央に、マルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚 移動式」を設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_779/
腰丈程度の低い横長本棚を採用することで、部屋を圧迫することなく、寝室と書斎をゆるやかに分ける間仕切りとして機能しています。
横長の低い本棚のおしゃれな設置実例⑩
こちらの実例では、子ども部屋の壁一面に、マルゲリータの「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をオーダー加工したものを設置しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_766/
壁面いっぱいの本棚だと窓を潰してしまい、低い横型本棚だと窓の周囲にデッドスペースが生まれてしまいます。
しかし、このように窓に沿わせたオーダー加工を施すことで、空間を無駄なく使い、本やおもちゃを整理整頓できる空間を実現できています。
まとめ
今回は、横長の低い本棚の魅力や活用アイデア、選び方のポイント、おすすめ商品などについて、詳しく確認してきました。
横長の低い本棚は、収納力がありながらも圧迫感を与えず、リビングや子ども部屋、ワークスペースなど、さまざまな場所で活躍する便利な収納家具です。
インテリアに馴染みやすいデザインのものを選べば、天板を活用したディスプレイや間仕切りとしても使えます。
今回ご紹介したことを参考にして、おしゃれで使いやすい本棚を設置してみましょう。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介したロータイプ本棚以外にも、色々なおしゃれインテリアを多数ラインナップしています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、おしゃれで実用的な家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。