千葉県の戸建て住宅にお住いのお客様が、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をベースにしたカスタマイズされた壁面収納を導入されました。この本棚は、下部3段は奥行350mmのままで、その上方は奥行250mmに切り替わる形になっています。一つの本棚の中で奥行きを変えることで、効率的かつ機能的な収納スペースが作り出されています。
さらに、本棚の右側3列は天井まで伸ばす形になり、中央の窓を生かす構成になっています。自然光が室内に取り込まれ、明るく開放的な雰囲気が保たれています。奥行350mmの上部に生まれた10cmほどのスペースが、そのまま連続して窓の前面では350mmのカウンター面となり、リビングボードが形作られています。
このリビングボードは、多目的な使用が可能で、ディスプレイスペースや作業スペースとしても活用できます。例えば、カウンター面にはいろんなオブジェクトを飾ることができ、リビングのインテリアにアクセントを加え、また、書籍や小物を整理するためのスペースとしても十分な容量を提供します。
本棚の上下で異なる奥行きにすることで、視覚的な奥行き感と動きが生まれ、部屋全体がより広く感じられます。天井まで伸びる右側の3列は、収納容量を最大限に活用しつつ、中央の窓がアクセントとなり、バランスの取れた配置になっています。
お子さんが3人いらっしゃる仲のいいご家族のこのリビングボードは、そのコマの全てにその3人のお子さんの絵本や道具が入れられています。お子さんの年齢、本のサイズ、重要度に応じてその収納場所も刻々と変わっていきます。またそれと同時に、右側では奥行350mmの上部に10cmほどのスペースが生まれるので本を取り出すのも安定した使い易い構成になっています。
カウンターの上面にはディスプレイ台としてその時々のオブジェクトが自然な形で並べられています。またセルのいくつかには「本棚の中の棚」を用いて背後にある本を持ち上げて背表紙が見える形をとります。セルの内部が基壇状になるのと、本棚全体も基壇状に構成されていることで自然と立体的な見え方になります。
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