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インテリアと猫の共生 Shelf 開口部のある本棚

【File 902】リビングボード - Shelf 開口部のある本棚 - マルゲリータお客様事例

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都内のマンションにお住まいのお客様のリビングに、「Shelf 開口部のある本棚」を設置いただきました。本棚はリビングの梁下にフィットするようカスタマイズされ、開口部を広げることで大型ディスプレイを収めるスペースを確保しました。この開口部に設置されたディスプレイは、リビングのソファに座ったまま快適にテレビや映像を楽しめる環境を提供、収納力と機能性を兼ね備えた構成、がリビング全体に統一感を与えています。

愛猫と共生する

この壁面収納棚でひと際目を引くのは、オーナーが自作した猫用の滑り台です。天井の梁面から突き出す形で設置されたこの板面は、軽快でユニークな室内デザインを演出しています。その設置角度はかなり急で、滑り台というよりもむしろ「登り台」と呼ぶ方が適切かもしれません。

滑り台の斜面はロープで巻かれており、猫がしっかりと爪を使って登れる仕様になっています。登り切ると、猫は天井付近の板面に到達し、その高い位置から部屋全体を見渡せる形です。この自作の猫滑り台は、猫にとって遊び場であるだけでなく、空間に立体的なアクセントを加えるアイデア家具となっています。

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アートポスターのある壁面

本件では、大型テレビを包み込む壁面収納と猫のための登り台がひと際目を引く存在となっています。その周囲には、ディスプレイ棚と壁面を活用した独特の空間が広がります。特に、壁面収納のディスプレイエリアと、入口を挟んで直交する大きな壁面には、猫を題材にしたイラストやアートポスターが大小さまざまなサイズで飾られています。

これらのアートワークはヨーロッパの住まいを彷彿とさせるようなアットホームな配置が特徴で、壁全体に統一感を持たせながら、空間のアクセントとして機能しています。アートの大小が生むリズム感や、猫のテーマによる一貫性が、リビング全体に調和の取れた温かみのある雰囲気を醸し出しています。

室内のインテリアが動物との共生を感じさせる一方で、傷や汚れがほとんど見受けられない理由にはいくつかの工夫があります。まず、猫を題材としたアートワークが猫の通り道や飛びかかれる高さには配置されていないことが挙げられます。これにより、アートフレームやポスターが猫の動きから保護され、綺麗な状態が保たれています。
さらに、壁面収納の最下段にはキャスター付きの収納ボックスが設置されており、この点も大きな役割を果たしています。この収納ボックスは、日常的に必要な小物や雑貨を簡単に投げ入れるような形で整理できる便利なツールであると同時に、猫関連のグッズの収納場所としても活用され、雑然としがちなアイテムをすっきりと隠し、室内全体の整然とした印象を保つことができています。

【File 902】リビングボード - Shelf 開口部のある本棚 - マルゲリータお客様事例

また、この部屋では、猫に関する要素が登り台とアートワークに限定されており、空間の中心的なテーマは「人がくつろげる場」に据えられています。この構成によって、動物との共生を感じさせつつも、人間が快適に過ごせる洗練されたリビング空間が実現しています。


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