本好きのかたには当たり前のことかもしれませんが、手元に数冊は読んでいない本がないと落ち着きません。ついついいつも本屋に寄っては山積みの本をレジに持っていって、自室には何冊か未読の本をキープしています。仕事が終わって就寝するまでの寛ぎ時間に、読んでいない数冊の本の中から一冊を選んで読むのが大好きです。そんな私の部屋の本棚にはいつもたくさんの本が詰まっていて、それを眺めているのも大好きでした。
ただ、常に新しい本を買っていると読まなくなった本の処分に困ってしまいます。比較的新しいものや繰り返し読むお気に入りの本は、いつでも取り出せるようにベッドに近い本棚に置いて、それよりも読む機会の少ない本は
少し離れた本棚に置いて、もう読むかどうかわからない本は押入れの中に作ったダンボール簡易本棚の中にキープをしています。それでも収納ができなくなってしまったら、順次押入れ行きになってしまった本から売りに出すようにしています。いつか書庫でも持てればいいのですが、部屋の中に置いておける本が限られているというのは本好きにとっては悲しいことです。
ただ、ずっと気になっていたことがありました。ケチって安い本棚ばかりを購入していたのですが、本棚の仕切りの高さの調整がとても中途半端なのです。調整穴の位置が微妙すぎて本を収納すると頭の部分に隙間ができてしまって、それがとてももったいないと思っていました。そこで、思い切って少し高価で良い本棚に買い換えてみることにしたんです。見つけたのが、本屋さんの棚のようにぴっちりと本を収納できる、ジャストサイズに高さ調整が可能な細かい調整穴のある本棚でした。
これが恐ろしいほどに快適です。文庫本、新書本、コミックスとみっしりぴったり収納することができて、全く隙がありません。その分たくさん収納ができますし、何よりも見た目がとても綺麗になりました。
もっと早く買っておけばよかったと後悔しています。相変わらず本を大量購入してはスペースがなくなったら売りに出すという循環を繰り返していますが、隙間なく本を収納できるようになって、取っておける本が増えたのは嬉しいです。