Tavolaタヴォーラ大きなテーブル・デスク
最大幅2400mm 無駄のない構成からなる
大きなテーブル＆デスク
大きな天板をもつダイニングテーブルやリビングテーブルは、単なる家具としての役割にとどまらず、空間の中心に基軸をつくり、周囲を静かにまとめ上げる建築的な装置として機能します。十分な面積をもつ水平面は、人が自然に集まる重心となり、居住空間に安定したリズムと広がりをもたらします。その存在は、素材の質感や厚み、脚部の構成といったディテールを通して、空間全体の印象を落ち着いた方向へと導きます。
一方で、ビジネスホテルに設置されているコンソールデスクのように、最小寸法へと研ぎ澄まされたテーブルは、限られたスペースの中に“作業するための場”を正確に抽出したものです。必要な奥行・幅を明快に見極め、要素を削ぎ落とすことで、コンパクトでありながら機能が損なわれないワークプレーンを成立させています。その佇まいには、ミニマルな構成体が持つ緊張感と軽さが宿ります。
私たちが目指すテーブルは、この二つのベクトルを建築的な思考のもとで結びつけたものです。過剰な装飾や機能をもたず、水平面と支持体という最小限の構成要素だけで成立させながら、空間に置かれた際に“場をつくる力”を確かに発揮すること。配置される環境や生活動線、光の入り方に対して過不足なく応答し、使われているときも、使われていないときも、静かに空間を整えてくれる存在であること。
必要最小限という姿勢は、単なる省略ではなく、空間における密度と余白のバランスを見極めるための設計手法です。このミニマルな構成の仕方により、テーブルは建築要素に近い純度を獲得し、周囲の家具や素材とも無理なく呼応します。結果として、住まいの中のどの場所に置かれても、空間全体に穏やかな秩序と集中をもたらす——そのようなテーブルのあり方を追求しています。
Tavolaダイニングテーブル
大きなダイニングテーブルは、単なる家具としてだけでなく、部屋の雰囲気や使い方を大きく決める存在です。広い天板が部屋の中心となり、人の動きや視線が自然とそこに集まります。そのため、住まいのどこに重心を置くかがはっきりし、空間全体が落ち着いて見えるようになります。また、十分な広さを持つテーブルは、部屋にゆとりを感じさせる効果があります。広い面積の天板がひとつあるだけで、部屋全体の印象が整い、実際の広さ以上にゆったりした雰囲気が生まれます。これだけのサイズがあると、食卓としてはもちろん、作業スペースとしても非常に使いやすくなります。幅2400mmのダイニングテーブルは既製品ではほとんど見つからない大きさで、日常使いの快適さはもちろん、ホームパーティーなど大人数が集まる時にも余裕を持って対応できます。ひとつの大きなテーブルがあることで、家族や友人が自然と集まり、さまざまな時間を共有しやすい場所が生まれます。
食卓のサイズ
ダイニングテーブルの奥行は、900mmが最も扱いやすく、快適とされています。対面で座ったときに相手との距離が程よく保たれ、近すぎず遠すぎず、自然な会話や食事ができる間隔です。ダイニングテーブルのサイズを決める際には、幅と奥行の二つが主な検討事項になります。幅は使用人数や来客時の収容力によって左右されますが、都市型住宅ではダイニングのスペースが限られるため、幅を控えめに選ぶ場合がよくあります。しかし、テーブル下の空間も決して無駄にはなりません。動線として活用したり、収納やレイアウトの工夫によって余白として機能させることもできます。そのため、むしろ長めのテーブルを選ぶことで、実際の生活空間をより広く、効率的に使うことにもつながります。
ワークライフバランス
現代の働き方では、仕事と生活のどちらかを犠牲にするのではなく、両方をうまく調和させることが求められています。特に少子高齢化が進む社会では、女性の社会進出、育児や介護といった家庭内の役割への対応が必要となり、時間の使い方だけでなく、働く場所を柔軟に選べる環境づくりも重要です。大きなダイニングテーブルは、こうした多様な生活の状況を自然に受け入れる余裕があります。食事の場としてだけでなく、在宅ワーク、家事、学習、来客対応など、さまざまな活動をひとつの面で無理なく受け止めてくれるため、日々の暮らしの中で“生活と仕事を両立しやすい環境”をつくり出す助けとなります。
Tavolaコンソールデスク
ビジネスホテルでよく見かけるコンソールデスクは、作業に必要な要素だけを備えた最小限のサイズ感が特徴です。ノートPCでの作業に適した浅めの奥行をもち、薄く軽やかなデザインながら、ワークスペースとして十分に機能します。住宅でも壁際や窓際に置くだけで、わざわざ専用の部屋を設けなくても、ビジネスホテルのようなコンパクトな書斎スペースを簡単につくることができます。無駄のない寸法だからこそ、限られた空間でも手軽に作業環境を整えられるデスクです。
コンソールデスク
住空間の中で新たに部屋を区切らずとも、必要な作業環境を確保できる効率的な方法です。奥行450mmの浅型タイプは、特にノートPCを使った作業に適しており、視線や姿勢が安定しやすいのが特徴です。リビングや寝室の壁際、あるいは窓辺に置くだけで、コンパクトで機能的なワークスペースを自宅に簡単につくることができます。リモートワークや在宅勤務にも柔軟に対応でき、日常の作業環境を自然に整えてくれるデスクです。
ビジネスホテルのコンソールデスクを自宅に
ビジネスホテルでよく見られるコンソールデスクは、コンパクトでありながら、作業に必要な機能をしっかり備えた実用的なサイズ感が魅力です。ノートPCや書類、文房具を整理しながら効率よく作業でき、家庭内での仕事や学習にも十分対応します。限られたスペースでも使いやすい無駄のないデザインは、一般の住宅やワンルームのような小さな部屋にも適しており、自宅でもビジネスホテルのような快適なワークスペースを手軽に再現できます。
Tavolaスタンディングデスク
立ったまま作業できるスタンディングデスクは、リビングルームや寝室の一角に置くだけで、コンパクトで効率的なワークスペースをつくることができます。座りっぱなしを避けられるため、長時間のデスクワークでも身体への負担を軽減しやすく、集中力の維持にも役立ちます。高さが固定されたシンプルなタイプは、ノートPCや書類作業に適しており、ちょっとした作業や短時間のミーティングにも使いやすい設計です。立って働くというスタイルは、近年のリモートワークや在宅勤務の広がりとともに注目されており、「作業の切り替えがしやすい」「気分転換になる」といったメリットもあります。住まいの中に自然に取り入れられる、新しいかたちのワークスタイルを実現するデスクです。
スタンディングデスク
近年、スタンディングデスクが注目を集めています。従来の「椅子に座ったまま行うデスクワーク」に代わる新しい働き方として広がりつつあります。調査によると、日本人は世界平均よりも2時間以上長く椅子に座って過ごしており、この長時間の着座姿勢が血液循環に悪影響を及ぼすことが指摘されています。こうした健康リスクを軽減する手段として、スタンディングデスクの導入は今後ますます増えると考えられています。もっとも、立ちっぱなしも疲労につながるため、座る・立つを適度に切り替えることが推奨されています。無理なく姿勢を変えながら、快適で健康的な作業環境を整えることが大切です。
立って仕事をするという選択
長時間座り続けて作業していると、気づかないうちに集中力が落ちてくることがあります。座っている姿勢は安定している反面、同じ姿勢が続くことで身体が温まり、眠気を誘う場合もあります。それに対して、スタンディングワークでは、立った姿勢そのものが適度な緊張感を保ち、デスクに向かう際の意識を自然と引き締めてくれます。この姿勢の変化が集中力や生産性の向上につながるとされる理由です。また、立っている状態では軽く足を動かしたり、ストレッチをしたりと、作業の合間に身体をほぐしやすい点もメリットです。長時間の作業でも眠気が生じにくく、集中力を保ちやすい環境がつくれます。
Tavola座卓
フローリングの部屋にも畳の和室にも自然に馴染む、ニュートラルなデザインを目指した「床に座って使うテーブル」です。特に幅2400mmの座卓は、市販の既製品ではほとんど見つからない大きさで、ゆったりと使えるのが特徴です。ホームパーティーなど大人数の来客時にも十分対応でき、食事や団らんの場を広々と確保できます。すべての部材に無垢の集成材を使用しており、木材の質感をしっかり感じられる仕上がりです。塗装はブラウン、ホワイト、クリアの3種類からお選びいただけるため、住まいの雰囲気やお好みに合わせてお使いいただけます。
座卓
江戸時代の家庭では階級制度の影響もあり、家族全員がひとつの食卓を囲む習慣はありませんでした。当時はそれぞれが「膳」と呼ばれる個別の台を前に置き、食事をしていたため、座卓は主に勉学や読経の際に使われるもので、食事用としては一般的ではありませんでした。その後、明治時代に「卓袱台」が家庭に取り入れられ、昭和に入ると座卓が食事用として広く普及していきます。昭和30〜40年代には、家族が座卓を囲んで食事をするスタイルが定着し、床に座る日本の生活様式に合った、どこか懐かしく温かな文化として受け継がれてきました。
床に座る生活
床に座るという行為は、日本の暮らしに根付いた伝統的な姿勢です。椅子やソファに座る場合とは異なり、背筋が自然に伸びやすく、腰への負担が軽減されるといった利点があります。また、床に直接座ることで身体の柔軟性が高まり、バランス感覚を養う効果も期待できます。座ったまま軽いストレッチやヨガの動作もしやすく、身体を整える日常習慣としても取り入れやすいスタイルです。少し誇張した表現にはなりますが、床に座る時間は自分と静かに向き合い、心を落ち着けるひとときにもつながります。日本の住まいに受け継がれてきた「床に座る生活」は、現代の暮らしの中でも穏やかさや落ち着きをもたらすひとつの暮らし方と言えます。
Tavola文机
現代における文机として、パソコン作業や書き物にちょうど良い、奥行の浅い薄型のローデスクです。文机はもともと、床に座って文章を書くための机として使われてきました。その文化的な所作である「床に座る」という行為を現代に受け継ぎ、暮らしに合わせて再構築したプロダクトです。すべての部材には無垢の集成材を使用し、木の質感をしっかりと感じられる仕上がりになっています。塗装はブラウン、ホワイト、クリアからお選びいただけるため、住まいやお好みに合わせたコーディネートが可能です。
文机
昭和の時代、畳敷きの和室で、障子越しの柔らかな光に向かって机が置かれていた光景が思い浮かびます。こうした情景を現代の暮らしに置き換えたものが文机です。机としての機能はそのままに、床に座って使うというスタイルを現代の住空間に提案するものです。読書やパソコン作業、筆記まで幅広く活用でき、限られたスペースでも個人の作業コーナーを手軽に確保できます。「文机（ふづくえ・ふみづくえ）」は、もともと床に座って使うために作られた木製の低い机を指します。奈良時代には筆記用の「経机」が登場し、平安初期には読書や筆記のための文机が生まれました。当初は写経や公務に用いられていましたが、のちに貴族階級から親しまれ、やがて一般の家庭にも広まっていきます。
昭和の時代のワークスペース
昭和の和室は、畳や襖、障子に囲まれた静かで落ち着いた空間でした。その静謐さの中で、人々は学問や書き物に集中し、礼節や勤勉さを重んじながら自らを磨いていました。そこに置かれていた文机は、当時の学習空間を象徴する存在でもありました。この伝統的なワークスタイルを、現代の生活に合わせて置き換えたのが現在の文机です。床に座るという日本の暮らし方を生かしつつ、現代の住まいに合うシンプルで扱いやすい形に再構築されたワークスペースです。
Tavola作業テーブル
一般的なワークデスクとは異なり、軽作業や趣味の作業を行うための「作業テーブル」として設計されたモデルです。日常的に使い込むことで表面にエイジングが現れ、長く使用するほど味わいが増していく作業台としての姿を目指しています。ガレージや趣味の部屋など、広い作業面を必要とする環境で特に効果を発揮します。天板にはスプルス積層材を採用し、素材特性を活かしながら低価格を実現した大型ダイニングテーブルでもあります。脚部はスチール製のシンプルな4本脚構造とし、強度と扱いやすさのバランスを確保しています。
作業テーブル（中量作業台）
「中量作業台（または中軽作業台）」とは、軽作業と重作業の中間にあたる作業を行うためのテーブルを指します。軽作業よりは少し負荷がかかるけれど、重作業ほど大がかりではない──その中間領域の作業に適した台です。工場では標準的に使われているタイプの作業台で、一定の強度と広さを備えているため、工場のような環境に限らず、ガレージ、作業部屋、趣味室など、さまざまなシーンで活用できます。
趣味の作業台
趣味の作業台は、模型製作や木工、電子工作、写真編集など、個人の創作活動に役立つ作業スペースです。汚れや傷を気にせず使い込め、時間とともに味わいが増す「育つ家具」のような存在を目指しています。本テーブルは、広い作業面を必要とする場面で特に力を発揮します。天板には軽量で扱いやすいスプルス積層材を採用し、脚部には強度と安定性に優れたスチール製の4本脚を使用。大型ダイニングテーブルとしても使用できる実用性を備えています。
