江東区亀戸に新しくオープンしたCafé Accha(カフェ・アチャ)に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を導入いただきました。
綺麗な店内でカジュアルなスタイルでカレーを提供されています。壁一面の本棚はLPレコード収納棚としてお使いいただきそのうちのいくつかのコマでお気に入りのレコードジャケットをディスプレイして楽しんでおられます。
店内には本格的な音響設備が整っており、真空管アンプから流れる音楽は店主のレコードコレクションから選ばれています。これらのレコードを収納するために、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を2台連結して設置しました。白い天井と壁にはダクトや柱が見えており、その柱と梁に囲まれたスペースに大型の本棚がまるで造作家具のように収まっています。
左側には縦7コマ×横6コマの本棚が、右側には縦7コマ×横5コマの本棚が配置され、壁面全体がレコードで埋め尽くされています。梁下までの高さに合わせるため、縦板の最上部をカットしてあり、最上段は浅くなっていますが、縦板の寸法が梁下までの高さに合っているため、前のめりになる力が働いても棚板が梁に支えられ、転倒を防止します。また、天井に巡らされた照明用のダクトレールや天井から吊るされたスピーカーと本棚の棚板のラインが重なり、店内には心地よい雰囲気が漂っています。
この本棚の各コマのサイズは幅325×奥行350×高さ325mmであり、直径12インチ(300mm)のLPレコードを収納するのに最適なサイズです。1コマには約70枚のLPレコードを収納することが可能です。
レコードを収納する際には、盤面を垂直に保管することが重要ですが、この本棚を使用すれば、大量のレコードを垂直に収納できます。本棚は大容量の壁面収納を提供し、LPレコードコレクションを床から天井まで垂直に積み上げて収納することができるため、レコードコレクター、DJ、レコードショップなどのプロフェッショナルユーザーにも広く利用されています。
この本棚は収納力の高さだけでなく、LPレコードをディスプレイする機能も備えています。各セルはレコードジャケットをアートワークのように展示できるサイズで、この店舗でも5つのセルにレコードジャケットが飾られています。これにより、コレクションが幅広いジャンルを網羅しつつ、オーセンティックであるという店主のメッセージが伝わってきます。
壁面には等間隔で並んだ棚板がグリッド状の空間を作り出し、いくつかのセルにはレコードジャケットだけでなく、花瓶やガラスのボトル、フォトフレームなどがディスプレイされ、カフェらしい遊び心を演出しています。縦板、横板、背面の壁で構成される奥行350mmのキューブ型の空間により、各オブジェクトの間隔が均等に保たれています。隣り合うセルに置かれたオブジェクトが異なるものであっても、等間隔の棚板が視覚的なリズムを整えるため、自由に配置されていても壁面全体としての印象は統一され、大きなタペストリーのような雰囲気が生まれます。
本棚の下段中央には奥行き350mmタイプの本棚専用のオプションツール「CD収納引き出し」が導入されています。これはセルの中に挿入してお使いいただくカセット式のアクセサリーユニットで、CDの収納に最適なサイズの引き出しです。セルの内部を上下左右に4つに区切る形状で、引き出し4杯を合計すると約130枚のCDを収納することができます。
この引き出しにはCDのコレクションだけでなく、お店で使う備品のストックや予備のカトラリー類、あるいは文房具や私物に至るまでの様々なモノを「見せない収納」として視界から片付けておくことができます。指をかけるための小さな穴が穿たれただけのミニマルなデザインがセルの表情をクールに整えます。また、配置換えも簡単にできるので模様替えのように壁面の印象を変化させることもできます。
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