壁に本棚を備え付けた、我が家の書斎

我が家には書斎と呼べる狭い部屋が一室だけあります。

私は妻と小学4年生の娘、小学2年生の息子とともに4人で暮らしています。今から約7年前、それまで住んでいた地元市内中心部にあるアパートから引っ越しし、同じ市内の郊外にある土地を購入し、そこに新しい家を建てました。

インテリアや住宅会社の勤務経験を持ち、CAD資格も取得している妻は私よりも家づくりには興味を持っていたため、どうしてもお願いしたいと、地元の注文住宅専門会社に家づくりを依頼しました。

注文住宅だけあって、間取りはもちろん、仕様・設備に至るまで細かな打ち合わせが毎週続けられました。そんな中で、空きスペースをうまく利用して、書斎が作れないかと妻が住宅会社に話してくれました。というのも、我が家には私が所有する書籍が約1000冊ほどあるのです。妻としては少しでもきれいに整理したいという思いもあったのでしょうが、私にとって書斎を持つというのはちょっとした夢だったので、その提案がとても嬉しかったのでした。

私は高校時代から大学時代、そして、社会人になってからも文庫本を中心に小説ばかり読んでいましたが、ここ10年ほどはビジネス書を中心に毎月10冊ほど読み漁っています。

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地元にある通販会社に勤務し、通販カタログや自社広告の制作業務、販売戦略立案業務を行う私にとって、マーケティングや広告コピーライティング、心理学などの知識は必須で、普段からよくこうしたテーマの本を読んでいるのです。新書ももちろん購入しますが、古本で安いものはどんどん買いこんでしまうため、すぐに部屋中が本だらけになってしまいます。だからこそ、この書斎の提案は嬉しかったのです。

空きスペースとはいえ、2畳ほどの広さは確保でき、壁に備え付けの本棚を作ることにしました。アンティーク机とイスを置き、ゆったりと本が読める空間が生まれました。ドアを付けると窮屈なため、あえてオープンスペースの書斎にしたのですが、音楽を聴き、コーヒーを飲みながら本が読めるこの空間は私にとっての宝物で、作ってよかったと今でも感じています。

margherita 東京ショールーム

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