オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? ミーティングにも最適なダイニングテーブル

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? ミーティングにも最適なダイニングテーブル

近年、オフィスにおいてダイニングテーブルをワークテーブルとして活用する企業が増加しています。ダイニングテーブルは天板が広く、執務や会議、商談、作業台としての利用など、多用途に対応できるためです。一方で、どのようなオフィス向けのダイニングテーブルがあるのか、またどの基準で選定すれば良いか迷われる方も多いでしょう。この記事では、オフィスで使用するダイニングテーブル(ダイニングワークテーブル)の特徴や用途、選び方のポイントについて詳しくご紹介します。さらに、後半ではおすすめのテーブルや導入事例も取り上げておりますので、ぜひご参考ください。

Contents

ダイニングワークテーブルとは?

ダイニングワークテーブルとは、オフィスで使用されるダイニングテーブルのことを指します。通常、ダイニングテーブルは家庭の食事スペースに置かれるものというイメージが強いですが、その広い天板がビジネスシーンでも非常に便利なため、オフィス家具として導入する企業が増えています。また、ワーク用途を前提に使う場合は「ワークテーブル」、会議に使用する際には「ミーティングテーブル」と呼ばれることもありますが、どちらも基本的には同じダイニングテーブルを指していると考えて問題ありません。

オフィスで使うダイニングワークテーブルの主な用途

オフィスで活用されるダイニングテーブルの用途は、主に3つに分類できます。用途ごとの特徴を把握しておくことで、適切なダイニングテーブルを選びやすくなります。それぞれの用途と、それに合わせたテーブル選びのポイントを詳しく確認していきましょう。

オフィスで使うダイニングワークテーブルの主な用途

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_381/

用途① ワークスペースとして

オフィスでダイニングテーブルが活用される場面として、特に多いのが執務やワークスペースとしての利用です。従来、社員それぞれが個別のデスクを持つスタイルが一般的でしたが、近年ではフリーアドレスやABW(Activity Based Working)といった、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方が広がっています。こうした背景から、天板が狭くなりがちな個人デスクよりも、広い作業スペースを提供できるダイニングテーブルの需要が増加しています。

用途② ミーティングテーブルとして

オフィスでダイニングテーブルを活用する場面として、ミーティング用途も非常に重要です。社内での会議では、少人数よりも6人以上の参加者が集まるケースが多く、天板が小さいテーブルだと各人のスペースが限られてしまい、ミーティングの効率や生産性に影響が出る可能性があります。そのため、ミーティング用としてダイニングテーブルを導入する場合には、天板に十分な広さがあるものを選ぶことが望ましいでしょう。

用途③ 商談テーブルとして

オフィスでダイニングテーブルを商談用として利用するケースも多く見られます。商談は、社外の取引先と交渉を進める重要な場面であり、各自が資料を広げ、条件を俯瞰しながら話を進めるため、広々とした天板を備えたダイニングテーブルが適しています。また、商談用テーブルはある意味でその会社のプレゼンテーションとしての一面を持ちます。そこを使った会議、あるいはそこを背景としたweb meetingも全てその会議テーブルが部隊となります。その意味で常に会社を表現するという気持ちを持ってダイニングテーブルを選ぶことが望ましいと言えます。

オフィス用ダイニングワークテーブルを選ぶ際のポイント

オフィス用のダイニングワークテーブルを選定する際には、次の5つの重要なポイントに注目する必要があります。それぞれのポイントについて詳しく解説しますので、適切なテーブル選びの参考にしてください。

オフィス用ダイニングワークテーブルを選ぶ際のポイント

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_470/

ポイント① 天板のサイズ

オフィス用にダイニングテーブルを選ぶ際は、天板のサイズが十分に広いものを選ぶと使いやすくなります。目安として、幅は1人あたり最低60cm、できれば80cmほどあると、快適な作業スペースを確保できます。たとえば、片側に3人ずつ座る6人用テーブルであれば、幅180cm(60cm×3)~240cm(80cm×3)のテーブルが理想的です。8人での利用を想定する場合も、幅240cm程度あれば十分な広さを確保できます。一方、奥行は1人あたり40cmが目安です。そのため、両側から利用する場合には、奥行80cm(40cm×2)以上のものが適しています。このサイズ感を意識すると、どの用途にも対応できるダイニングテーブルを選ぶことができます。

ポイント② 天板の素材

オフィス用のダイニングテーブルを選ぶ際、天板の素材は非常に重要なポイントとなります。天板はテーブルの大部分を占めるため、全体の印象や雰囲気を大きく左右し、重厚感のある素材がオフィス空間にふさわしい存在感を持ちます。素材にはガラスやプラスチック、木材など多様な選択肢がありますが、特に天然木材を使用したものが一般的です。天然木の天板は、使い込むほどに味わい深さが増し、長年の使用にも耐えます。また、着席して両手を置いたり視線が自然と向かう部分であるため、天然素材の持つ温かみや質感は心理的にも落ち着きをもたらします。

ポイント③ 天板の形状

オフィス用のダイニングテーブルを選ぶ際には、天板の形状にも注目することが重要です。主な形状には「長方形」「正方形」「円形・楕円形」の3種類があり、それぞれに異なる特性と適性があります。

長方形は最も一般的で、家庭からオフィスまで幅広く使われており、人数の多い会議やワークスペースに最適です。特に長方形は、レイアウトが収まりやすく、室内を効率的に活用できるため、オフィス家具としてオーソドックスかつベストな選択といえます。

正方形のテーブルは、各辺が等しいため向きを気にせず自由に配置でき、少人数用スペースに向いています。ただし、複数人での使用には不向きです。

円形や楕円形のテーブルは、座っている人同士の顔が合わせやすく、フラットな会話やリラックスした談笑に適しています。しかし、天板が丸いため作業スペースが限られ、ワークテーブルとしては使いにくい一面もあります。特に大きな楕円形テーブルは、部屋の中心に配置することで品のある会議室の雰囲気を演出しますが、設置に適した広さや搬入出の制約があるため、選択肢は限られることも考慮が必要です。

ポイント④ 脚の素材や形状

オフィス用のダイニングテーブルを選ぶ際、天板に次いで重要なのが脚の素材や形状です。天板が同じ素材であっても、脚のデザインや素材が異なるとテーブル全体の雰囲気が大きく変わります。脚の素材としては、木製や金属製が人気で、オフィスに適した洗練された印象を与えます。形状は、オーソドックスな4本のストレート脚から、安定感のあるロの字型の2本脚までさまざまで、オフィスのインテリアに合わせた相性が大切です。天板の素材だけでなく、脚の素材や形状もいくつかのバリエーションが選べるタイプを検討すると、よりオフィスにマッチしたテーブルを選べるでしょう。

ポイント⑤ 椅子の高さとの差尺

オフィス用のダイニングテーブルを選ぶ際には、テーブルと一緒に使う椅子との「差尺」を確認することが大切です。差尺とは、椅子の座面からテーブルの天板までの距離を指し、一般的には27~30cmが快適な差尺とされています。差尺が短すぎると足元が窮屈に感じられ、逆に差尺が長すぎると天板に腕を置いて作業しにくくなります。標準的な椅子の座面高は約40~42cmのため、差尺が適正になるよう、天板の高さが70~72cm前後のダイニングテーブルを選ぶと安心です。

ミーティングや商談にも最適なおしゃれダイニングワークテーブル6選

ここでは、オフィスでの執務や会議、商談にぴったりな、おしゃれで機能的なダイニングワークテーブルを厳選してご紹介します。ダイニングテーブルの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

おしゃれなダイニングワークテーブル①
マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)


Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)」は、無垢集成材の天板と細身でスタイリッシュなスチール脚を組み合わせた、おしゃれで実用的なダイニングテーブルです。天板のサイズは幅240cmと180cmから選べるため、大規模から小規模まで、さまざまなオフィス環境に適応します。奥行も90cmと広めで、ミーティングや商談用としても最適です。このテーブルは、天板の素材や色も選択可能で、オフィスのインテリアに合わせてカスタマイズできます。また、スチール脚のデザインは、天板を宙に浮かせたような軽やかな印象を与え、空間を広く見せる効果もあります。さらに、天板の反り防止金物やがたつき防止のアジャスターが付属しており、長期間にわたって安定して使用できます。オフィスでの執務や会議、商談など、多用途に対応できるデザインと機能性を兼ね備えたダイニングテーブルです。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? おしゃれなダイニングワークテーブル① 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)』

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-sl_index.html

おしゃれなダイニングワークテーブル②
マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)


Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)」は、無垢集成材の天板に、スレンダーな角形スチール脚が2本配された、おしゃれでスタイリッシュなダイニングテーブルです。角形のスチール脚はシンプルながらも洗練された印象を与え、オフィスのインテリアに自然と溶け込みます。脚部には専用のアジャスターが付いており、設置場所の床の状態に合わせて四方の高さを微調整できるため、がたつきを防ぎ、安定感のある使い心地を提供します。オフィスでの執務や会議、商談に最適なデザインと実用性を兼ね備えた一品です。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? おしゃれなダイニングワークテーブル②『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)』

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro_index.html

おしゃれなダイニングワークテーブル③
マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚


Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚」は、天板から脚まで全てが天然木材で仕上げられた、高級感と温かみのあるダイニングテーブルです。天然木ならではの質感がオフィスに落ち着いた雰囲気をもたらし、スチール脚モデルとは異なる柔らかな印象を与えます。天板の幅は240cm、180cmに加えて、150cmもラインナップされており、4人以下での使用が中心の小規模オフィスにも適しています。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? おしゃれなダイニングワークテーブル③ 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚』

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-l_index.html

おしゃれなダイニングワークテーブル④
ニトリ 4人掛け向きのシンプルなダイニングテーブル

このダイニングテーブルは、天板から脚に至るまで天然のピーチ材を使用したシンプルなデザインが魅力です。ピーチ材ならではの柔らかな木目と質感が、空間に自然な温かみを加えます。幅は135cm、150cm、165cmの3種類があり、4人掛けでの使用に最適なサイズです。コンパクトでありながらも上質な存在感を持つため、オフィスの小規模な会議スペースやリラックスエリアにもぴったりです。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? おしゃれなダイニングワークテーブル④ 『ニトリ 4人掛け向きのシンプルなダイニングテーブル』

出典:ニトリ 公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/4014800s/

おしゃれなダイニングワークテーブル⑤
FLYMEe 6人掛けにちょうどいいナチュラルなダイニングテーブル

このダイニングテーブルは、あえて節のあるオーク無垢材を使用し、ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出しています。オーク材の節が持つ独特の表情が、空間に自然でリラックスした印象をもたらします。幅は最大180cmまで選べるため、両側に3人ずつ座る6人掛けとしても最適なサイズです。ナチュラルで上質なデザインは、オフィスの会議室やリフレッシュスペースにもよく馴染み、落ち着いた空間づくりに役立ちます。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? おしゃれなダイニングワークテーブル⑤ 『FLYMEe 6人掛けにちょうどいいナチュラルなダイニングテーブル』

出典:FLYMEe 公式サイト https://flymee.jp/product/14503/

おしゃれなダイニングワークテーブル⑥
大塚家具 丸足が特徴的でおしゃれな雰囲気のダイニングテーブル

このダイニングテーブルは、天板から脚まで全体にウォールナット材を使用し、丸みのある脚が特徴的なおしゃれなデザインです。ウォールナット材の深みある色合いと美しい木目が、洗練された雰囲気をオフィスや家庭にプラスします。幅は120cm、135cm、150cmの3サイズが展開されており、少人数での使用にぴったりなサイズ感です。コンパクトでありながら高級感があり、ミーティングスペースやカフェ風ワークエリアなどで重宝するダイニングワークテーブルです。

おしゃれなダイニングワークテーブルのオフィスへの設置実例

最後に、おしゃれなダイニングワークテーブルを、実際にオフィスに設置している実例を2件ご紹介します。これからオフィスにダイニングテーブルを設置する予定の方は、ぜひ参考にしてください。

実例① 2つの会議室|ダイニングテーブルを会議用机に

この実例では、漫画の編集を行うオフィスで、マルゲリータの「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル」を2台連結し、広い会議テーブルとして活用しています。複数のテーブルを組み合わせることで、より多くの参加者が集まれるスペースが確保され、オフィスの会議や打ち合わせに最適なレイアウトとなっています。また、シンプルで洗練されたデザインが、クリエイティブな業務環境に調和し、集中力を高める空間を演出しています。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? 実例① 2つの会議室|ダイニングテーブルを会議用机に

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_369/

このオフィスでは、業務の特性から複数の会議が同時に行われることが多く、社内用と社外用(商談用)の2種類の会議室が設けられています。どちらの会議室にも「Tavola」のダイニングテーブルが採用されており、使いやすくシンプルなデザインが、社内外の会議において効率的で快適な環境を提供しています。こうしたテーブルの配置によって、社内のディスカッションや取引先との商談がスムーズに行えるため、業務の生産性も向上しています。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? Tavola のダイニングテーブルが採用されており、社内外両方での会議の生産性を高めています

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_369/

実例② 6人掛けダイニングテーブルをオフィスで使う


この実例では、少人数のスモールオフィスに「 Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル」を社長用デスクとスタッフのワークスペースに活用しています。社長用には「Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル 木製脚 W1500」を1台設置し、シンプルながら上質な空間を演出しています。一方、スタッフのワークスペースには「Tavola ダイニングテーブル 木製脚 W1800」を4台連結して広々とした作業エリアを確保。連結によって一体感が生まれ、チームのコミュニケーションも円滑になるレイアウトです。オフィス全体が統一感のある木の温かみでまとまり、快適で集中しやすい環境が整っています。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? 実例② 6人掛けダイニングテーブルをオフィスで使う

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_223/

さらに、このオフィスでは特注で全デスクにPCなどの配線用の孔を設け、コード類を机の下に隠すことで、天板をすっきりと広々と活用できるようにしています。この工夫により、視覚的にも整理された作業スペースが保たれ、効率的に仕事を進めやすい環境が実現されています。

オフィスで使うダイニングワークテーブルとは? 6人掛けダイニングテーブルをオフィスで使うすべてのデスクにPCなどのコード用の孔を開けている

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_223/

まとめ

今回は、オフィスで使用するダイニングワークテーブルをテーマに、主な用途や選び方のポイント、さらにおすすめのアイテムについて詳しく確認しました。オフィス用のダイニングテーブルを選ぶ際には、使用用途を明確にしたうえで、適切なサイズやデザインのものを選ぶことが大切です。迷った場合には、作業スペースに余裕を持たせるために、やや大きめのサイズを選ぶ事を推奨します。また、天板や脚の素材・デザインに複数のバリエーションがあるものを選ぶと、自社オフィスに合ったテーブルを見つけやすくなるでしょう。

マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介したダイニングテーブル以外にも、色々なおしゃれインテリアが多数ラインナップされています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、オフィス家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

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