「BLC-08 LPレコード収納ボックス」をレコードラックとしてご利用いただいているお客様のお写真です。
オーデイオルームのスピーカーの間にBLC-08 収納ボックスを並べてジャズのLPレコードラックとしてお使いいただいてます。BLC-08 収納ボックスを設置する前と後の写真を送っていただきました。部屋の様子の違いがよくわかります。
最初の写真は「収納ボックス」を設置する前のショットです。大型のスピーカー2台とその内側のスタンド付きのスピーカー2台の並ぶ壁面が撮影されていて、床にはラグが敷かれています。ラグの右手前には丸いテーブルがあり、テーブルの下にLPレコードが大量に置かれている様子が写りこんでいます。
2枚目の写真は、「収納ボックス」を設置した後のショットです。スタンド付きのスピーカーの前に立って、そこから時計回りに90度回転して壁を向いた位置から撮影されたものです。設置前の写真は、この写真の右手に写っているドアの前から撮影されたものです。
12台の収納ボックスにはLPレコードが隙間なく収められています。コレクションは「収納ボックス」を使って整頓されていてその存在感を示しています。収まりきらなかったLPレコードが「収納ボックス」の左側のフローリングの上に直接置かれている様子が見えています。こうして整然と収納された夥しいLPレコードは「収納ボックス」を設置する以前には丸いテーブルの周辺に何らかの方法で集積されていたに違いありませんが、その様子を想像するのはもはや難しい状態です。「BLC-08 LPレコード収納ボックス」のサイズは幅356×奥行363×高さ356mmです。1箱に約50枚のLPレコードを収納することができますが、奥行に若干余裕があるので、LPレコードをビニールの保護袋に入れた状態で収納することが可能です。
BLCシリーズ
6台を2段に重ねた12台の収納ボックスは、全体でローチェストの形状を作ります。ボックスの中に隙間なく収納されたLPレコードは12枚のグレーの色面を作っていて、その最前面にはボックスの縁が描く格子状のパターンが現れています。この格子状のパターンがビジュアルを鎮静化させて、オーディオルームの壁に腰板を巡らせたように視界の重心が安定しています。 ボックスの天板の上にはミニカーのコレクションやお気に入りのジャケットやマガジン、特別なディスクなどが飾られていてオーディオルームの機能を高めると同時にこの空間の居心地をより快適なものにしています。室内の細部にまでこの部屋の主のテイストが行き渡っている様子がうかがえて、音楽を楽しむ時間が豊かに彩られていることが伝わってきます。
BLCシリーズは単体の収納ボックスで、シリーズ名は「ビー玉を使って正しい位置に積み重ねることのできるキューブ」の頭文字から取られています。それぞれが一定のモデュールに沿ったサイズ構成になっており、設置するスペースの必要に応じて種類の異なる複数の収納ボックスを並べたり積み重ねたりして様々な使い方ができるようにデザインされています。
ボックスを積み重ねる時にジョイントとして使うのはビー玉です。上下のボックスの天板と底板に等間隔で丸い窪みが穿たれていて、この窪みにビー玉をはめて上下を固定するようになっています。ネジやボルトを一切使わずに組み立てることができるので引っ越しや模様替えをするときに簡単に移動や配置換えをすることができます。なお、上下に積み重ねる時は転倒防止のため3段までとすることを推奨しています。
BLC収納ボックスの基本モデュールは2001年に発売時点より変わっていません。将来、収納するモノが増えた場合などに必要に応じて買い足していくことができます。本件のように上下左右に隙間なく積み上げるだけでなく、幅の違う収納ボックスと組み合わせたりボックス同士の間隔を少し離して並べたりしてボックスの間に空隙を作り、そこを収納スペースとして利用することもできます。
この事例と関連するプロダクト
ビー玉を使ってスタッキングする収納ボックス。一定のモデュールに基づいた大小約90種類のユニットで構成。
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