オーダー家具の壁面収納本棚をご紹介

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント

部屋の収納力を高めながら、デザイン性にもこだわりたいと考えている方におすすめなのが「オーダー壁面収納家具」です。
既製品ではサイズが合わず、スペースを無駄にしてしまうこともありますが、オーダー家具なら、部屋に合わせてぴったりフィットする収納を実現できます。

しかし、オーダーの壁面収納家具に興味はあっても、「どのように選べばいいのか」「どんな製品があるのか」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、オーダー壁面収納家具のメリットや選び方のポイントについて、詳しく解説します。

また、記事の後半ではおすすめ製品や、参考になる設置実例をご紹介します。
オーダー家具によって理想の収納を叶えたい方は、ぜひ参考にしてください。

オーダー家具とは

オーダー家具とは、部屋の間取りや用途に合わせて特注で作る収納家具です。
既製品の家具は、あらかじめ寸法が決められているため、部屋にぴったり設置できないことが多々あります。

その点、寸法をオーダーで調整したオーダー家具であれば、リビングや書斎、寝室などでスペースを最大限に活かし、ぴったりと設置できます。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_528/

オーダー家具は「造作家具」と呼ばれることもあります。
ただし、造作家具は床や壁に固定するタイプに限定して使われることが多いです。

そのため、壁面収納を探す検討段階では、オーダー家具と呼称される商品を探した方が、より理想に近い商品を選べるでしょう。

フルオーダー家具とは

フルオーダー家具とは、デザインやサイズ、材質、仕上げまで完全に自由に設計できる家具のことです。
部屋の形状や収納したい物の種類に合わせて、細かい仕様まで決められます。

特に、柱や梁がある部屋にぴったり収まる収納を求める場合や、特別なデザインの家具を希望する場合に適しています。

セミオーダー家具とは

セミオーダー家具とは、基本的なデザインやサイズが決まっており、一部の仕様(色や仕上げなど)をカスタマイズできる家具のことです。
完全なフルオーダーと比べると選択肢は限られますが、その分コストを抑えつつ、ある程度の自由度を持ってオーダーできます。

たとえば、既製の本棚の高さを変更する、梁やエアコンに合わせて形状を変える、棚板の間隔を調整するなどのオーダーが可能です。

オーダー壁面収納家具のメリット

オーダー壁面収納家具には、既製品にはない多くのメリットがあります。
ここでは、特に代表的な3種類のメリットについて、詳細を確認していきましょう。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_672/

部屋の中にぴったりで美しい

オーダー壁面収納家具の1つ目のメリットは、部屋の中にぴったりで美しいことです。
オーダー壁面収納家具は、部屋の寸法にぴったりと合うように設計できるため、既製品では対応できない空間にもフィットします。

特に、天井までの高さを活かした壁一面の収納や、壁と壁の間に収まる本棚など、オーダーメイドならではの美しい仕上がりを実現できます。
また、素材や仕上げの選択肢が豊富で、部屋のインテリアと調和するデザインにできるのも魅力です。

たとえば、ナチュラルな木目調の仕上げや、シックなブラックやホワイトのカラーリングなど、好みに応じたカスタマイズが実現できます。
他のインテリアと統一感のあるデザインにすることで、部屋全体の雰囲気を洗練された印象に仕上げられます。

デッドスペースが生まれない

オーダー壁面収納家具の2つ目のメリットとして、デッドスペースが生まれない点が挙げられます。
既製品の収納家具では、どうしても壁との間に余白ができたり、部屋の形状によってデッドスペースが生じてしまったりすることがあります。

しかし、オーダー壁面収納なら、設置する場所に合わせて寸法を調整できるため、無駄なスペースを作らずに効率よく収納を確保できます。
たとえば、リビングのコーナースペースや、窓と壁の間のわずかな空間など、既製品では対応しにくい場所にもぴったりとフィットする収納を設計できます。

天井までの高さを活かした収納を取り入れることで、床面積を有効活用しながら収納力を高めることも可能です。

エアコン、窓、コンセントなど部屋の状態に関わらず設置可能

オーダー壁面収納家具の3つ目のメリットは、部屋の設備に合わせて設計・設置ができることです。
既製品の壁面収納を設置する場合、エアコンや窓、コンセントの位置が障害になることがあります。

しかし、オーダー壁面収納家具であれば、設計段階からそれらの設備を考慮して作れるため、使い勝手を損なわずに収納を設置できます。
たとえば、エアコンの吹き出し口を避けるように収納棚の高さを調整したり、窓の周囲にフィットするデザインにしたりすることが可能です。

また、コンセントの位置を考慮した設計をすることで、家電を使用する際の利便性も向上します。
特に、デスク一体型の壁面収納では、コンセントの配置を考慮することで、パソコンや照明を快適に使えるようになり、ワークスペースとしての実用性が向上します。

オーダー壁面収納家具の選び方のポイント

オーダー壁面収納家具を選ぶ際には、デザインや機能性、耐久性などさまざまな要素を考慮することが重要です。
ここでは、オーダー壁面収納家具の選び方を6つ厳選してご紹介します。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_628/

サイズ・形・色の自由度が高いか

オーダー壁面収納家具を選ぶ際は、まずサイズ・形・色の自由度が高いかを確認しましょう。
たとえば、天井までの高さを活かした大型の壁面収納や、梁や柱の形状に合わせたカットが可能なものは、既製品にはないフィット感を得られます。

また、幅や奥行きを細かく調整できるかどうかも重要なポイントです。
色についても、部屋のインテリアと統一感を持たせるために、豊富なカラーバリエーションを選べるメーカーを選ぶと良いでしょう。

天然木の表情を活かしたナチュラルなデザインから、モノトーンのモダンな仕上げまで、自分の好みに合わせてカスタマイズできるかをチェックしてください。

見せる収納・見せない収納を選べるか

オーダー壁面収納家具を選ぶうえで、見せる収納・見せない収納を選べるかどうかも、重要なポイントになります。
「見せる収納」とは、オープンシェルフのように本や雑貨をディスプレイしながら収納することを指します。

一方「見せない収納」とは、扉付きや引き出しの収納で、内容物を見せずに整理することを意味します。
見せる収納と見せない収納は、それぞれにメリット・デメリットが異なるので、組み合わせて使えると便利です。

たとえば、リビングに設置する壁面収納家具では、見せる収納としてお気に入り雑貨を飾り、見せない収納として生活感のある日用品を隠すなどの使い方ができます。

収納できる物のバリエーションが多いか

オーダー壁面収納家具を選ぶ際は、収納できる物のバリエーションも重要なポイントになります。
たとえば、書籍や資料を収納するならオープンシェルフタイプが便利で、大型本や文庫本など、サイズに合わせて棚板の奥行などが選べると重宝します。

また、壁面収納をテレビ台としても兼用したり、小物やぬいぐるみをディスプレイしたりしたい場合、それらに合わせてスペースを調整できる製品がおすすめです。
さらに、子どものおもちゃや日用品などをまとめて収納したい場合は、収納ボックスや扉付き収納を追加できると便利でしょう。

2機能以上の役割があるか

オーダー壁面収納家具を選ぶ際、2機能以上の役割があるかどうかもチェックしましょう。
収納棚を含めて2機能以上の役割があると、限られたスペースを有効活用し、壁面を多機能に使えます。

たとえば、壁面収納にデスクやテーブルの役割を追加すれば、リビングや書斎のワークスペースとしても活用できます。
そのため、オーダー壁面収納家具を選ぶ際は、自分の生活スタイルに合わせて、収納と他の機能を組み合わせた設計が可能かどうかをチェックすると良いでしょう。

老若男女問わず使いやすいデザインか

家族全員が快適に使えるオーダー壁面収納を実現したいなら、老若男女使いやすいデザインのものを選びましょう。
たとえば、子どもが使う場合は、子どもの背丈でも届く位置に棚板があると便利です。

また、高齢の方が使うことを考慮するなら、視認性が高く取り出しやすいオープンシェルフのデザインだと安心できます。
長期間使用することを前提に、ミニマムなデザインや、流行に左右されにくいカラーリングを選ぶことで、買い替えずに長く愛用できる家具になります。

耐震性・安全性に配慮した丈夫な設計か

背の高い壁面収納家具は、地震の際に倒れたり、棚板が落ちたりするリスクがあるため、耐震性・安全性に配慮した丈夫な設計かどうかもチェックしましょう。
まず重要なのは、棚板の強度です。もし強度の低い棚板だと、経年によってたわんでしまったり、最悪の場合は割れてしまったりする可能性があります。

そのため、棚板に十分な厚みがあり、耐荷重が高い設計の製品を選びましょう。
また、地震の際に転倒することを防ぐには、壁や天井と固定できるタイプのオーダー壁面収納家具がおすすめです。

たとえば、壁とボルト留めしたり、天井との隙間をつっぱり棒で埋めたりできる製品だと、万一の地震発生時も安心できます。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/overturning.html

なお、マルゲリータの壁面収納家具は、壁との隙間をフィラー板で塞ぐことで、デザイン性を損なうことなく安全性を高められます。
そのほか、L字型金物による壁への固定など、壁面の状況やニーズに応じて固定方法を選べます。

>>マルゲリータ製品の転倒防止について詳しくはこちら

オーダー加工可能なおすすめ壁面収納家具

ここでは、マルゲリータが展開する、オーダー加工可能なおすすめ壁面収納家具を6種類ご紹介します。
オーダー壁面収納家具の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

オーダー加工可能な壁面収納家具① Shelf 壁一面の本棚

Shelf 壁一面の本棚」は、天井までの高さを活かしたシンプルな壁面収納です。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar_index.html

奥行きは250mmと350mmの2種類から選択でき、本や書類の収納に適した設計になっています。
また、本や書類以外に小物を収納するなど、アイデア次第で多彩な使い方を実現できます。

オーダー加工では、棚の高さや幅の調整などが可能で、部屋のサイズに合わせてカスタマイズできます。

オーダー加工可能な壁面収納家具② Shelf 壁一面のコミック本棚

Shelf 壁一面のコミック本棚」は、マンガや文庫本などの小型の本を効率よく収納できる本棚です。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-lr_index.html

奥行きが180mmと浅めで圧迫感が少なく、省スペースでも設置しやすい設計になっています。
こちらも、オーダー加工によって棚板の高さや列の数を調整できるため、収納する本のサイズに合わせて最適な設計が可能です。

オーダー加工可能な壁面収納家具③ Shelf 壁一面のA5判本棚

Shelf 壁一面のA5判本棚」は、A5サイズの書籍やノートなどを効率よく収納できる設計になっています。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-a5_index.html

一般的な本棚よりもコンパクトなサイズ感なので、たとえば廊下などの限られたスペースにも設置しやすいのが魅力です。
オーダー加工では、棚の間隔を変更したり、横幅を調整したりできるため、家族のライフスタイルに合わせた壁面収納を実現できます。

オーダー加工可能な壁面収納家具④ Shelf 開口部のある本棚

Shelf 開口部のある本棚」は、収納棚の一部に開口部を設けたデザインが特徴の壁面収納家具です。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-room_index.html

開口部には大型テレビを置いたり、額装した写真や絵画を飾ったりなど、多彩な使い方を実現できます。
オーダーでは、開口部の位置やサイズを変更したり、コンセントやスイッチ部分を避けたりして、設置場所に最適な仕様に調整できます。

オーダー加工可能な壁面収納家具⑤ Shelf カウンター付き本棚

Shelf カウンター付き本棚」は、本棚の前面を伸長させ、カウンター(机)として利用できる仕様になっている壁面収納家具です。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-counter_index.html

収納と作業スペースという2機能を持っているため、壁面スペースを最大限に活用できます。
天井や梁に合わせた本棚の高さ調整や、形状・サイズに合わせたオーダー加工が可能なので、書斎やリビングなど幅広い場面で活用できるでしょう。

オーダー加工可能な壁面収納家具⑥ Shelf デスク付き本棚

Shelf デスク付き本棚」は、本棚に直交する形でデスクが一体化した、多機能型の壁面収納家具です。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-desk_index.html

先ほどのカウンター付き本棚と異なり、作業中は本棚が横に来るので、好みや部屋との相性に合わせて選ぶと良いでしょう。
オーダー加工によって、本棚部分の高さや形状が変えられるのはもちろん、デスク面を左右どちらにするかも選べます。

おしゃれな壁面収納家具の設置実例

オーダー加工が可能な壁面収納家具は、部屋のデザインや使い勝手を考慮して設計できるため、見た目の美しさと機能性を両立できます。
ここでは、マルゲリータのオーダー壁面収納家具の設置実例から、特に参考になるものを3つ厳選してご紹介します。

おしゃれなオーダー壁面収納家具の設置実例①

こちらの事例では、書斎に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf カウンター付き本棚」を二台連結し、壁面全体を本棚として活用しています。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_903/

カウンター付き本棚は、幅4コマサイズにオーダー加工され、さらにカウンター面に合わせて2コマ分の開口を設けた特注仕様となっています。
隣接する横5コマの本棚とセットで使うことで、壁一面を覆う収納として統一感のあるレイアウトが実現されています。

おしゃれなオーダー壁面収納家具の設置実例②

こちらの事例では、庭に面した部屋に「Shelf カウンター付き本棚」を複数台並べることで、家族4人で使える壁面収納兼ワークスペースとしています。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_849/

ブレース板の代わりに背板を取り付けることで、収納スペースを拡大しています。
また、部屋のサイズに合わせて一部のコマの幅も調整し、ガスファンヒーターの取り出し口を避けるために脚板を一部スチール製の脚に変更しています。

おしゃれなオーダー壁面収納家具の設置実例③

こちらの事例では、書斎に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を2台、「Shelf カウンター付き本棚」を1台設置し、3面の壁をほぼ本棚で囲んだ空間に仕上げています。

オーダー壁面収納家具のおすすめ製品と選び方のポイント事例を紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_800/

正面にあるカウンター付き本棚のカウンター部分は、既製品サイズの幅いっぱいのものではなく、幅4コマ分にオーダー加工することで、コンパクトな構成にしています。
このサイズ設定により、右手にある本棚との干渉を避けられ、必要な書籍を取り出す際に支障をきたさないように工夫されています。

まとめ

今回は、オーダー壁面収納家具のメリットや選び方、おすすめ製品、設置実例などについて詳しくご紹介しました。
オーダー壁面収納は、既製品では難しいぴったりフィットする設計が可能で、デッドスペースをなくし、部屋の収納力を最大限に引き出せるのが魅力です。

サイズやデザイン、収納スタイルを自由にカスタマイズできるため、ライフスタイルに合わせた最適な収納空間を実現できます。
今回ご紹介した内容を参考にして、自分にぴったりの壁面収納家具を見つけてみてください。

マルゲリータは既製品販売のほか、オーダー加工もしており、お客様のご要望に応じてさまざまな家具を製作することができます。
公式サイトでは、今回ご紹介した壁面収納家具のほかにも、さまざまなインテリア収納を取り揃えています。

実際の設置実例も多数掲載されているので、壁面収納を含め、オーダー家具のアイデアを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

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