ソフトウェア開発において、システムの上流工程に特化した開発を行っておられる「コグニビジョン株式会社」様の本社オフィスに「Shelf ロータイプ本棚」を導入いただきました。
コグニビジョン様は、業務の性格上在宅ワークが増えている中で、今回オフィスを新しくコンパクトかつ働きやすい環境に作り変えることを決定し、マルゲリータの本棚を採用いただきました。3段のロータイプ本棚が4列続く構成で、水平方向に広がり、ビジュアルインパクトのあるデザインとなっています。このロータイプ本棚の上部は何も置かれていない白い壁面となっており、シンプルでありながら強い印象を与える空間を作り出しています。働き方のアップデートを目的としたオフィスリニューアルの多くが、働きやすさを追求するあまり、カオス的なレイアウトになりがちですが、こちらのオフィスレイアウトは非常にシンプルかつコンパクトで、整然とした印象を受けます。
このオフィスリニューアルにより、機能性とデザイン性が両立した快適な作業環境が実現されています。マルゲリータの本棚を導入することで、書類や資料が効率的に整理され、作業スペースが整然と保たれています。本棚のシンプルなデザインがオフィス全体の統一感を高め、洗練された雰囲気を演出しています。在宅ワークが増える中で、オフィスに求められる機能も変化してきています。コグニビジョン様の新しいオフィスは、その変化に対応し、柔軟かつ快適な作業環境を提供しています。マルゲリータの本棚は、その一部として重要な役割を果たしており、オフィス全体の機能性と美しさを高めています。
腰壁
「腰壁」とは、人の腰の高さより下の位置に設置される壁のことです。床からおおよそ1メートルくらいまでの壁部分は、人が手や足で接触する可能性が高いため、汚れや損傷を防ぐ目的で、耐久性があり汚れにくい素材で仕上げられることが一般的です。特に、業務用のカートやストレッチャーなどが頻繁に通る場所では、ステンレス板などの防御材が壁の仕上げの上から貼られている場面もよく見かけます。これにより、壁が傷ついたり汚れたりするのを防ぎ、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。
また、人間の視覚に対する本能的な反応として、腰より下の部分が落ち着いた沈む色で覆われていると、空間全体に安定感が生まれ、心理的にも落ち着く効果があります。このため、インテリアデザインにおいても、腰壁には比較的暗めの色や素材が使われることが多いです。例えば、家庭のダイニングルームやリビングルームでも、腰壁を設けることで、部屋全体に落ち着いた雰囲気を与え、同時に壁の汚れや傷を防ぐという実用的な効果を兼ね備えることができます。素材としては、木材やタイル、合板などが使われ、部屋のスタイルや用途に合わせて選ぶことができます。
さらに、腰壁はデザインの一部としても活用されます。例えば、クラシックな雰囲気を持つ部屋では、装飾的なモールディングを施した木製の腰壁が用いられ、モダンな空間ではシンプルなタイルや合板が使われることが多いです。このように、腰壁は単なる装飾ではなく、実用的な役割を果たしつつ、空間の美しさと機能性を高める重要な要素となります。業務用の施設から家庭まで、さまざまな場所で広く採用されているのは、このような理由からです。
同時に、腰壁は壁の損傷を防ぐ保護材としての役割を持っているため、その空間にいると守られている感覚を得ることができます。この感覚は意外と心地よく、トラディショナルな雰囲気の中でも落ち着きを感じさせます。特に、本件のように腰壁の上部にエンボス加工が施された壁が連続している場合、腰壁の保護機能とデザインがうまく調和しているように見えます。このエンボス加工により、視覚的にも魅力的で、かつ機能的な空間が作り出されています。
このように、腰壁はその本来の機能を維持しながら、建築的なデザイン手法としても発展してきた普遍的な要素といえます。腰壁は、機能性と美しさを兼ね備えたデザイン要素として、さまざまな空間で広く採用されています。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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