都内のマンションにお住いのお客様です。リビングダイニングのリビング側の壁面に、リビングボードとして「Shelf 開口部のある本棚」をご使用いただいています。
リビングボードは、各コマの寸法を調整し、全体が壁面に収まるように設計されています。中央の開口部にはテレビが配置され、専用のTV台にはレコーダーやゲーム機などが置かれています。横方向は壁から建具の枠まで、縦方向は床から天井まで、壁面を最大限に活用しているため、壁そのものの存在が消え、あたかも以前からその場にあったかのような一体感を感じさせます。このデザインは、空間の有効利用と機能性を両立させた解決方法です。
書籍は、「本棚の中の棚」を部分的に用いることで収納量を上げていますが、同時に表紙をブックスタンドに立て掛けて展示することで、軽快なレイアウトが実現されています。この配置により、ただ収納するだけでなく、表紙のデザインを際立たせることができ、視覚的にも楽しめる空間を作り出しています。本棚全体が機能的でありながら、見た目にも美しいバランスが取れており、インテリアとしても一役買っています。
また、このお客様はLPレコードも楽しんでおり、レコードプレーヤーは本棚と向かい合う形でソファーの横にあるサイドテーブルに配置されています。ソファーに座ったままでレコードを扱えるため、快適な位置で使用されています。この配置により、リスニング体験がさらに充実し、寛ぎながら音楽を楽しめる理想的な環境が整っています。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
SERIES04
本棚にテレビを入れる
このシリーズではマルゲリータの本棚をテレビ台として利用するメリットや実際のご利用事例を詳しくご紹介していきます。
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