リビングに本棚を置くと、本を読む子どもに育つ

子どもが全然本を読まない、なんて話を聞きますが、よくよく聞いてみると親も本を読まないという家庭が多いです。親が読書をすれば、子どもも同じように読書をするようになります。親がしないことを「しなさい」と言ったところで説得力はありません。

今はネットで情報は何でも手に入りますし、本だって電子書籍が手軽に読むことができて便利です。それでも紙の本はやはり家の中にあると良いなと感じます。実際の本を手に取って、ページをめくって読むことは、視覚以外も刺激されることかと思います。1024-cc-library010005268

本を読む環境を作るために大切なのは、すぐに手が届く範囲に本があるということです。タブレットに児童書をダウンロードしておいても子どもはそれほど読みたくはなりません。タブレットを開けばそれ以外に面白いものがたくさん見ることができてしまいますので、本にまで関心が行きません。それよりも、紙の本をリビングのような家族が集まる場所に本棚を置いて並べておけば、特に「読みなさい」ということなく自然と手が伸びて読むようになるものです。

本が好きな人というのは、空いた時間があれば本を読むものです。時間がないから読めないなんて言い訳はしません。移動の途中、半身浴の時、トイレの中など、いつだって読みたくなります。そんな時すぐに届く場所に本を置いておけばいつでも本を読むことができます。

家族の好きな本をリビングの本棚に並べておきます。子どもの場合は、年齢に合わせなくても子どもが好きな本なら何でもいいです。まだ字ばかりの本が苦手なら、絵本のような文字が少ない本でも大丈夫です。だらだらとテレビを見るようなムダな時間があれば、まずは親が本を手に取って座って読んでみます。そのうち子どもも隣に座って本を読むようになります。刺激が多い世の中だからこそ、落ち着いて座って読書をする時間を作ることはとても大切です。

日本語力が低い大人が多いような気がしますが、それはやはり読書量が足りないからではないでしょうか。娯楽はたくさんありますが、本に代わるものはまだあまりないような気がします。子どものうちから読書をすることを習慣づけるためにも、リビングに本棚を置いて家族で読書を楽しんでみてください。

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