私の部屋は、以前まで結構な汚部屋でした。汚くしていたというつもりはなくとも、一番長くいる場所を中心にどんどん本が広がってしまうのです。ベッドはもうひとつの本棚のようなものでした。それはそれで好きな本がいつでも手に取れるので快適なのです。雑誌などはスキャナーでパソコンに取り込んでしまうこともありますが、大切な本は裁断なんてできません。
結局本棚を買い足すことになりました。大量の本をしまうには、それなりの本棚が必要です。安い本棚は本好きとしては少し嫌なのです。私はいつも大塚家具さんで買っています。スライドできて、大量に収納できて丈夫なのです。同じ家具屋の同じシリーズの本棚にすれば、インテリアとしても綺麗に収まります。本を綺麗に整理して、埃も払って綺麗にするのは気分が良いですね。今一番好きな本は一番目に入りやすいところに並べ、見られたくない本や大切で埃をつけたくない本は奥にしまっています。好きな作家が一列に綺麗に並んでいると誇らしいような気持ちになります。本棚の中には自分の歴史があると思います。昔読んだ本が並んでいる場所をみると、その時の気持ちや状況を思い出したりします。手に取りやすい位置にあり、光があたる場所にある本は日焼けてしまいました。次買うときは、照明の位置や換気にも気を使った上で本棚を選びたいと思います。 幸い我が家は湿気がなく乾燥していることが多いので本には良い環境です。地震だけは少し怖いです。これだけ本棚があると、いくら地震対策をしていても不安になります。地震の度に本がずれるのも厄介なことです。耐荷重も心配です。本が多すぎていつか床が抜けるかもしれません。それでも本を買うことはやめられないので床が抜けるまでは気にしないようにしています。一生本は増え続けるかと思います。どこまで増えるのか想像がつきません。老人になったときには寝るスペースも無くなっているかもしれませんね。それはそれで幸せなことだと思います。 |
margherita 東京ショールーム
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