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大きな梁下を有効に活用する Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm

仕事部屋兼書斎の本棚 - Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm - マルゲリータお客様事例

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晴れた日には窓から筑波山が見渡せる立地のいいマンションにお住いのお客様です。ご主人の仕事部屋兼書斎に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を設置頂きました。

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梁下を有効に活用する

この事例では、出幅の大きな梁下を有効に活用して本棚を設置されています。梁下に本棚を納める際、梁の出幅によって本棚が前に出る場合と、逆に本棚が後ろに引かれる場合があります。前に出る場合、本棚の背後を欠き込みながら縦材を天井まで延ばすことで、背後の梁が隠れるように見え、グリッドラインが壁一面を覆う形を作ることが可能です。

しかし、本件の場合は梁の先端から数センチ程度本棚が内側に入っているため、その手法を採用せずに梁下にぴったり収める方法が選ばれました。これにより、梁の存在を活かしつつ、本棚が自然に収まり、全体的な空間の調和が保たれています。

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本棚を梁下に収めることで、出幅の大きな梁がインテリアの一部として機能し、本棚の設置によって無駄なスペースが生じることなく、効率的な収納スペースが確保されました。この方法は、限られた空間を最大限に活用し、実用性と見た目を両立させる効果的な設置方法です。

仕事部屋兼書斎の本棚 - Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm - マルゲリータお客様事例
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フィラー板による転倒防止

この本棚の転倒防止策は金物による壁への固定ではなく、本棚の縦材の上端と梁下との隙間に「フィラー板」を差し込むことにより縦板を梁下目一杯まで持立ち上げています。本棚が転倒しようとする際にフィラー板を介して一体となった縦材が天井に当たり転倒を防ぐというスタイルです。しかもここでは天井ではなく相手がコンクリートの梁であること、更にそれが全ての縦材にあるため線の連続が面に近づくことで、より有効に作用します。これまでも賃貸物件にお住まいのお客様で、なるべく壁に傷をつけたくないとお考えの方、またそもそも壁に孔をあけたくないとお考えのお客様に採用いただいております。

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本件では梁との間にフィラー板が挿入できるスペースを確保してた上で縦材をカットし、その残った隙間に後日フィラー板を差し込んでいます。このフィラー板は前述の様に転倒防止として機能しますが、同時に隙間を埋めることにより完全な壁一面の本棚が完成します。少し引いた位置で梁下一杯に収まる、日常生活で直ぐに目がいく部分ではないだけに気づかぬうちに折り目正しいイメージが刷り込まれていくような光景です。

このお客様は宇宙開発における安全性とリスク評価をお仕事にされています。それは人工衛星や探査機の設計、製造、運用、及び宇宙環境における作業などの様々な面に関わります。室内にもその仕事に関連する断片が漂いながらもあくまでもプライベートな空間としての趣を呈しています。
右側手前の床には植物が置かれ、本棚をあたかも庭の植物を宛がうグリッド状の格子柵のトレリスのようにお使いいただいています。

仕事部屋兼書斎の本棚 - Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm - マルゲリータお客様事例
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