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オフィスのバックヤードに 壁一面の本棚 奥行350mm / Shelf

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創業50周年を迎える国内最大のコイン鑑定、買取、販売を行っている泰星コイン株式会社様のオフィスに「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を導入いただきました。

商談も行える事務部門のバックヤードには、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を2台並べてご利用いただいています。壁面の大きな窓の前には、窓の開口部と同じ高さの本棚が設置されており、その上には内壁の白い壁面が見えるため、室内には明るく清潔感があり、風通しの良さが感じられます。

この本棚は、共有の図書や資料を整理して収納するために使用されており、分厚いファイルや図鑑などが多数並べられています。マルゲリータの本棚は、縦板と横板を短いスパンで嵌合させて形成されているため、重量のある物をぎっしりと収納しても、棚板に撓みがほとんど生じません。セルの内寸は幅310mm×高さ320mm×奥行き350mmであり、A4サイズの書類を収納するための大型ファイルボックスも収納できます。また、大型の図鑑、分厚い美術書、辞書、書類ケース、LPレコードなどの収納にも適しています。

マルゲリータの本棚の平面方向の剛性は、本棚の四隅に配置されたブレース材によって確保されています。このため、背板が省かれており、本棚を通して背後が見えるデザインです。本件の本棚は、バーチカルブラインドがかかった床まで届く大きな窓の前に設置されているため、本棚に収めたファイルなどの背後から外部の光が室内に入ってきます。棚板の明るい木の色に乳白色の光が反射し、壁面全体が柔らかな光を含むことで、本棚が控えめな間接照明の装置のようにも見えます。また、最上段のセルのうち7つのセルにはファイルなどが置かれていないため、ブラインドを通した窓からの光が和室の欄間を思わせるような景観を作り出しています。

事務部門のデスクからは、ローパーティション越しに本棚の上部3段が一目で見渡せます。また、ローパーティションと本棚の間には人がかろうじて通れる程度の通路があり、パーティション側に置かれたスチール製キャビネットの引き出しや扉を開閉するためのスペースが確保されています。このユーティリティスペースは、オフィス内の作業効率を高めるために有効に活用されています。

この奥まったエリアでは、本棚の下方のセルにカタログのストックや備品の箱が置かれ、ダンボールパッケージのままのものや梱包を軽く解いて少しずつ出し入れする印刷物などが無造作に置かれています。ここは外部からの視線が届かないため、ラフな状態になっていますが、セルの仕切りを活用して種類ごとにきちんと整理されているため、乱雑にはなっていません。貴重品を取り扱うオフィスの作業場では、乱雑さが原因で紛失事故が起こらないように特別な配慮が必要です。本棚のセルによって分類された収納スペースは、整理整頓のためのインフラとしても役立っています。

このオフィスに入ったお客様が最初に目にするのは、左側に設置されたショーケースです。何層にもわたる棚に照明で輝く美しいコインが陳列されており、そのまま商談用のテーブルへと視線が誘導されます。その背景には事務スペースが広がっているのが見えます。接客カウンターに着席するまでに目に入るのは、壁一面に広がる大きな本棚の上部3段と手前の3列です。そこには、おびただしい数のファイルと美しい装丁の図録が整然と並んでいます。ファイルの背表紙には金文字で社名の刻印が施され、重厚なファイルがずらりと並ぶ様子は、この会社の歴史と実績を物語っています。

このオフィスは、バックヤードとしての機能を果たしつつ、パーティションでさりげなく視線を遮りながら、壁面には整然とした景観を展開させ、お客様に信頼感を抱いていただくための舞台装置のようになっています。お客様と商談をする場に相応しく、親密さが感じられる特別な環境が作られています。


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