ちょっとあの本が読みたいなと思った時すぐに、部屋にある本棚に手を伸ばしてその本を読むというのは、至極普通に生活環境の一部として溶け込んでいる気がします。
しかし、時々友達の家などにお邪魔すると、部屋に本棚の無いお宅があったりするので驚きます。
すると本棚の無いお宅の説明が、本は1回読んだらもう同じ作品は読まないからなど、持っていても仕方がないと言うのです。
『本が読みたくなったら図書館に行って読むか、もしくはコンビニや書店などでパラパラと立ち読みして終わる事もある。』と言う言葉に、衝撃を覚えた事もありました。
実は我が家には蔵書が数千~1万冊程あるのですが、すべて図書館の様に整然と本棚に並べています。
ですので、本がある部屋は殆どどこかの図書館に迷い込んだ様な状態になっていると言っても過言ではありません。
家族が全員本好きの家庭ともなると、この様な状態になるのは必然だったと思います。
そんな環境で暮らしてきたので、当然の様に息を吸って吐くのと同じ位自然に本好きになったので、本棚が無い生活を想像する事がとても難しいのです。
本棚があると、読み終わった本をまた読み返す事も出来ますし、それに何かの拍子にかつて読んだ本の話を誰かにする、となった時にまた本棚から取り出して直に説明する事も出来ます。
また、図書館の様に友人に本を貸してあげたりする事も出来るのです。
ただ問題は、地震が発生した時にその揺れがちょっと大きいと、本棚の上段の本が落ちて来る事です。
下段の本が飛び出るのなら片づけも楽なのですが、我が家の本棚は天井近くまで本が入れられる大型の本棚なので、上の方から落ちてくると片付けがやたら面倒臭いのです。
本棚自体は耐震設定にして倒れない様にしてあるのですが、本だけは自由にいつでも取り出せる様に棚に並べているので、地震になると自由落下この上無いのです。
と言う悩みもありますが、多くの本に囲まれて暮らすのは悪くは無いです。
むしろ、好きな時に好きな本が読める環境はとても大事だと考えています。
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