紙媒体の書籍と電子書籍

最近は電子書籍が登場し確かに便利だとは思います。メリットとしては紙資源の節約になるし、店舗に配送するコストもいりません。インターネット上でダウンロードしてすぐに読めるといった魅力もあり、さらには本を沢山購入しても置き場に困ることもないのです。その上紙媒体の本の場合は一般家庭で保存をする場合、図書館みたいに湿度や温度管理が出来ないので10年から20年くらいしかキレイな状態で置いておくことは難しいといえます。紙は黄ばんでしまうし、湿度にも弱くホコリも溜まり易いので掃除がしにくいといった点もあり、電子書籍ならそんな問題も全て解決ですし、きちんとデーター保存をすることが出来たら何十年でもデーターは全く変わらないはずです。slf-lr_voice06_01

それなら電子書籍の方が紙媒体より全ての面において優れているのかというと残念ながらそんなことはありません。電子書籍には電子書籍のデメリットが存在するのです。それはパソコンで電子書籍専用の機器を使って長時間読書をすると目が疲れてしまうです。コミック1冊分くらいなら問題はないのですが小説を読む分には向かないなといった印象を持ちました。

あとこれは電子書籍だけではなくネットで本を購入する時にも思うのですが、買う本を決めている場合はいいけど、読みたい本を探す際には電子書籍やインターネットはちょっと探しにくいと言えます。図書館や本屋などは実物を手にとってイラストや挿絵、さらには表紙や装丁、あらすじなどを確認して知らない作家さんに手を出してみたり、本に対しても一目ぼれなんて経験が読書好きになら誰にでもあると思うのですが電子書籍は買いたい本が明確でないと探すことが出来ないと言えます。

あとは電子書籍は確かに定価と比較して少し割安になっているケースが多いのですが、通常の書籍みたいに古本屋で売買されることがないので、古本屋の値段では購入できないといったデメリットがあります。普段から古本屋を好んで利用している人間にとって電子書籍は高いなんて思ってしまいます。

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