神奈川県にお住いのお客様です。そのリビングに「Carta2 Lソファ 二人掛け用」を置かれ、照明器具にはイサムノグチデザインのペンダントライト「AKARI 55A」をお使いいただいています。
突き当たりの壁がアクセントウォールで彩られた大きなアルコーブ風の空間には、縁なし畳が敷かれています。その上にはカプススツールとエザーゴノが点在するように配置されています。部屋にはそれ以外には猫用のトイレのみがあり、ミニマルな構成となっています。
「Carta2 Lソファ 二人掛け用」は、縁なし畳の色とアクセントウォールの藍色が調和し、リビングから切り取られたその一角で、落ち着いた空気に包まれています。この配置により、部屋全体に心地よい雰囲気が漂い、くつろぎの空間が生まれています。ソファと壁の色合いが絶妙にマッチしており、視覚的にも魅力的なインテリアが実現されています。
愛猫専用の部屋
このお宅には二匹の愛猫が同居しています。前述のリビングの一角にはキャットタワー、猫用トイレも備えていますが、もう一部屋その愛猫専用の部屋もあります。そこには「Shelf ロータイプ本棚」を一部階段状に加工した本棚が置かれ、趣味の本棚としてお使いになりながら、同時にその階段状の棚を上り、突き当りの壁で降りてその箇所を一周できる形でお使いいただいています。
階段状のロータイプ本棚
この猫専用の部屋にあるロータイプ本棚は階段状で、入口側から見ると側面板が分断されているため、軽快な印象を与えます。この段は猫が登れるように設計されており、自然な形状になっています。背の高い本棚ではすべてが階段状になり、行き着いた先でブリッジなどが必要になりますが、ロータイプの場合は3段程度なので、猫が軽やかに飛び降りて本棚の周りを自由に循環することができます。この設計により、猫は楽しみながら部屋を探索でき、適度な運動も可能になります。部屋全体が猫にとって快適で安全な遊び場となっており、飼い主にとっても見た目が美しい空間が保たれています。
猫トンネル
更に、部屋の中央には厚手のカーペットが敷かれ、その上に猫トンネルが置かれています。
猫は本来、狭くて暗い場所を好む習性があります。これらの場所は、猫にとってリラックスできる落ち着いた空間となります。トンネルは、猫の狩猟本能を刺激する要素が詰まっており、部屋に設置するだけで、猫がトンネルを通り抜けたり、駆け回ったりして楽しむことができます。トンネルの先におもちゃが付いているタイプもありますが、ここではシンプルなタイプを使用しています。
壁一面の本棚ではなくロータイプで壁面を大きく開け、また猫専用の部屋として猫トンネルを部屋の中央に配置される、といった、ここでもミニマルな構成が伺えます。
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