部屋の中に本棚や読み物を保管する場所を設けている人はどれくらいいるでしょうか。医学、工学などの専門分野に関するものや、漫画、小説を問わず、読み物を自分の日常生活の時間に割いている人は少なくなっているように感じます。最近ではインターネットにおいてPDFによる読み物を配布するサイトや漫画サイトなどがかなりの数で開設されており、わざわざ実物の読み物を保管する必要は無いと考える人も実際に私の周りに増えています。確かに、紙よりは電子の媒体の方が、あらゆる情報を入手しやすいという面もあると思いますが、私はある理由から大きな本棚を設置して、1200冊以上の本を保管し、小さい書斎を作りました。元々、書斎を使ったインテリアに対する憧れもあったのですが、何といっても一番の理由は「自分が過ごすための、自分らしい事をするための場所」を作るためです。自分のライフスタイルの中でも、自分がこもれる場所、自分だけの聖地のような一角を設けて、日常を忘れて落ち着ける空間が欲しい、というのが自分の考えでした。1畳半の小さい空間であるものの、本棚があり、自分の知的生産を行えるような場所は、日頃のストレスの解消だけでなく時間を忘れて趣味に没頭できるのに大いに役立っています。調べものをするにしても、勉強をするにしても、自分にとってはPCの上で行うよりかは、実際に本を手に取って直接読み取った方が知的刺激を受けやすいですし、何より自分だけの空間ですから、誰にも邪魔されずに自分だけの時間を過ごすことが出来るというメリットも感じられました。ただ、私の部屋の場合、マンションの外側に面しているため、夏場は非常に暑く、冬場は非常に寒いため暖房必須の過酷な環境ですので、室温の調節に結構苦労してしまいます。しかし、そういった空間をいかに整理し、維持し、過ごしやすい空間にしていくかを考えるのも楽しいため、私的には苦にはなりません。本棚や書斎がある生活というのは自分らしいライフスタイルを作っていく上で重要な存在だと考えています。
margherita 東京ショールーム
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