家には夫の関係で本棚、書籍がたくさんあります。応接間の一角に書斎も設置していますが、そこが夫の仕事場でもあり、趣味の部屋でもあります。パソコンも備えていますので、書籍やパソコンで調べ物をしながら、文章を書いたりブログの書き込みをしたりします。本棚は木製のもの、スチールのもの、ワイヤーのものと様々にあります。まさに、本に囲まれての生活ですが、私としては、本の埃取りが気になるところで、そんなに所有していなくてもいいのではないかと思ったりもしますが、やはり、書籍でなくては分かりきらない所もあるのか、綿密に調べようとする時は、夫は、書籍を購入しますから、本はどんどん溜っていくばかりです。場所的には夫と二人暮らしですから、スペースはあるものの、夫の書斎は、だんだん手狭になって本棚に囲まれた狭い空間で仕事をするというはめに陥っています。書籍の種類は文学、心理学、古代歴史書、専門占星術関係、社会科学、天文学などありとあらゆるジャンルになります。
私はといえば、私もライターとして仕事をしていますし、書くことはライフワーク的な部分もありますから、四畳くらいの洋間というか広い廊下というか、そこに、机を設置してパソコンとワープロそして印刷機を設置した書斎もどきのスペースを生意気に持っています。書斎とまではいきませんが、落ち着いて調べ物をしたり書いたりする空間で、一日のかなりの時間そこで過ごします。今はパソコンでビデオなども見られますから、リラックスした時間もそこで過ごしたりします。
電子書籍で小説などを読む人も多い中、何となく小説や評論その他を読むのは、私は本で読むほうが読みやすい気がします。パソコンですと、目を使いますので、長くかかかるものは本で読みます。本を所有すると、かさばるし埃もたまるしでうっとおしいのですが、やはり、きちっと順を追って長時間読んでいくためには、書籍の方を選びます。ちなみに、私の愛読書は宮沢賢治。そのなかでも「銀河鉄道の夜」が好きです。何か行き詰ったことがあったりすると、この賢治の世界に浸るために、本を開きます。時空を越えて、そこに宮沢賢治の精神と出会えます。書籍のいいところは、自分のすぐ隣に求めている世界が、瞬時に広がってくるからではないでしょうか。しかも、ソファに横になって読んだり、眠る前の数十分読んだりと好きな場所で読めることも書籍の魅力です。それは、私にとって贅沢な時間でもあります。
margherita 東京ショールーム
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