世田谷区の閑静な住宅街のマンションの一室に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を設置いただきました。
専有庭に面した明るいリビングの一面に、縦6コマ×横7コマの本棚が2台並べて設置されています。本棚は専有庭に面した掃き出し窓と直行する大きな壁の前に配置されています。この壁の右側には腰窓があり、そこから光が入ります。窓の下にはソファが置かれ、リラックスできるスペースになっています。左側の本棚の前にはダイニングテーブルが置かれています。この壁には梁があるため、本棚の高さを6段に調整し、梁の下にぴったり収まるようにしています。本棚の縦板が床から梁まで突っ張って支え、前面への転倒を防ぐ構造になっています。
2台の本棚を横に並べる際には、専用ボルトで連結し、ブレース材を四隅に配置して全体の剛性を確保しています。マルゲリータの本棚には背板がないため、棚板越しに壁面が見え、空間に明るく軽やかな印象を与えます。本棚には、その直行方向にダイニングテーブルを配置しており、本棚としてだけでなく、様々なオブジェクトを置ける壮大なリビングボードとしても利用されています。
本棚と直行する方向にダイニングテーブルが配置されています。本棚の下から3段目の棚板がテーブルの天板からわずかに上がった位置にきているためこのスペースは本棚というよりも様々なオブジェクトを置くマルチなスペースとしての性格でご利用いただいています。
手の届きやすい位置に小さな引き出しを置き、散らかりがちな様々なモノをまとめて片付けておくことができるようにされていて、ダイニングテーブルの上で作業をしていても、食事の時にはテーブルの上を簡単に片付けられます。
同時にお子様がまだ小さいため、その成長に合わせたフレキシブルな使い方も考えておいでです。窓側の明るいスペースには木目のフロアマットが敷かれ、お子様が遊ぶ場所として想定されています。お子様が成長し、床いっぱいにおもちゃを広げたり室内用の乗り物を転がしたりする際にも、このエリアがメインの遊び場として利用されることでしょう。右下の段には絵本と深い整理ボックスが置かれていますが、お子様の成長に伴い、多くのおもちゃが増えていくことが予想されます。
250mmの奥行きは、本棚としては極めて標準的なサイズです。雑誌や書類などに多いA4判は奥行き210mmで高さは297mmなのでセルの内側に少し余裕を持たせながら収納出来ます。B5判やA5判の一般的な書籍やコミック本の収納にも適しています。
床から天井までをフルに活用できる圧倒的な収納力は、マルゲリータの本棚の大きな魅力です。リビングやダイニングのスペースに収納力のある本棚を設置することで、部屋のポテンシャルが高まります。蔵書などを収めると、垂直の壁面いっぱいに「情報」が立ち上がります。また、お子様のおもちゃを収納したり、ディスプレイスペースとして活用したり、小さな引き出しやファイルボックスを使って見せない収納を工夫することで、壁面の可能性が広がります。これにより、床にはより広い平面を確保することが可能になります。
本棚は、生活の中で常に視界に入ってきます。圧倒的に広いこの14列の本棚をフルに生かして、蔵書などの背表紙をずらりと並べる見せる収納とファイルボックスや小さなカフェカーテンなどを使った見せない収納とのコントラストを楽しみ、日用品の定位置やお好みのオブジェをおしゃれに組み合わせる飾り棚として活用するなど、暮らしを彩る大容量の壁面収納として用途は広がります。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
その他の事例を見る