電子書籍やインターネット、スマートホンが世の中に浸透して久しいですね。
10年から20年前とは様相が大きく変わってきていることをみなさんも実感されているのではないでしょうか。
確かにスマートホンをさっと取り出し、数回タップするだけで最新のニュースに触れることができますし、タブレットや書籍リーダーで本格的に読書をすることもできます。
本当に便利な世の中になったものだと思います。
それでは、重くて持ち歩くのも大変な本はもう必要のないものなのでしょうか。
出版業者や本屋の倒産のニュースもちょくちょく耳にしますので、もしかしたら将来街から本屋がなくなってしまうのではと危惧されるかたも
いらっしゃるかもしれません。
それでも本が無くなることはないと思います。
それは、本だけが持つ優れた点がたくさんあるからです。
まず第一に、本は一度買ったら手放さない限りはそこに実態としてあり続けるということです。
これが例えばインターネットでの検索結果の場合、後からまた知りたくなった時案外そのサイトにたどり着くのが難しい時があります。
検索のキーワードを忘れてしまったり、たくさんのリンクをたどっていったりするのは時がたっていると余計に困難を極めます。たくさんの履歴の中から見つけ出すのもおっくうです。
仮にお気に入りでサイトを登録していた場合でも、しばしば記事が削除されていたりそもそもホームページ自体が無くなっていることも珍しくありません。
本ならば何年過ぎても、本棚の中でしっかり待ち続けていてくれます。
第二にやはり本は見やすく、目が疲れにくいということがあります。
液晶画面と1時間2時間と向き合っているとほぼ確実に目が疲れてきます。
携帯端末であれば充電切れも心配気になってきたりします。
本でも多少目は疲れることもありますが液晶画面の疲れに比べれば微々たるものです。
本の良さは他にもたくさんありますが、ついつい目先の便利さでスマートホン等に向き合う時間が長くなってしまいがちですが、一度自分の書斎、本棚を見直してみると、新しい発見があるかもしれません。
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