家の話で家は買った方が得か、借りた方が得かなんて良くいろいろな意見をブログなんかで見ますが、本も買う派と借りる派がいますよね。本を買って自分の本棚に置いておく人と本は買わずに図書館の本棚を自分の本棚がわりに使うと言う人ですね。どちらの派閥も本が好きで本のある人生を送りたいと思っていることに変わりはないと思いますが。結局、本の場合は家と違ってどっちが得かというより本の価値をどう見るかという違いなんだと思います。買う人にとっては本は自分の知識の源泉でありいつでも手元にあって読みなおしたり調べたりでできることに価値を感じているのではないでしょうか。自分の書斎にある本棚は私専用の図書館と言う感じなのでしょうか。どんなジャンルの本を読むのかによっても変わるんでしょうけれど「本は買うべきもので借りて本を読んでも自分のものにはならない」と言う人さえいます。
一方借りる派の人は図書館の本棚は自分の本棚と同じだという考えがあるので借りられる本をわざわざ買うと言う人を理解できません。買った本は狭い自分の家のどこかに収納しなければならず、溜まり過ぎると部屋は狭くなるので整理整頓して不要なものは廃棄する手間が必要になってきます。そしてそのほとんどの本をもう一度見直したり、読んだりしたりすることがない人にとっては場所を食う邪魔者になります。それ以前にそもそも無料で借りられるのにお金を支払って本を買うこと自体が無駄使いもはなはだしいと思っています。
では私はどちら派かというと借りる派に近いと思います。私の場合はもう一度見直したり、読んだりする可能性が高い本は買うことにしています。また、かなりマニアックなジャンルの本になると公費を使って蔵書を買う図書館にはないものも多いので、そんな本はやっぱり買うことになりますね。でも基本は図書館で借りられる本を買うことはなく、借りることにしています。でも、私のいく図書館は公費で蔵書を買っているので元は私の税金も含まれているのですから借りることで得をした訳ではないですよね。 |
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