本棚や書籍に囲まれたスペースの必要性

昔は電車内で文庫本を読んでいる人をよく見かけましたが、最近では多くの人がスマホをいじっているだけで、文庫本などの読書をしている人を見かける事はほとんどなくなりました。

やはり、多くの人がスマホに時間を支配されている感じがして非常に残念です。こうした時代には、自宅に、本棚や書籍に囲まれたスペースを持つ人が減少しているのではと、残念に思います。

幼い頃には読書をしても、徐々に読書離れをし、せいぜい漫画しか本に触れる機会がないと言う人が増えて来るのでしょう。しかもネットの時代で、調べ物はネットで簡単にできる事が、それを加速しているのでしょう。

しかし、書籍や本は単純な知識を得るだけのツールではないのです。専門書や本格的なビジネス書などでは、体系的に知識を習得する事ができるのです。単発の知識はネットでも得る事が可能ですが、体系的に学ぶにはやはり書籍が必要なのです。

また、文学書や宗教書や哲学書など、専門外の様々な書籍に触れる事で、人間性を高め、しっかりとした自我を確立する事ができるのです。

最近では、書籍も紙の本ではなく、端末にダウンロードして読む事も可能です。書籍に慣れ親しんだ人にも、狭いスペースに多くの書籍を置く事ができず、この方が良いと言う人もいます。

しかし書斎などの立派なスペースはなくても、本棚に書籍が詰まり、デスクの上にも何冊かの書籍が積まれているようなスペースを持つ事は、非常に良い事だと思います。

書籍は読む事と同時に、それをベースに深く考える事に意味があります。この深く考えると言う時、その周囲の雰囲気が重要なのです。

例えば、お酒を飲む時、飲酒と言う行為はどこでも可能ですが、落ち着いた静かなバーを利用すると言ったように、その雰囲気と言うものが重要でもあるのです。

お子様を持つ人なら、自宅に本棚や書籍のあるスペースを持つ事で、スマホに支配される人ではなく、書籍にも慣れ親しみ、バランスが取れ、物事を深く考える思慮深い大人に育てる一助となると思います。

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