都内の戸建て住宅にお住まいのお客様です。隣り合う2つの寝室の間仕切りとして、「Shelf カウンター付き本棚」を設置されました。これまで2つの部屋は2枚建の引戸を通じて利用されていましたが、新たに「Shelf カウンター付き本棚」を導入することで、間仕切りの選択肢が増え、それぞれのプライベート空間の活用方法がより多様になりました。
この本棚は、カウンターが付いているため、収納機能だけでなく、デスクスペースとしても利用可能です。本棚の設置により、各部屋は一層独立した空間として使えるようになり、プライバシーが向上しました。新しい間仕切りは、家族のライフスタイルに合わせた柔軟なスペース利用を可能にしています。
本棚が開口部の半分を塞ぐ形になりますが、通路スペースとしての幅は十分に確保されています。引戸を開けたままでも、ある程度のプライバシーを維持することが可能です。また、本棚は通常壁面に沿って設置されるため、裏側の木口面は仕上げられていないことが多いです。しかし、今回のように間仕切りとして使用される場合、反対側から木口面が見えるため、木口テープが貼られています。
機能的で見た目にも綺麗な間仕切りになっています。背板のない本棚を間仕切りとして利用することで、引戸を開けた状態で二室は穏やかに仕切られ、部屋全体が一体の空間になります。また、木口テープによって仕上げられているため、裏側という印象は与えません。
壁面収納を間仕切りとして両面から使う
マルゲリータの本棚を間仕切りとして使用する場合、背板がないため、正面と背面を区別せずに利用できます。本棚は奥行350㎜なので、A5サイズの書籍であれば両面から収納が可能です。A4サイズの書籍も、配置方法によっては両面から使用することができます。さらに、本棚のコマに合うボックスを使用することで、両面から出し入れできる形にすることも可能です。
マルゲリータでは、「専用カセット」として書類トレーや引き出しなど、10種類以上のオプション品を用意しています。これらのオプション品は、ほぼすべてが両面から利用できる仕様になっており、間仕切りとして使用する場合にも豊富な選択肢があります。
部屋の壁紙は主に白と淡い緑で構成され、さまざまな色の家具が配置されています。多くの色を組み合わせると混沌とした印象になりがちですが、この部屋では2つのセイルチェアが水色と紫色を基調として配置されており、その鮮やかな色が強く印象付けられています。そのため、全体としてバランスの取れたデザインとなり、視覚的に調和の取れた空間が生まれています。
セイルチェア
ハーマンミラー社のセイルチェアは、その特異なデザインと先進的な機能によって知られています。背もたれの帆のような曲線は、自然な背骨のカーブに合わせて作られ、そのサポート性に優れます。そのダイナミックな形状は使う人の動きに追随し、さまざまな姿勢での作業やリラックスが可能です。加えて、正しいポストラルサポートが設計され、座面や背もたれの角度などが調整可能で、個々の体型や好みに合わせることができます。
セイルチェアの魅力は、その快適性とデザイン性にあります。長時間座っていても疲れにくく、健康的な姿勢を保つのに適した構造です。洗練されたデザインは、オフィスや家庭のインテリアと呼応した独自の存在になります。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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