本棚の中身は流動的です

好きな本を好きなだけ購入し、気に入った本を全て手元に置いておく書斎や書庫があればいいのですが私の経済力では残念ながらそんなことは不可能で、多くの本は図書館で借りますし、手元に置いておけるのは本棚ひとつ分というのがマイルールです。狭い部屋ですから本棚もいくつも置くことは出来ませんし、本棚に入らない本が机だったり床に積んである状態というのは見た目が悪いし掃除などの時にもその都度動かすのは非常に効率が悪いということが出来ます。

なので手元に置いておける本は本棚にはいる分だけと決めているので、1冊増えたら1冊手放すようにしています。そうすれば常にお気に入りの本が本棚1冊分となるのです。それに本棚1冊分といっても多分50冊くらいの本なら収納可能ですし、何度も再読したい本というのは意外と少ないものです。例えば私はミステリーが好きなのですが、トリックと犯人が分かってしまった本というのはよほど伏線が巧みで大どんでん返しがない限り読み返すことはありません。シリーズものなどは集めている最中は新刊が出た時など読み返すこともありますが完結してしまえばほぼ読み返すことはないと言えます。240x360xIMG_2103-240x360.jpg.pagespeed.ic.YQ1LwlDED_

だから本棚の本というのは結構流動的に中身が動いています。それに私は好きな作家さんを見つけたらとりあえずその人の出版している本を全て読むのですが、そうなると次に出版されるまで時間がかかるしその間に別の作家さんに興味を動かしてしまうケースが多いのです。要するに飽きっぽい性格で次々作家さんを渡り歩いている感じです。だから1年くらいしたら本棚の中身の大半は変わっていると言えますし、その一部にだけこれは絶対に手放したくないというお気に入りの本が並んでいます。例えばそれは「ぼちぼちいこか」マイクセイラーの絵本だったり「マークスの山」高村薫さんの小説だったり「十角館の殺人」綾辻行人のミステリーだったりとジャンルや傾向は様々なんですが、何度も読み返したお気に入りの本です。

margherita 東京ショールーム

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