本棚さえあれば、そこが書斎になる

主婦であっても本は読みたいものです。その本を入れる本棚、できれば書斎も欲しいですが、主婦が書斎(一人だけの個室)を持つなんて現実的ではありませんね。主婦が我が物顔に占領できるのはせいぜい台所くらいでしょう。

昔と違い、今は共稼ぎの家庭も多いでしょうし、「主婦」の仕事の範囲は昔とは変わってきているのかもしれません。夫が家事や育児の大半を負担する家庭もあるでしょう。

それでも一般の家庭では夫が稼ぎ頭で、妻は育児と家事の大半を担い、かつパートで働くというのがよくあるケースだと思います。

家事や育児で忙しく、本を読むひまなどないし、書斎なんてあげると言われてもいらない、という人が多いかもしれません。

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でも、主婦だからこそ本を読み、考える時間が必要だと思うのです。子どもが小さいときは忙しくてそれこそ時間などないでしょうが、子どもはいつか成人します。手を離れるときが必ず来るのです。それに男性と違って、子どもに接することの多い主婦の役割は大きく変化します。べったりだった幼児時代から反抗期を経て対等の大人へと、子どもが成長すると同じようにこちらも変化しなくてはいけません。子育てに関しては悩み事も多く、先輩ママたちに教えてもらうこと以上に知りたいこともできたりします。

そのときはやはり本から得る知識は貴重です。子どもが大きくなるにつれて、勉強のことを聞かれることもありますから、塾に放り込む前に多少は簡単なことなら教えてあげたいと思うお母さんもいるでしょう。

主婦でも本を読み、人によっては80年以上も生きる人生の設計をたてなくてはいけません。男性が定年後のことをあれこれ考えるように、主婦は子供が巣立ったあと、夫と二人になった時のことを考える必要があります。

台所の片隅でもリビングの端っこでも、自分の本を数冊でもおけばそこが自分の書斎になります。宿題をする子供の横で「お母さんも勉強よ」と本を広げれば、子どもにも良い影響を与えることができるのではないでしょうか。

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