都内にお住いのお客様、リビングダイニングと連続する子供部屋に「Shelf カウンター付き本棚」を置かれています。学習机は兄弟で並んだツインデスクとなってます。ここではそのツインデスクの使い方に於けるメリット、デメリットに関して。
兄弟のコミュニケーションが増える
わからないことがあったら直ぐに年長の兄弟に聞ける、片方が早く勉強を始めるとそれに準じる、といった兄弟で影響し合う環境が一人でいるより自然と出来上がります。まさに兄弟のメリットが発揮されるツインデスクは何も子供部屋でなくてもリビングに置くことで更に集団の中で勉強する習慣が身につくこともあります。
お子さんの喧嘩の種が減る
学習机を考える際にツインタイプの学習机を取り入れると、兄弟で学習机に関する不平感が発生しなくなります。机の形、サイズに関して、またそもそもある、ないといった類の喧嘩が少なくなります。
1台あたりはコンパクトなサイズ
ツインデスクは1台あたりコンパクトなサイズのものが多く、そうでない1人用の学習机を2つ並べるよりもスペース的には有効です。
以上の理由から、ツインデスクは複数お子さんがいるご家庭やその勉強を見たい親御さま、さらにはコンパクトな間取りの家でも設置しやすいデスクをお探しの方に人気で上の子への学習机を取り入れるタイミングツインデスクを検討される方は多いです。
但し問題なのはそのお子さん達が大きくなった時、又は巣立った後です。将来的にはデスクトップ環境もどう変わるかその時点ではなかなか分かりません。しかし仮に現状のPC環境の状況をそのツインデスクに当てはめて考えるとどう考えても小さすぎます。仮に兄弟の片方が既に巣立って家を出たとし、もう一人がその机も拝借してPC環境を整えようとすると何ともチグハグな光景が浮かびます。ツインタイプの学習机に仲良く並ぶ小学生の姿というのは極端な言い方をすれば実は数年です。
子供も使えるツインデスク
カウンター付き本棚の原型は壁一面の本棚に机を付加したものです。成り立ちは学習机とは異なります。しかし構成要素は極めて似た形です。学習机との大きな違いはそのサイズです。全体的に本棚部は天井近くまでを想定しているので見た感じのサイズは学習机と比べると相当大きなものになります。ではお子さんは使えないか、というと使えます。これは単純に椅子の高さだけの問題であり座面の高い椅子に座れば普通に勉強が出来ます。食卓でご家族が同じ高さのテーブルを囲んでいる様子を思い浮かべれば至極当然です。カウンター付き本棚の幅7コマタイプのものは3コマと4コマの間をカウンター下で仕切る形になっているのでツインデスクとしてお使いいただくことは可能です。
しかしツインデスクと比較した場合のデメリットもあります。それは分割出来ないという点です。当初はツインデスクを並べて一部屋でお使いいただいている場合でも将来的にそれを離して配置したりあるいは別の部屋に分けてそれぞれ置く可能性、そういったことがこのカウンター付き本棚では出来ません。
しかし前述した様にお子さんが将来的に大きくなって更に巣立っていくことを考えると実はそのプロダクトとしての使い道はその後の方が長いということも考えられます。お子さんの使っていた学習机を大人も使うというスタンスから大人が使うワークデスクをお子さんも使えるという見方を変えた事例のご紹介です。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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