東京湾に面したタワーマンションの高層階にお住いのお客様です。眼下に東京湾を見渡せる広いクローゼットの中に仕事関連の書籍を入れる「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を2台、さらにその並んだ本棚と直行する形で「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」を置かれています。
更に2台並んだ壁一面の本棚と向かい合う形で「Carta2 移動式コートハンガー」をご利用いただきストレージ専用の部屋としてお使いです。
2台並べて配置した本棚
部屋の入口から見て手前側には「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」縦7コマ×横5コマの本棚を設置しました。窓側には、奥行250mmの本棚を、部屋のサイズに合わせて縦5コマ×横4コマに加工してあります。低くした部分は、エアコンの設置スペースになっています。最下段の背面は、巾木に対応してあらかじめカットされているので、壁面に沿わせて設置することができました。
2台の本棚は棚がそれぞれ同じ高さなので、途切れずにつながっているように見えます。大きな壁面いっぱいに、窓に向かって長いボーダーが4本走り、東京湾へとダイナミックに広がる眺望に視線を誘います。
窓側の本棚には、身の回りの細々したものなどを、右側の入口に近い方の本棚には大量の蔵書を、と、ざっくり仕分けして収納されています。
身支度をバックアップする機能
2台の本棚に対面する位置に置かれた「Carta2 移動式コートハンガー」はW1040×D600×H1556のロータイプで、4つのキャスターがついています。ジャケットやショート丈のコート、たたみ皺をつけたくないシャツなどを、ハンギングで収納し、季節やオケージョンによって変わる衣類などは畳んで収納してあります。洋服ブラシやクリーナーなどを同じジャンルの品物として一緒にハンガーに掛けてあり、必要な時にすぐに使えます。
部屋の窓寄りのスペースは、身支度のエリア。左側の壁面は、主に衣類のストレージです。窓と本棚の隙間に置かれた全身が映る鏡の近くには、スタッキングできる木製の収納箱を使って、シャツや靴下などが立体的に積み重ねてあります。コートハンガーを窓際の方向へ少し移動させ、東京湾の景色を眺めながらコーディネートに悩むひとときを過ごします。
A5版本棚の活躍
この本棚は、窓を背に、扉から廊下に出ていくときに正対となる位置を占めています。ビジネス関連書籍にはA5版のものが多く、この本棚は奥行が180mmのため、A5版の書籍を一列に整然と並べるのに最適です。
ストレージの機能
壁一面に3台の本棚が配置され、室内には膨大な収納スペースが確保されています。この空間では、仕事に関連する書籍の収納と同時に身支度を整える場所でもあります。したがって、日々の出入りや衣類の動きにより、室内の空気が循環、家が人の住まない場所ほど早く傷むと言われる中、空気の循環が活発な部屋では、エネルギーが全体に行き渡り、窓から見える景色と相まって、本棚に並ぶ書籍からも常にメッセージが感じられます。
各本棚の最下段は、フローリングの上に直接物を置けるようになっています。このスペースは、重い物やあまり頻繁に使用しない物を収納するのに最適です。収納ボックスやファイルなどのデザインや色を統一することで、部屋全体が整然とし、見栄えが良くなります。
このように、分類され整理された空間は、持ち主にとって必要なものが適切な場所にあり、いつでも取り出せるようになり、活力のあるかけがえのない部屋になっていきます。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
平面体を立体的に組み合わせて作るノックダウン家具。ローソファー、コートハンガーなど。
ダークブラウンのフレームで展開するコートハンガー、シェルフ、ミラー、屏風型パーティションも。
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