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クローゼットを書庫に 壁一面の本棚 奥行250mm / Shelf

L字型に配置する | 壁一面の本棚 奥行250mm / Shelf (No.81)  | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ 部屋 インテリア レイアウト

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大切な書庫

都内のマンションにお住まいのお客様です。通路側に面した小さな部屋(クローゼット)を、書籍の「物置」として使っておられましたが、そこに「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を2台、壁のサイズに合わせて設置していただきました。
大切な蔵書が壁いっぱいに収納され、「物置」と称した、おしゃれな「書庫」が出来上がりました。

物置を使ったおしゃれな書庫 壁一面本棚

正面奥の棚は、横5コマ縦7コマの製品ですが、通常は4隅に置かれるブレーズ材のうち右側の位置を内側にずらして、縦横2コマずつを囲むように設置しました。花が開くように広がる対角線が、正面からの印象を形作っています。

右側の棚は、奥行き250mmの製品をもとに、設置場所に合わせて、横3コマ縦7コマでオーダー加工したものです。この棚にはブレース材を設置せずに、最上段に補強梁を2本差し込むことで剛性を確保てあります。それぞれの最下段には棚板をはめてありません。重い書籍や少し幅の広い書籍の定位置とし、直接床面に置く形で使っています。部屋の入隅は、このように片方を勝たせてもう片方を少し引いて設置してあります。その結果、収納量を損なわない効率的なレイアウトになっています。同時に正面の本棚の奥行を感じる見え方が秀逸です。

物置を使ったおしゃれな書庫 壁一面本棚
L字型に配置された壁一面本棚

後ろの本の背表紙が見える収納

この本棚の抜群の収納力を活用して、どうしても手放すことのできない大切な本の数々が詰め込まれています。並んでいるのは、どれも、持ち主の大切な愛読書。本棚のスペースいっぱいに背表紙を見せて並んでいます。

文庫本を収納したコマの中には、専用アクセサリー「本棚の中の棚」を用いて、コマの中に段差を作り、文庫本を前後2列に並べています。それぞれの列の上に何冊かの薄い文庫本を横にして置いたコマもあります。
その一冊一冊が、十代の頃から今まで、持ち主と共に積み重ねてきた、豊穣な時間を物語っています。ここには、静謐でいて饒舌な、かけがえのない世界が視覚化されています。そして、まだ余白の残る本棚は、その全てが本で埋まる日を楽しみに待っているかのようです。

壁一面本棚 本棚の中の棚

本棚の中の棚

マルゲリータの本棚はその奥行250mmと350mm共通でそのセルの中に入れる専用の棚があります。

様々なサイズの本に対応

奥行350mmと奥行250mmの本棚のセルに入れる棚板です。コの字型をしていて奥の本の位置を持ち上げることにより手前に本が置いてあってもその背表紙が見える仕組みのものです。2列と3列があり、様々な本のサイズに対応しているので蔵書の種類を問わずに収めることが出来ます。

後ろにある本の背表紙が見える

コの字型の台は4種類ありその組み合わせでパターンが選べます。最大3列並べることにより文庫本であれば奥にある本の背表紙が確認できるため手前の本を出さないと取り出しにくいという難点はありますが、そこに何があるかは確認できます。

セルの容積を最大限活用できる

奥行250mmの本棚であればA4サイズの本がちょうど入りそれを並べることによりセルはほぼ充填出来ます。しかしそこに文庫本を置こうとすると上部も前面も殆ど空隙となり収納量として効率の悪い並べ方になります。本棚の中の棚を使う事でセルの容積の最大2/3まで活用出来るため空隙を十分に使うことが可能になります。

場所を変えられる

本棚の中の棚は嵌合式のコの字型の商品で基本的には置くだけの作りです。本棚のコマのレイアウトを変えたいときにはそのまま場所を移動してあらたな場所に移し替えることが出来ます。

壁一面本棚 本棚の中の棚

本と読者の親密な空間

この部屋に設置された本棚には、本以外のモノが一切置かれていません。そのためお客様が本と過ごしてきた親密な時間が存在感を示しています。一種の潔い空間でありながら、本人のテイストで温かく彩られているためにただモノが密度高く詰め込まれただけの無機質な空間にはなっていません。棚にアクセサリーを飾る代わりに、室内には丁寧に選び抜かれたモノだけが置かれ、本棚で囲まれた空間にその方のセンスが色濃く表れています。

本棚はこの部屋の2面を占めるので、圧倒的なボリュームを持っているのですが、木の色によって柔らかさと温もりが浮かび上がります。本棚の間に見え隠れする壁の白と、天井の白、そこに溶け込む白いカーテンにより、室内は、ほんのりとした明るさで包まれています。床の色と合わせた色合いのヴィンテージ風のチェストと、アンティークな雰囲気を醸し出すガラスのペンダントライトは、懐かしさと優しさの混じった雰囲気を作っています。ラップトップPCとデスクとワイヤーバスケットは黒で色を揃え、存在感を潜めさせています。陰影になる部分に配した砂時計型のプリンスアハのスツールの影を含んだ白が、ほどよいアクセントになっています。額装されたゴダールの映画のポスターは、おしゃれな雰囲気を演出していますが、窓を開いた際に気になる通路からの視線を遮るスクリーンとしても機能します。

物置を使った壁一面本棚 

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