お客様よりいただいたオリジナルCDジャケットのお写真を紹介します。
「CD保管用 厚紙ジャケット(クラフト茶)+不織布内袋 100組セット」を利用して作成されています。これはレーベルを通さずに音楽のダウンロード販売をしているアーティストの友人達が限定数のCDを作成されたものです。 そこにこのCD紙ジャケットが使われていました。
CD紙ジャケットの魅力
LPレコードに代わってCDが登場してから約50年が経過しました。当時は、LPレコードが完全に廃れると考えられ、CDが市場を完全に支配するという見方が一般的でした。レコード針の専門メーカーがその事業を撤退するという噂もあり、LPレコードはもはや時代遅れの存在とされていました。
しかし、時代は変わり、今度はそのCDの売れ行きが減少しています。インターネットを通じて音楽をダウンロードしたり、ストリーミングサービスを利用する人々が増えたことにより、アルバム全体を購入するよりも、個々の曲を選んで聴くことが一般的になっているためです。さらに、音楽をBGMとして利用することが増え、特定の曲やプレイリストを選んで再生することが主流となっているため、アルバムの存在感は低下しています。
その一方で、アナログレコードは再評価されています。アナログレコードはコレクターズアイテムとしての価値が高まり、特別なエディションのレコードジャケットはアートワークとしても魅力があります。CDの売上が低迷している一方で、アナログレコードが再び注目されている現象が見受けられます。
音楽の聴き方は多様化しており、個々の好みや体験に応じて様々な方法が選ばれています。その中で、LPレコードに囲まれて音楽を楽しむことも、豊かな選択肢の一つとして受け入れられています。
かわいいミニチュア版LP
CDはその登場時、LPレコードに取って代わるメディアとして位置付けられていましたが、現在では個人が自由に編集し、小ロットで生産できるという特性を活かし、新たな価値を見出しています。特に、LPレコードのミニチュア版のようなレコード風CDジャケットが登場し、CDの魅力が再評価されています。
LPレコードのジャケットに比べ、従来のCDはプラスチックケースに収められたサムネイルのように感じられましたが、このミニチュア版のレコード風ジャケットは、可愛らしさと独自の魅力を持っています。個人で楽しむことを前提としたこの新しい使い方は、CDの利用方法に新しい風を吹き込みます。
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梯子のように立て掛けて使う収納ラック。モノを美しく見せながら収納、展示。
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