神奈川県の戸建て住宅にお住いのお客様です。ご夫婦の書斎、お二人の子供室のそれぞれに「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をその部屋にあった様々な形で導入、お使いいただいています。
ご夫妻の部屋
まずはご夫婦の寝室です。入口入った正面に「Shelf カウンター付き本棚」3列タイプの1列分の幅を調整して建具枠から壁までの間に収まる形で設置されています。ここは奥様の手芸の制作場所でもあり白いボックス内はその関連ツールや素材が整理されて収納されています。この室内にある手芸作品は全て奥様の手作りと伺っています。またこの後にご紹介するご長女、ご長男の部屋に登場するぬいぐるみは市販のものと拝察されますがその手芸としてのぬいぐるみの選び方、またその置き方には奥様の手芸に対する漠とした憧憬が自然に浮かび上がってくる様相を呈します。同時に見せる収納と見せない収納が混在する機能的な配置、几帳面なものの考え方も同様です。
戻って、カウンター付き本棚の反対側にはご夫妻の共有の本棚があります。「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」です。この本棚では見せない収納としてお使いいただいている部分が全体の約半数近くに及びます。雑多になりやすい小物などを見せない収納として、この白いボックスに収納されています。しかもその中で使う頻度の高いものは最下段に、あまり頻度の高くないものは最上段に、と分別されている事も容易に想像がつきます。そして残った箇所に書籍を収納されているわけです。さて、この見せない収納に関しても前述のように頻度の差は当然あります。ある時期それをリセットして入れ替え戦を行い不要な物は処分する等、時間を経て見せない収納の増減で見せる収納の調整も可能になります。理にかなった、また視覚的にも落ち着いた綺麗な構成です。
姉の部屋
ご長女の部屋は入口を開けたところから本棚が連続します。この部屋はいわゆる住宅の敷地で言う旗竿状の形を取ります。その導入部から連続する本棚はある意味驚きがあります。そこでは「Shelf カウンター付き本棚」と「Shelf カウンター付き本棚」を連結させて壮大な一面を作っておられ、そこを導入部として終点近くにカウンターが付いた勉強机が現れます。この次に出てくるご長男の部屋同様、最上段と最下段は全て見せない収納のボックスが入り、それ以外のセルは本棚として見せる収納としてお使いいただいています。そこは基本的にはご両親の壁面収納と同じ構成です。
弟の部屋
ここでは「Shelf カウンター付き本棚」のカウンターの幅を小さくして中央に置いた形でお使いいただいています。天井のクロスの流れる様な雲の模様が印象的な中、ここでも最上段と最下段は全て見せない収納のボックスが入り、それ以外のセルは本棚として見せる収納としてお使いいただいています。特に本棚両側にあるセルから飛び出しそうなぬいぐるみの姿がクロスの模様と相まって、また奥様の手芸のお気持ちを引き継いだ動的な室内を作っておられます。
この事例と関連するプロダクト
その他の事例を見る