ダイニング空間に設置するテーブルは、できれば大きくておしゃれなダイニングテーブルにしたいものです。
3〜4人ほど使う場合はゆとりを持って使いたいですし、近所の方や親戚の方などが集まるご家庭では、ある程度大きなテーブルが必要になるでしょう。
この記事では、大きなテーブルの中では人気の6人掛けダイニングテーブルについて詳しく解説していきます。
サイズ感や素材の種類、使いやすいテーブルを見極めるポイントなどについて詳しく解説しながら、記事の後半では、6人掛けで使えるおすすめダイニングテーブル商品を厳選してご紹介します。
6人掛けダイニングテーブル選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
6人掛けダイニングテーブルのサイズの選び方
6人掛けで使いやすいダイニングテーブルを選ぶうえでは、テーブルの「横幅」「奥行き」「椅子の高さとの差尺」の3点に注意しなければなりません。
ここでは、それぞれの選び方の詳細について、詳しく確認していきましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_415/
選び方① 横幅
ダイニングテーブルを選ぶ際、横幅は1人あたり最低60cm、できれば80cmほどあるのが望ましいです。これ以上幅が狭くなると、1人ひとりが使える面積が手狭になり、ストレスを感じる可能性が高まります。
6人掛けの場合、片側に3人ずつ座る形になるので、幅が最低180cm(60×3)、できれば240cm(80×3)程度あると、安心して使えるでしょう。
選び方② 奥行
ダイニングテーブルの奥行は、1人につき40cm以上あると使いやすいです。そのため、両側から6人で向かい合って座る前提であれば、最低80cmの奥行は確保しましょう。
奥行が80cmに満たないダイニングテーブルだと、6人で座れたとしても、天板にお皿を十分に置けず、食事の際に手狭に感じられる可能性が高まります。
選び方③ 椅子の高さとの差尺
6人掛けのダイニングテーブルを選ぶ際、椅子との差尺も重要なポイントです。
差尺とは、ダイニングテーブルと椅子の座面との間の距離のことで、一般的には27~30cmほどが適切だといわれています。
差尺がこれより短いと足が窮屈に感じられ、反対にこれより長いと、天板が高すぎて使いにくくなります。
なお、差尺が正確に計測できない場合は、天板の高さが70~72cm程度のダイニングテーブルを選んでおきましょう。一般的な椅子の座面は40~42cmのものが多いので、天板が70~72cmであれば、適正な差尺を保てる可能性が高まります。
6人掛けダイニングテーブルで一般的な天板素材
6人掛けダイニングテーブルは、さまざまな素材の天板が使用されています。
ここでは、その中でも代表的な5種類の天板素材について、特徴や違いを詳しく確認していきましょう。
無垢材
無垢材とは、天然木から切り出した一枚板のことです。
天然の木材をそのまま天板に使用するため、木の温もりや経年変化をダイレクトに味わえます。
ただし、無垢材は節や欠けが生じやすく、仕上がりの個体差が大きくなりやすい点に注意が必要です。
また、6人掛けサイズくらいの大型となると、一枚板で作成するのが難しいため、価格が高価になりやすい点も覚えておきましょう。
集成材
集成材とは、天然木の木片を組み合わせ、専用の接着剤で固め合わせた天板素材です。
集成材は、無垢材と同様に天然木をそのまま使っているので、木の温もりや経年変化を味わえます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-l_index.html
また、節や欠けなどを避けて組み合わせられるので、無垢材よりも個体差が出にくく、価格も抑えられやすい点が大きなメリットでしょう。
突板材
突板材とは、合板の表面に薄い木の板を張り付けた天板素材です。
突板材は、一見すると天然木と変わらない見た目をしています。しかし、実際は大半が合板の作りなので、軽く安価に制作できる点が強みです。
ただし、表面の木の板は数ミリと非常に薄いので、使っていくと剥がれたり削れたりする可能性があります。
その場合、中の合板が見えてしまい、風合いや質感が損なわれやすいので注意しましょう。
メラミン樹脂
ダイニングテーブルの素材として、合板にメラミン樹脂を貼り付けたものもよく使われます。
メラミン樹脂はプラスチックに似た素材で、比較的安価なのが特徴的です。また、硬くて汚れが付きにくいため、きれいな状態が長続きします。
ただし、仕上げによっては、天板部分がプラスチックのような質感で、安っぽく見える可能性があるので注意しましょう。
ガラス
おしゃれなダイニングテーブルの天板として、ガラスも非常に人気のある素材です。
ガラスは他の素材と違い、天板の下を透過させ、ダイニング空間をおしゃれに演出してくれます。
ただし、ガラスは埃や指紋、水道水のカルキ汚れなどが目立ちやすいので、きれいな状態を維持するには、小まめなメンテナンスが必要不可欠です。
また、強い衝撃を加えると割れる恐れがあるので、小さな子どもがいる場合などは、特に注意が必要でしょう。
6人掛けダイニングテーブルで人気のあるデザインテイスト
6人掛けダイニングテーブルは面積が大きいので、設置した空間の印象を大きく左右します。
そのため、ダイニングテーブルを選ぶ際は、そのデザインテイストにも気を配ることが大切です。
ここでは、一般的な6人掛けダイニングテーブルの中で、特に人気のあるデザインテイストを4種類厳選してご紹介します。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_288/
北欧テイスト
北欧テイストは、昔から人気のあるダイニングテーブルのデザインです。
北欧テイストの特徴は、無駄を省いたミニマルなデザインと、ナチュラルな色合いの自然素材です。
北欧テイストのダイニングテーブルは、温かみのある生活空間に非常にマッチします。
カフェテイスト
カフェテイストは、おしゃれで落ち着いた空間を好む方に人気のデザインです。
名前の通り、居心地のよいカフェにありそうなデザインテイストを指し、木材や金属(アイアン)などを効果的に使っているのが特徴的でしょう。
色合いはナチュラルなものや、深みのあるダークブラウンなどが好まれます。
ミッドセンチュリーテイスト
ミッドセンチュリーテイストは、中世と呼ばれる1950年代から1960年代ごろの雰囲気を踏襲したデザインです。
中世では、現代ほど素材の種類が多くなかったこともあり、ミッドセンチュリーテイストの家具においては、木材や鉄などのレトロな素材が多いです。
また、色合いは月日を経たヴィンテージのように、深みのあるものが好まれます。
インダストリアルテイスト
インダストリアルテイストとは、工業製品らしい武骨さが感じられるデザインを表します。
たとえば、インダストリアルデザインの部屋というと、壁がコンクリートの打ちっぱなしであったり、効果的に金属素材を用いていたりするのが特徴です。
ダイニングテーブルの場合は、脚などに金属素材を使っていると、インダストリアルテイストの部屋と相性がよくなります。
6人掛けで使いやすいダイニングテーブルを選ぶポイント
6人掛けテーブルを選ぶ際は、デザインだけでなく、使い勝手を重視するのが重要です。
ここでは、使いやすい6人掛けダイニングテーブルを選ぶうえで知っておきたい、3つのポイントについて詳しく解説していきます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_582/
ポイント① 天板の形状にこだわる
使いやすい6人掛けダイニングテーブルを選ぶなら、天板の形状にはこだわりましょう。
一般的に、ダイニングテーブルの天板の形は、以下の3種類に分けられます。
- 長方形
- 正方形
- 円形・楕円形
これらのうち、6人という大人数で使いやすいのは、長方形のダイニングテーブルです。
正方形の場合、四辺にそれぞれ人が座ることになるので、1人ひとりのスペースが狭くなりやすい傾向にあります。また、円形の場合も手前が丸みを帯びているため、大人数で使うとスペースが手狭になりやすいです。
そのため、6人掛けで使うダイニングテーブルを選ぶ際は、なるべく長方形のものを優先的に検討することをおすすめします。
ポイント② 脚の形や素材にこだわる
6人掛けのダイニングテーブルは大きいので、インテリアとして大きな存在感があります。その際、ダイニングテーブルの印象を左右するポイントとして、天板と同じくらい重要なのが「脚」です。
脚が木なのか金属なのか、形がストレートなのか曲がっているのかなど、その特徴によってダイニングテーブル全体のイメージが大きく変わります。
そのため、6人掛けダイニングテーブルを購入する際は、天板だけでなく、脚の種類も豊富に選べるものを選ぶとよいでしょう。
ポイント③ テーブル周りに十分な空間を確保する
6人掛けダイニングテーブルを選ぶときは、設置した際にテーブル周りに十分な空間が確保できるか、必ず確認しましょう。
当然ながら、ダイニングテーブルは椅子とセットで使います。その際、椅子を後ろに引くのに十分なスペースがないと、使い勝手が非常に悪くなります。
また、座っている後ろを家族などが通ることも想定し、余裕をもった空間確保が望ましいといえます。
そのため、6人掛けダイニングテーブルを買う際は、あらかじめ設置場所の寸法を測り、100cm程度はスペースの余裕ができるように注意しましょう。
おしゃれな6人掛けダイニングテーブルのおすすめ6選
ここでは、おしゃれな6人掛けダイニングテーブルの、おすすめ商品を厳選してご紹介します。
これからダイニングに設置するテーブル選びをする方は、ぜひ参考にしてください。
おしゃれなダイニングテーブル① 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)』
「マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)」は、天板に無垢集成木材、脚にスチールを採用した、おしゃれで使いやすいダイニングテーブルです。
天板の横幅が240cmと180cmから選べるため、6人でも余裕をもって使用できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-sl_index.html
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-sl_index.html
天板の木材は、ハックベリー集成材とラバーウッド集成材から選択可能です。ハックベリーの場合はホワイトかブラウン、ラバーウッドの場合はクリアーカラーになります。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro_index.html
おしゃれなダイニングテーブル② 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)』
「マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)」は、先ほどの「スチール脚(SL)」と脚の形状が異なるダイニングテーブルです。
カタカナの「ロ」の形状をしたスチール脚が、テーブル両側で四角形を構成する、特徴的なデザインに仕上がっています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro_index.html
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro-1800-900-br.html
マルゲリータでは、ダイニングテーブルのデザインに求められる究極の形を「大きな安定した天板が宙にある姿」と考えています。そのために、テーブルの脚を構造的に成立可能なサイズまで細くし、天板を宙に浮かせる形に近づけています。
おしゃれなダイニングテーブル③ 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚』
「マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚」は、天板から脚に至るまで、全体が天然集成木材で作られた贅沢なダイニングテーブルです。
天板と柱脚板、それに桁と呼ばれる3つの面材が互いに直交し、それぞれがXYZ軸の面となって剛性を保っています。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-l_index.html
木製脚のモデルは、240cmと180cmに加え、150cmの天板幅も選択可能です。6人掛けよりも少人数で使う前提の場合は、コンパクトな天板サイズもぜひ検討してみましょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-l_index.html
おしゃれなダイニングテーブル④ 『IKEA(イケア) EKEDALEN(エーケダーレン)』
全体に天然のオーク材を使用した、北欧テイストのおしゃれなダイニングテーブルです。
幅が180cm、奥行が90cmと広々した設計ですが、伸長する作りになっていて、幅を最大240cmまで伸ばすことができます。
出典:IKEA公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/ekedalen-extendable-table-oak-60340775/
おしゃれなダイニングテーブル⑤ 『無印良品 木製テーブル』
天板と脚に天然のラバーウッド材を使用した、シンプルでおしゃれなダイニングテーブルです。
天板のサイズが複数ラインナップされており、こちらは幅180cm、奥行80cmのタイプなので、6人掛けでも問題なく使用できます。
出典:無印良品公式サイト https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550583394639
おしゃれなダイニングテーブル⑥ 『カリモク ダイニングテーブル ウォールナットナチュラル』
主な素材に天然のウォールナットを使用した、木の温もり溢れるナチュラルなダイニングテーブルです。
天板サイズが幅180cm、奥行90cmと広めなので、6人でも問題なく使えます。高さは69cmと少し低めなので、セットで使う椅子選びには注意しましょう。
出典:カリモク家具 公式サイト https://e-karimoku.com/i/DW6000XR
まとめ
今回は、6人掛けダイニングテーブルをテーマに、サイズや素材の種類、使いやすいテーブルを選ぶポイント、おすすめ商品などについて、詳しく確認しました。
6人掛けダイニングテーブルは、サイズの大きなインテリアです。そのため、使い勝手はもちろんのこと、デザイン性にも優れたものを選ぶことで、ダイニング空間全体をおしゃれに演出できます。
今回ご紹介したことを参考に、ご自宅のダイニングに合う素敵なダイニングテーブルを選んでいただければ幸いです。
マルゲリータの公式サイトでは、記事の中でご紹介したダイニングテーブル以外にも、色々な種類のおしゃれ家具が多数ラインナップされています。お客様の使用実例も多数掲載されているので、ダイニングテーブルなどの家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。