地震の恐怖は、日本人であれば誰しも知っていることでしょう。
そして、大きな本棚がご家庭にある方は、特に地震対策について考える必要があります。
家具が倒壊する危険性というのは、常に考えなければなりません。
特に、書籍が沢山つまっている本棚は、倒壊してしまうと生命の危険にもなります。
しかしながら、賃貸マンションに住んでいる方ですと、L字金具で固定する訳にもいかず、困ってしまいます。
そんな時には、大型のホームセンターに行くと色々な商品が並んでいるので問題を解決してくれます。
例えば、「つっぱり棒」などは、天井と本棚を支えて固定してくれます。
「公的機関振動試験で転倒防止効果を実証済み」と書かれた商品を選ぶ様にしてください。
また、設置面の面積が広く、揺れても天井と家具をしっかり固定してくれるもの、設置面は天井や家具を傷つけにくい素材のものを選びましょう。
そして、もう１つの手段として有効なのが、本棚と床の間に何かしらの角度がつくものを差し込む事で、本棚の重心を後方へずらすことが出来るようにすると、前方に倒れてくる危険性というのは低くなります。
些細な事かもしれませんが、ぜひ実施してみてください。
この突っ張り棒とあわせて実施すれば、かなりの効果が期待できるでしょう。
もちろん、それが必要になる機会というのはあってはならないでしょうが、
実際に、本棚から本が出てきて亡くなっている事故というのは、地震でなくても発生しています。特にお子様がいらっしゃるご家庭では、常に家具が凶器になるんだという認識をもって生活することが重要だと言えるでしょう。
賃貸マンションだと、傷を付けることを考えすぎるために地震対策が後手後手にまわってしまうかもしれませんが、こうした壁を傷つけずに行う事が出来る対策はすぐに実行してみてはいかがでしょうか。
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