本棚の導入で生活空間が充実

私は書籍には本当に目の無いタイプで、気になった本は次々と購入してしまいます。もちろん、それを毎日眠る前に読んだり、休日には休みをしっかりと使い切る形で買った書籍を読了してゆくのですが、いかんせん書斎を持っていない状態なので、読み終えた本の整理に難儀していました。

一応は昔から所有していた大きな棚に並べていくのですが、専用の本棚ではないため、書籍のサイズや形にうまく合致せず、どうにも見た目が良くないという問題を抱えていたのです。

そのうち、その棚にも入りきれないほどに所有する書籍が増加してきたこともあり、一念発起してちゃんとした本棚を導入することにしました。

しかも、一種類だけではありません。文庫本、新書、ハードカバー等々、書籍のタイプに合わせていくつかの本棚を複数購入しました。

sc_voice11_00-825x510それをまずは組み立てて、今まである意味適当に並べていた書籍をきちんと著者別、アイウエオ順に整理して収納していきます。この整理作業は非常に楽しく行えました。もともと好きな本を買って来ているわけですから、遠い過去に入手した書籍を見つけてはその当時を懐かしんでみたり、またその内容を少し読みふけってみたりと、ともすれば作業の手が止まってしまうほどに心が躍ってしまうのです。

また、以前とは異なり、書籍のサイズにぴったりと合致する形で並べられた本の集合体は、まさに見た目も圧巻の一言で、本棚を導入するだけで、こんなにも我が部屋が知的に映るのかと驚いてしまったくらいです。

とにかく、新たに購入した本棚への書籍の整理が完了したのちは、生活空間の印象が一変しました。本を愛おしむ気持ちが更に強まったのも確かです。そして何より、今までどこに片付けてしまったのか分からなくなっていた古い本も、いつでもすぐに取り出せるというのが爽快でした。

今では、新規に買ってくる本のみならず、過去に収集した書籍を再度読み返すという行為に毎夜没頭しています。同じ本なのに、年を経て読み返すと受け止め方がまったく異なって来るのが面白いものです。本棚を導入して本当に良かったと実感しています。